本日は『子ども大学くにたち』ワークショップの一環として、市内の小学生があひるの家に訪ねてきました。
ぐるりと店内を一周した後、手に持ったSDGsロゴを差し出し、「卵パックが紙製なのは14番の海の豊かさを守ろうに当てはまると思います」とか「体に優しい食べ物を売っているから3番のすべての人に健康と福祉をだと思います」とか、午前中から勉強してきたことをもとに、それぞれが考えるSDGsを披露してくれました。
SDGsって言葉は聞いたことあるけど今まで意識していなかった八百屋のおっさんには(何せSDGsって言おうとしたら“えすじぃじぃずゅ”になっちゃう)頭が下がる思いで、「君たちに世界の未来を託そう!」なんて人任せにしちゃいそうになりましたが、子どもたちに触発され、あひるの家のSDGsについてちょっと考えてみました。
「1 貧困を貧困をなくそう」
「10 人や国の不平等をなくそう」
あひるの家は日本国内で生産製造されたものを優先して取り扱っているけど、バナナやコーヒーなど国内で生産されないものは外国産をフェアトレードで扱っている所から仕入れて販売している。
「2 飢餓をゼロに」
持続可能な食料品(農産物・加工食品)を生産している農家や製造者の商品を販売することで、日本国内の自給率が上がり、食の貧富の差がなくなるといいなあ。
「5 ジェンダー平等を実現しよう」
あひるの家は男:女=2:3なので、完全に女性の勝ちです(勝ちって言っちゃだめ?)
「12 つくる責任つかう責任」
レジ袋有料化以前からマイバッグを提唱したり、瓶や冷凍品を包むのには古新聞紙を使用している。
「13 気候変動に具体的な対策を」
「15 陸の豊かさも守ろう」
土壌に負荷をかけず自然な生態系を守る有機農業を応援する。国内産を優先することで、輸送に伴う環境負荷を低減できる。
「14 海の豊かさを守ろう」
子どもたちが見つけたように卵パックが紙製なのは、無駄なプラゴミを出さないため。また、川・海を汚す化学合成洗剤は取り扱いません。
う~ん、突貫で考えたらこんなもんかなあ。
だけど、あらためてあひるの家のSDGsを考えてみると、実践していると思えれば満足感がわくし、1~17を詳しく知ればまだまだ実践できることがあるんじゃないかと気付かされますね。
50に手が届こうかというおじさんにSDGsに興味を持たせてくれた『子ども大学くにたち』の子どもたち~、ありがとうございました!おじさんまだまだがんばるよー。