秋晴れが続いています。
天候不順があたり前だった9月まで、10月に入ってから台風も来ず晴れの日が続いています。百姓たちも「いやー、雨を心配しないで仕事が進むゼ」とハリキッテいます。
ただし、「そろそろザッと一雨きてくれないと畑の土がカラカラになって、虫たちも元気で葉物類やキャベツ・大根の葉っぱなんかがバリバリ食われてるよ」と、いつものように全てよしという訳にはいかないようです。それでも、あっちこっちで野菜が育ちはじめています。
八王子・キテレツファーム神田君からは、小松菜・大根・ルッコラ・サラダほうれん草・サラダ春菊・カーボロネロ(黒キャベツ)・サラダケール・人参、まだあったらズッキーニ・ミニパプリカと豊富。
神奈川愛川町の北原君からは、大根・小松菜・サツマ芋・赤リアスカラシナ・ルッコラ・小かぶ・人参・里芋・ミニ大根・ラディッシュ・水菜が育っています。
栃木鹿沼・鈴木章さんから「北海道のより甘くてホクホク」と毎年評判の南瓜と、ちょっと茎に夜盗虫がからみついていることもあるブロッコリーがはじまっています。
白菜もキャベツもレタスもサニーもデカクなって食べごたえ十分、ネギもやわらかくなってきました。いよいよ鍋。煮物のシーズンですね。
悩ましいのは、どの百姓も同じ様な野菜(根菜・葉菜類)になるので、誰からどれをとればいいんだろう?ということです。
特に、キテレツ神田君と神奈川・北原君のところはあひるの家が出荷先のメインだったりするので困ってしまうのです。「どっちがビンボーかな?」と、自分のことを棚に上げてチョイスしたりしています。
果物は、りんご・みかん・キウイフルーツ・バナナ・柿・かりんになります。
りんごは青森弘前・伊藤さんから「甘・硬」「甘・酸・硬」の2~3種類をもらうようにしています。柿は奈良西吉野・王隠道さんから、甘くて味の濃い富有柿がでています。本かりんも王隠道さんからで、これは生では食べられません。ざくざく切って同量のハチミツ・砂糖につけてシロップを作ってください。ノド・咳に効果的です。
瀬戸内海高根島・井場さんのみかんは今年も味抜群ですが、栽培面積を縮小したらしく(農薬不使用のみかんって売れないのかなあ?あひるは売れてんだけどなあ?)断続的入荷、早期終了になりそうです。ない時は熊本・肥後あゆみの会の有機みかんなどを販売します。
井場さんも北原君も神田君もとても熱心で良い物を作っているのですが、マンパワーが自分1人+@という状況なので、持続・継続のハードルが常に立ちはだかっています。豊作↔収穫に追われる↔草取り、次の種播きができない↔できないと次の作物に影響する↔収穫減↔収入源など、負の連鎖にはまってしまいます。
じゃあ、人を雇ってと思っても、はらえるお金が払えるまでにはなかなかならない、ウ~ン。
でも若さだね、半年経つのにまだ1ヶも卵も産んでいない鶏50羽を北原君ところは飼っているんだよね。
そうそう、11月29日(日)あひるの家店頭直売!やります。その時、鶏が卵を産んだら持って来てくれるそうです。販売はしません。
まあ、見てもタマゴだかんなあ~と思っているのですが、まあ北原君はみんなに見てもらいたいんでしょう。もし見たら、「ワァ~!」とか言ってやってください。
サテ、寒くなりましたね。体があったまるものを食べましょう。
畑だより ―いよいよはじまった秋冬野菜、煮野菜がウマイ!―
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