青森・新農研・米部会の奈良岡青年から、今年収穫した【めごっこ米】新米が届きました。
若くして農業の道を志した奈良岡青年との出会いは、「ポランオーガニックショー2007」の会場でした。
新農研に就農したばかりの奈良岡青年に、トークステージを終えたばかりで興奮冷めやらぬ狩野が話しかけ、有機農業について熱く語り、最後に「しんどくても続けることが大事だぞ。がんばれ!」と肩を叩いたのでした。
その話しの何がよかったのかさっぱり分かりませんが、その年の12月、【めごっこ米】の新米があひる届き、「ありがとうございました。有機農業で食べていく決心がつきました」との手紙が添えられていました。
それからというもの、毎年12月になると送られてくる、奈良岡青年の【めごっこ米】。
7年の月日が経ち、奈良岡青年は結婚し、今年は3人目の子供が産まれたといううれしい報告もありました。
「青森では、まだ12月だというのに、信じられないくらいの雪が降り続いている毎日です」
「私事ですが、3人目の子供も授かりまして、とてもとても賑やかな日々を送っております」
「また、お会いできることを楽しみにしています」
そして、奈良岡青年、このブログも見てくれているとのこと。
「忙しそうだなぁと思うところもありますが、それ以上に楽しさが伝わってきて、自分も元気を頂いております」
だって。
確かに毎日ストレスなく、楽しくやってますが、遠い青森の地で奈良岡青年がそんな風に思っているとは知らなかった。
奈良岡くん、今日も見てくれてますか。
毎年毎年お米ありがとうございます。とってもおいしいお米です。みんなでおいしくいただきます。
また東京に来たときには、あひるに寄ってくださいね。
おしまい
じゃなかった。【めごっこ米】の紹介。
現在あひるではスペースの関係で【めごっこ米】は店頭に並んでいませんが(去年までは並べていたのですが… 奈良岡くんスマン…)、ご注文いただければ1週間以内に取り寄せ可能です。
さっきも書きましたが、おいしいお米です。
【めごっこ米・白米】 5kg 3,900円
【めごっこ米・七分搗米】 5kg 3,800円
【めごっこ米・玄米】 5kg 3,600円
青森・平川市/新農業研究会・米部会
農薬化学肥料1回使用 放射性物質[不検出]検出限界値1ベクレル/kg
青森新農業研究会が、農薬、化肥不使用で栽培。「あきたこまち」と言うネーミングから秋田生まれのお米を連想しますが、実は青森県生まれ。そのため、津軽の気候や土壌に適し、甘さ、香り、粘り、歯ざわりの調和のとれたおいしいお米に育ちます。もちもちしているのでお弁当にもおすすめです。
稲の育成から収穫後の米の乾燥、脱穀、選別、精米、包装までを一貫して新農研で行い、安定した出荷と品質の向上に力をいれています。籾をつけたまま乾燥と貯蔵をし、出荷ごとに籾すり・精米。ライン状で数回選別機にかけ、虫に食われた米や残った籾を取り除き、品質のよい米を届けられるよう努力をしています。一般的に熱での乾燥が多い中、風力で米の乾燥を行い、昔ながらのはざがけで乾燥させた米と近い味わいに仕上げています。