神奈川・北原くんの一期一会の野菜2020秋の陣【伝統小松菜ごせき晩成】を食べてみた

一昨日のブログでお知らせした神奈川・北原くんの【伝統小松菜ごせき晩成】が予定通り昨日届いたのですが、やはり現在の小松菜のようにチンゲン菜などと掛け合わせることにより日持ち・収量がよくなるように改良されたものとは違うのか、20束のみの限定販売となりました。
お客さんを差し置いて商品を先取りするのも気が引けますが(?)、「八百屋たるもの、売っている野菜は自分で食べてお客さんに伝える責任がある!」との義務感から(?)、我が家も20束のうち1束をお買い上げしてこそこそ持ち帰りました。
予定していた献立があるそうなので【伝統小松菜ごせき晩成】を使うのは今夜は一品、定番のおひたしもいいけど~と迷った末スタッフりかが作ったのが「伝統小松菜ごせき晩成の胡麻和えwith鶏ハム」でした。

加熱することで淡い緑色が濃くなり、茎の下の方まである大きな葉はやわらかく瑞々しい。茎はさっぱりシャキシャキ、茎の細さに反比例して厚めの葉はザクザクとした食感。甘いのだけど主張せず、とにかくバランスの良い小松菜という印象でした。
普段葉野菜の茎の部分があまり好きではない我が家のだんご3兄弟も、この小松菜は葉よりも茎がおいしい!と、たくさん食べていたそうです。味覚が大人に近づいてきたかな?
本日をもって売り切れとなった【伝統小松菜ごせき晩成】ですが、もし北原くんの畑にあるようならまた送ってもらおうと思います。なにせ「一期一会の野菜」に出会えていないお客さんも多いですからね。
北原くんのおかげで、8代将軍徳川吉宗をうならせたという小松菜の味を食べることができたので、これで八百屋歴18年のわたしにも少しは箔がついたかな。
次回「一期一会の野菜・冬の陣」も楽しみに待ってまーす。

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