沖縄からはじまり、茨城~群馬~栃木~青森と北上していったトマトの産地が、ついに北海道まで上りきりました。
岸本農園のある北海道・東神楽町は、大雪山連峰が南北に連なっており、その大自然に囲まれた上川盆地には肥沃な土があり、大雪山からの伏流水は清らかでミネラルも豊富で、盆地ならではの長い日照量と、昼夜の寒暖差もある清浄な空気があり、美味しい農産物が育つ条件が全て整った環境に恵まれています。
そんな恵まれた環境の中、動物由来の堆肥や遺伝子組み換え植物由来の肥料は使用せずに栽培し、秋の収穫が終ると、地元北海道産の米ぬか、土壌を活性化させる微生物、その他の微量成分をたっぷりと畑に補充して、さらにミネラル補給に役立つ岐阜産の麦飯石を投入した上でしっかりと土を休ませます。そして冬の間に雪のふとんでじっくり熟成された土で、次の春にはまたトマトが元気に育つようになります。
こうした生きた土で育ったトマトは、濃厚な甘味、しっかりとした酸味、芳醇な香り、深いコクがある、とてもバランスのとれた上品な味のトマトです。
トマトの品種は一般的な「桃太郎」ですが、岸本農園ではこの太陽を沢山浴びて美味しく育ったトマトに「陽姫」と名付け出荷しています。普通の桃太郎に比べると、陽姫の糖度は1.5~2倍近くあるそうです。
現在あひるの店頭には、北海道・岸本農園と青森・新農研のトマトが日替わりで入荷しています。今回紹介した岸本農園のトマトがない時もありますが、新農研のトマトもおいしいのでどちらもお楽しみください。
北海道・岸本農園の有機トマト
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