特注表と売掛簿

お客さんから「今度の金曜日に【いちご】1パック取っておいてね」とか「お店に並んでいないけど、オーサワのカタログに載っているこの商品取り寄せてもらえる」という注文があった時に即座に控える「特注表」と、お会計時に現金が足りなかったとか、配達時にご不在だったため未収だった時に記録として残しておく「売掛簿」。
この2つはあひるの家オリジナルアイテムで、スタッフも長年使い慣れているので、いったいいつの頃に作ったのかふと思い、あひるの元大番頭スタッフくみさんに聞いたところ、、、
「えーっ、いつだったかな~?ワープロで作ったのは覚えているんだけど」
えっ、ワープロですか?ってことは間違いなく20世紀、おそらく1990年代。
「ちなみにこの2つの原版はパソコンかフロッピー(!)に入ってるの?」
「そんなのないよ。今ある原版も最初に作ったやつのコピーのコピーのコピーのコピーの……、それが最後の1枚ね」

?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

コピーのコピーの……∞?!
どうりで右に傾いたり下にズレていたりするもんな~。
っっって、じゃあこのボロボロの原版なくしちゃったらもう「特注表」と「売掛簿」印刷できないの~?
「そしたら、今4分割して使っているのを4つ貼り合わせて印刷すればいいじゃないの」
20世紀?!もっと前、昭和?!なんならガリ版?!
いかんいかん!今は21世紀令和の時代、この先も末永くお客さんからの注文を取ったり借金を取り立てたり忘れずにお支払いいただくために、「特注表」と「売掛簿」の原版をちゃんと作っておかねば!パソコンで!
ということで、今やIT企業並みにパソコンを使いこなしているあひる2階でサクッと作りましたよ。
ウソです。
ふだんはWordとiPhone中心なのに「表だからExcelでしょ」ってパカッと開いたが最後、今まで使い慣れていた「特注表」と「売掛簿」の体裁に似せるのに、小刻みに作業しながら実質丸1日かかってしまいました。
苦労の末完成した「シン特注表」と「シン売掛簿」、さっそく大量に印刷して(ガリ版じゃないよ)4分割、穴開けパンチして準備OK。
さあみなさん、明日からもどんどん予約注文して、売掛も……はなるべくない方が助かります。

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