あひるの店先から

5月下旬の「国立から福島へ」ツアーの準備のため、福島に行って来ます。早朝530に国立駅に集合し、東京駅700発いわき行きのバスに乗り1000着という、なかなか寒いスタートになります。
「バスにトイレある?」というのが最大の関心事で、「ある」というのでひと安心。
いわきに着いたら調達した車で海岸線を北上し、第一原発の近くまで行きます。現地では「立入禁止区域」が解除され「厳戒区域」になったところにも行くので、それなりの防護が必要なようです。
海岸線は全くの手入らずで、惨状がそのままだそうです。
夜にはいわき市の山間部にある三和町上三坂に行って、昨年10月に国立に来てくれた『ぷろばんす亭』のおばちゃんたちや村長さん、村の若者たちと飲み食いしながら交流します。
翌日は市が催している被災地ツアーに参加し、現地をみたり、漁師や百姓の話しをきいて帰路につく予定です。
今回のツアーのポイントは、「活を入れなおし、弾力のあるバネを作る」「コードとコードを結んで、人の流れを作る」の2つになります。
ここ12年、福島に関するいろいろな催しをやってきたのですが、どうも自分自身「拡がり」と「つながり」を実感できず、同時に、リアルな体感が希薄になりつつあるのを感じます。
刑事ドラマじゃないですが、「現場に戻る」ことを通じ、震災の語り部やそこに暮らす人達と「つながる」「拡がる」方途を考えたいと思っています。

話しかわって、4月から新スタッフが加わります。円(まどか)ちゃんです。
家事・育児があるので朝~夕方、ウィークデイと限定的なので、顔を合せることがないお客さんもいると思いますが、出会った時はよろしくお願いします。
これであひるの家も30才代が主になり、世代交代が進みます。
春になったら「畑にでかけよう!」イベントなど企画していきたいと思います。 

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