年に1度、この時期にしか食べられない山菜類が、今シーズン入荷がありません。
山形「森の家」さんにお願いしていたのですが、「山に入る人手がない」ことと「体験農園として消費者に開放したい」ということで、取り扱うことができなくなってしまいました。
タラの芽・こごみ・コシアブラ・ヤマウルイ…等々、苦かったりヌメっていたり、「これなんだ!」と天ぷらや和え物で食べるのを楽しみにしていたのですが、残念!とっても!
気をとりなおして、まず梅雨入りした沖縄をはじめとした南の島々、九州から【トマト】【ミニトマト】【ピーマン】【セロリ】【アスパラ】【そら豆】】【ニガウリ】【ズッキーニ】【パプリカ】など、初夏~夏野菜が入荷しています。
ここ関東の千葉・茨城・栃木・山梨からは、初夏野菜の【春大根】【春キャベツ】【レタス】【ブロッコリー】【カリフラワー】【白菜】【わさび菜】【絹さや】【ほうれん草】【小松菜】【ふき】などが、順に入荷中です。
果物は【イチゴ】【りんご】がついにオシマイになって少し淋しいですが、新しく【メロン】(熊本)【びわ】(和歌山)【パイナップル】(沖縄)が始まりました。
好評【グレープフルーツ】【甘夏】(熊本)【キウイフルーツ】(群馬)など、引き続き入荷しています。
あひる自慢の直送野菜は、栃木鹿沼の鈴木章さん、田島君とも麦刈り、田植えの真っ最中で、入荷少な目です。
サテ、ヘトヘトに困り切っているのが、けのひ農場の北原君。神奈川愛甲郡愛川(自宅・畑開墾中)、八王子(3年目の畑)の2カ所で頑張っているのだけど、まず草地開墾中の畑、トマト・キュウリ・ナス・トウモロコシなど、植え付けたものが4日後に枯れてしまった。
いろいろきいてみたところ、土の保肥力・保水力が低く、土の成分にアルカリ性が強く、今のままでは作物はまともに育たないだろうということがわかったそうです。
「土そのものが枯れている」という実感をもったということで、土作りを始めているとのこと。
八王子の畑は3年経って、土がイキイキしているのがわかり、じゃが芋・ニンニク・大根は順調に育っているのだけど、週2回しか行けないので葉物類がアブラムシで全滅したそうです。
「百姓が作るのは野菜じゃなくて土、つくづくそう思います」の北原君です。ガンバレ!北原!
畑だより ―山菜がないなんて、ゴメン―
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