阪井くんからの手紙2023

45年前、あひるの家がまだリヤカー八百屋だったころの仲間で、その後地元富良野に戻り有機農業をはじめた阪井くんから、今年も収穫の秋便り『ももんが便り2023』と、もう一つスタッフ狩野&くみさん宛てのお手紙が届きました。
北海道富良野市にある、『富良野百・我(ももんが)』阪井くんの畑は、美しい山々、木々に囲まれた小盆地に広がります。
冬は雪に覆われる一方、夏の気温は日中30℃以上に上がることもある、季節にメリハリのある恵みの大地。昼夜の寒暖差が激しいからこそ、日中太陽の光を浴びて貯えた栄養を損なうことなく、甘みと旨みたっぷりに育ちます。

妻の故郷の鹿児島より暑い日が続いた北海道。ようやく長い暑い夏も終わり秋風が吹き始めています。
今年の雪溶けは早く、スタートダッシュをきろうと意気込み、芋から植え始めた春!
今年は順調な滑り出しと思っていましたが、思いとは裏腹に雨つづきの春でもありました。
雨の影響で玉葱と麦はスタートが遅れ、その後のタイミングで玉葱は雑草に追われ草取りの毎日でした。
そのおかげで、洗濯機はいつもオニオンスープの香りが…!?
若い百姓は100の力で鍬を振り、老いた百姓は2/3の力で同じ仕事をこなす。若い時の100の力が今につながると、誰かが言っていました。その齢になったはずなのに、ふくらはぎ、腰は、ぷるぷる。まだ悟りは早く、まだまだこれからという事でしょうか?
6月7月は真逆に雨が少なく野菜達は小ぶりですが、この厳しい暑い夏を乗り越えた、たくましさに感謝。元気を蓄えた野菜達、美味しく育ちました!口にされた時、北の秋風と元気を感じていただけたら、私達の明日への鍬を持つ手にも元気がでます。
P.S. 3年目の黒ネコのうみは雨上がりに時々出没する野うさぎのうーさんと窓ごしに見つめ合う時を過ごしています。

45回目収穫の秋
富良野百・我(ももんが) 阪井 永典

あの頃あんなに若くてかっこよかった(元ボクサー)阪井くんも、もう2人の孫のいるおじいちゃん。息子のソウタも主戦力となっているみたいでうれしい限りですね。
阪井くんからは絵本のようにすてきな箱に入った【有機赤玉ねぎ】有機じゃが芋】【有機玉ねぎ】【有機南瓜】などが北の大地のカレー畑から届きます。

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