畑だより -10月になれば畑は……-

まだですけど、ついに畑で野菜が育ちはじめました。
育った野菜をもって10月中~下旬に八王子・キテレツファーム神田君が、11月初旬に神奈川愛川待ち北原君が、あひるの店先でとれたて野菜を販売します。大根・キャベツ・ブロッコリー・かぶ・サツマ芋・里芋・ほうれん草・小松菜・春菊・チンゲン菜……てんこ盛りで持ってきます。
北原君はこれまでも年2~3回店頭直売をやっていたので、「コンニチワ、元気だった?」「夏はどうだった?鶏はどうよ?」と話しがはずむお客さんもいらっしゃると思います。キテレツ神田君は初登場で、直売は初めて。「今からワクワクドキドキしています」と言っておりました。
今回の店頭直売でお客さんとお知り合いになってもらって、「キテレツファームに行こう!」畑イベントにつなげていけたらと思っています。
まもなく畑の正面にそびえたつ富良野岳が初冠雪という北海道富良野麓郷(TVドラマ『北の国から』の舞台になった)の阪井君から、南瓜・じゃが芋・玉ねぎが届きました。昼夜の寒暖の差が大きい地域なので、デンプン質が多くホクホクして甘味の強い野菜に育っています。
阪井君(60才台半ば)とは、40年以上前にあひるの家で半年間リヤカー八百屋をやってからのつき合いになります。百姓がイヤで、田舎がイヤで、3回目の家出をして訪ねてきたのがあひるの家でした。
ボクサー志願者だけあってフットワークが軽快で、野菜の知識もあり、なにより格好良かったのでリヤカー八百屋は大人気でした。
「無農薬って言い方、冷たそうじゃないですか。有機って言い方の方が温ったかそうですよね」「百姓って冷害なんかで野菜がとれなくても“失敗”って思わないんですよね。また春がくると種を播くんですよね」という阪井君の言葉は、ふとした折りに励まされています。
りんごの青森弘前・伊藤さんからは、つがる・ジョナゴールド・旭(オールドクラシック)・千秋・いとう(オリジナル品種)・秋茜・ひろさきふじなど、次々と出荷されてきます。
伊藤さん(50才台半ば)は府中農工大出身で、ライブハウス『リバプール』などよく出入りして、国立の街がとっても懐かしいと年1回の顔見せを楽しみにしています。
冬のNo1人気の瀬戸内海高根島の井場さんのみかんは、まもなくはじまる予定です。
井場さん(50才台半ば)がチビタみかんをジャンパーのポケットに入れてあひるの家を訪ねてきたから7~8年が経ちます。商社マンから転身し、故郷に帰って農薬不使用でみかんを作るという1年目の出会いでした。あまりのおいしさに感動して、「ヨシ!ヤロウ!」というのがはじまりでした。
新旧の百姓たちの野菜・果物を主に、豊富なラインナップをお届けできると思います。

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