久し振りの畑だよりです。冬の間作物が変わらず、新しく育つ野菜もないため、お便りするものがなかったためお休みしていました。
そして、ついに…ようやく…桜も咲いて散って、新しい春の野菜が育ってきました。
お百姓の直送野菜からです。
栃木鹿沼・田島さんからは、なんといっても竹の子です。4月の下旬~連休明けまで、新鮮で価格も安くおいしさ抜群です。放射能検査を済ませてから入荷です。それまでは奈良西吉野・王隠堂さん(標高300m)からの入荷です。
その他、田島さんイチオシの味美菜(チンゲン菜と小松菜のかけ合わせ)・かぶ・大根と入荷中です。
栃木鹿沼・鈴木章さんからは、レタス・かぶ・春白菜・スナップエンドウ・絹さや・ブロッコリー・カリフラワーが下旬から始まります。
神奈川愛川の北原くんからは今、人参・のらぼう・白菜の菜花、これからは小松菜・かぶ・水菜・リーフレタス・ルッコラ・スナップエンドウとつづきます。
いずれのお百姓も、今は種まき~苗づくり~定植と大忙しで、ここ10日間程の低温大雨で大幅に農作業が遅れ、焦り気味です。
茨城かすみがうらの竹村さんのいちごはあと1ヶ月、5月22日(金)でオワリ!にしたいとの希望ですが、サテこれからの気温の上昇次第で、早くオシマイ!の可能性もあります。
竹村さんのところでは、毎年最後は近所の老人ホームや障害者施設のみんなの来ていただいて、もちをついたり赤飯炊いたり、最後のいちごを食べつくすイベント(無料)をやっているとのこと。近かったらいくんだけどなあ。
青森弘前・伊藤さんのりんごは有袋ふじだけになりました。無袋ふじ(サンふじ)の最後の方は、芯のまわりが茶色のがあったりしてご迷惑をおかけしました。有袋(袋かけ)ふじはそのようなことはありません(たぶん)。
例年の3倍(2.5m)の雪が降り、りんご畑の手入れが全く出来なかったりんごの樹の補修に大あわての毎日です。
「芯腐れ、申し訳ありませんでした。どうしてかわかりません。スミマセンでした」と伊藤さんは申しておりました。
サテサテ、海開きも終わって初夏に突入した沖縄から、甘くて酸っぱくて味の濃いパイナップル(ボゴール種・ピーチ種)が、石垣島・西表島から出ます。石垣島の平安名さんは「石垣のパインは沖縄の中でも1番だよ。ハワイからの風が石垣だけに吹いてくるんだよ」と、胸まである厚いゴムガッパ(ハブ対策)を着て自慢気でした。
他には、甘さの濃いミニトマト・トマト・肉厚のピーマン・パプリカ・ゴーヤー・島オクラ・いんげんが、本島・宮古島・石垣島から出荷されています。
やっぱり南の鹿児島・徳之島から、新玉ねぎ・新じゃがいも・新人参・スナップエンドウ・セロリ・オカヒジキ・ズッキーニ・空豆・にんにくの芽・パセリなどが始まっています。
果物は、この時期甘味も酸味も濃いグレープフルーツ(熊本・肥後)・夏みかん(静岡)・甘夏(熊本)・いちご・バナナ・キウイフルーツ・りんごふじと少し淋しいです。
あと、野菜・ハーブの苗(青じそ・ミニトマト・パセリ・バジル…)が始まりました。店頭にリストがあります、ご注文ください。
残念なのが、タラの芽など山菜の手立てができませんでした。あっちこっち尋いてみたのですが、今のところ見通しナシです。
ということで、バリバリモリモリ食べて、サテ春を満喫しましょう!