冬の間中りんご各種を送ってもらっていた青森弘前“りんごの”伊藤さんから、【さくらんぼ・佐藤錦】が届きました。
【佐藤錦】といえばその見た目・味・ジューシーさとすべてにおいて最高峰と言われ、「さくらんぼの王様」と称される高級品種です。
その【佐藤錦】がS790円とM920円！？伊藤さん、本当にこんな安くていいんですか？
「わたしは“りんごの”伊藤です。シーズン中のあひるさんのりんごを一手に担わせてもらうために、りんごの栽培に自信を持って真摯に取り組んでいます。だけど、同じ果物農家として、さくらんぼや他の果物も作ってみたいんですよ。そのお遊びにつき合ってもらっているんだから、りんご以外の果物で儲けようとは思っていません」
いや～、“りんごの”伊藤さんの心意気には頭が下がります。
晩夏の【夏みどり】からはじまり【サンふじ】そして5月の【有袋ふじ】で終わる伊藤さんのりんごと同じように、【さくらんぼ】も農薬・化学肥料の使用を最低限に抑えて栽培したもの。
皮ごと食べる【さくらんぼ】は、慣行栽培のものは水でいくら洗っても薬くささが気になるものですが、伊藤さんの【さくらんぼ】は軽く汚れを洗い流すだけでパクパク食べられます。そして、味もただ甘いだけでなく力強い酸味もあってウマイ！わたしの持論ですが、果物は甘みと酸味のバランスが大事だと思っています。
「遊び心」で作っている果物はどれも収量はそんなに多くないそうですが、このあとも【黄色いさくらんぼ】や【アメリカンチェリー】などが1～2回ずつ、ほかにも【プルーン】や【ブルーベリー】なども送られてきますので、りんごの伊藤さんの「遊び心」をお見逃しなく。