あひるスタッフ狩野が関わっている“種まきネット”の『福島で暮らすトークセッション』はのお誘いです(チラシ配布中!)。4月11日(日)旭通りNTTコミュニティスペースでやります。
トークセッションのテーマは「移住」「有機農業」「仲間づくり」「脱原発」ということになりますが、なんといっても今回のメインメニューは福島二本松から来てくれる2人の百姓です。
★関元 弘さん(50才・移住15年目)妻・子供2人・ヤギ
農水省のキャリア官僚として働いた後、同期入社の妻とともに「国を変えることより、先ず自分が変わろう」と退職し、縁があった二本松に移住し百姓をはじめました。
東京育ちの関さんたちにとって全ては初体験。その時受けた村人たちのサポートが、その後の関さんの地域での活動の礎になったようです。
3年間育たずを経てようやくといった矢先、震災・原発事故で全てがパーになったそうです。一体それをどう乗り切っていったのでしょうか?
「激動の15年?ワクワクのこの先10年。語ります、きいてください」
★仲里 忍さん(48才・移住13年目)
沖縄北大東島生まれ石垣島育ち。建築設計を学び上京。ところがなかなか仕事がなく、飲食を主に派遣労働者として各地を転々としていたのだが、ある時「味がない、匂いがしない」体調異常がおこり、医者に行ったがダメ。海や山に行くと治ることがわかり、「そうだ、田舎に行こう!」と二本松東和『ゆうきの里』の研修生に応募。
「“ゆうき”って有機農業のことだって知らなかったな。勇気のことかと思った」という仲里君は、農家民宿『ゆんた』を経営しながら百姓を営んでいます。
ゆったりとした語り口は、沖縄の島々を渡る風を感じます。
そんな2人と話していると、「街にあって田舎にないものはない。街になくて田舎にしかないものはたくさんある」と語った移住者の言葉が思い返されます。
コロナディスタンスから1年余り。ともに生きることの楽しさ、面白さをそろそろ取り戻していきましょう。
参加(リアルor Zoom)申し込みはあひるスタッフまで。