あひるの店先から

6月14日(金)、福島に行ってきます。
「ふくしま復興かけはしツアー」企画のバスツアーに参加です。
夜7時に東京駅を出て、11時に宿に着いて、翌朝から相馬~南相馬~新地町などの震災・原発事故被害の状況を、現地の水産加工や商店を営む人たちの話しをきいたり交流したり、おいしいものを食べたりしながら、ふくしまのこれからを一緒に考え、夜10時に帰着というツアーです。
このツアーに参加しようと思ったきっかけは、①2月に南相馬の小高商業高校生20名が国立に来て楽しんでくれたので、今度は国立からみんなで福島に行かなきゃいけないね、と話し合っていたこと ②元ポラン広場スタッフの佐藤君から、「地元に帰ってNPO法人ブリッジ・フォー・フクシマのスタッフになってバスツアーを企画してるんです」という連絡があったこと、の2つでした。
「クニタチからフクシマへ」のバスツアーは秋を予定していたのですが、佐藤君からご案内があったことだし、秋のバスツアーの下見もかねて行ってこようと思った訳です。
「福島のことを忘れる」なんてことはないのですが、例えば、あひるの家が扱っている【さゆり米】(福島会津若松熱塩加納町)は、震災前の46%の販売量と激減したままです。
放射能検査は出荷まで4回行い、いづれも検出限界値1ベクレル/kgで[不検出]という結果にもかかわらずです。
「何とかしなけりゃいけない」と思いながら、どうもならない日々。現地に行って、もっとたくさんの話しを聞き、見てこようと思った訳です。
今回のバスツアーの唯一最大の懸案は、「バスにトイレがついていない!」ということです。オシッコの近い者として今から悩ましいばかりです。
まだ参加者募集していますから、一緒に行きませんか?募集案内チラシ店頭にあります。

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