昨日はあひるの学校2025第二弾『オーサワジャパンの料理教室』の日でした。

午前9時講師のリマクッキングスクール椙山さんとオーサワジャパン小西さん、そしてあひるスタッフが国立福祉会館調理室に集合して下準備。
今回の主菜「大豆ミートの生姜焼き」の大豆ミートバラ肉タイプを80℃のお湯で5分戻し、水洗いを2回して大豆の油臭さを抜いておきます。

10時、椙山さん小西さんの挨拶のあと参加者全員が自己紹介して講習スタート。今回はマクロビオティックで推奨されている調理法を基本からみっちり教わります。



まずは玄米をきっちりすり切れで計量してから「籾より」。そしてお米に感謝しながらの「拝み洗い」をすること5回と「振り洗い」をして、糠臭さを洗い流します。炊飯は「喋る炊飯ロボくん」におまかせ~。

付け合わせ・小鉢・味噌汁に使う野菜は切り方から教わります。人参はヘタも使いたいので、その周りのごく一部だけを切り取り千切りにして、1%の塩をして水分を抜きます。「一物全体」の教えです。
玉ねぎとかぶは外側と中心部をバランス良く食べられるように「まわし切り」にして、キャベツは繊維を断つ切り方でふわっとした食感に。丸い野菜(かぶ・玉ねぎ)のまわし切りがなかなか難しそう。かぶは10%の玄米塩こうじに漬けます。

次はお味噌汁作り。少量のごま油で玉ねぎを辛味がなくなるまで炒めたらかぶの根っこと大根を加え、椎茸出汁→昆布出汁の順で入れていきます。

付け合わせの人参は油をひかずに弱火でじっくり10分炒め煮に。こうすることで人参の甘味を引き出します。

戻しておいた大豆ミートは、大豆の油分を抜いているので多めのなたね油で焼いていきます。焼き目を両面にしっかりつけることで香ばしさを出します。

炊飯ロボくんから炊き上がりの声がかかったら、天地返しをして蒸らします。7合の玄米は返しがいがありそう。

「みなさん立ちっぱなしだから一回座りましょう」というから休憩するのかと思ったら、今度が座学です。「陰陽調和」「身土不二」「一物全体」「中庸」など初めて聞く言葉もあったけど、椙山さんの丁寧な説明でウチの長男も「はじめてのマクロビオティック」をなんとなく理解できたみたい。

さあ大詰め。玄米甘酒とブラックココアと玄米塩こうじでデザートつくり。混ぜるだけかんたんは、お腹が空きすぎた参加者の方々にはありがたい~。楽しいランチタイムに向けて急いで、だけど丁寧に盛り付けていきますよ~。

お味噌汁は味噌の風味が命。食べる直前に仕上げていきます。「味噌を擦る」ことでなめらかなお味噌汁に。

完成~からの「いただきます」も大事ですね。玄米を目をつむって「100回噛んで」から、感想や質問などおしゃべりもしながら、みんなで楽しくいただきました。
片付けもみんなでやって「楽しかったです。ありがとうございました」と、みなさん笑顔で帰られていきました。
参加者のみなさん椙山さん小西さんありがとうございました。また来年やりましょうねー。