あひるの店先から

夏の休みは遊べるからいいですね。
「伊豆下田に集結せよ!」ということで、814日~16日、4家族(大人8人子供5人)が下田に集まりました。
新宿発踊り子号組と、長野松本から6時間かけて車を走らせてきた組とが、二泊三日の時を共に過ごしました。
宿は下田湾の岬の突端に建てられた白いペンションで、私の40年来の最も親しい友人が営んでいる『呑美里(のんびり)』です。
TVのロケで使われたことがある呑美里は、光と風を十分にとりいれた快適な構造で、さえぎるもののない眺望は「!」で、感動と感嘆です。
宿に着いた子供たちは、さっそく露天風呂にザブーンとおおはしゃぎ。貸し切りなので、あっちの部屋こっちの部屋と行き来しベッドでジャンプ。夜は屋上テラスで打ち上げ花火と星空と吹く風とビールで大人は堪能している間、子供たちは何回目かの風呂でおおあばれ。
夜が更けても子供たちは寝る気配ナシ。大人たちも庭に出て、ハンモックにゆられながらビール。
2日目、子供たち4時半に起床(2時半に起きたのはしかられた)。またも風呂に入り、用意してあるヤクルトをグビグビ飲みながら満喫。
そして海、そして夜バーベキュー(店で残っていた食材も送っていたので盛りだくさん)、花火、そしてまたビール。
最終日、下田湾めぐりのペルー船に乗って上方を見ると、呑美里のテラスから2枚のシーツがふられている。こちらもなるべくカラフルなタオル、上着を勢いよくふる。子供たちもエンジン音で聞こえるはずもないのに、「ナカイサ~ン」と手をふる。
ロープウェイに乗って望遠鏡で呑美里を見つけ、「あった!あった!」と報告。
下山して松本組と別れ、帰りの踊り子号へ。
たまには、ときどき、心に刻まれるよう時を刻むのはいいもんだなあと、つくづく思った夏の休みでした。 

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