<果物> 暑さで疲れた体に力をくれます
季節の移ろいを感じさせるのが、色とりどりの果物です。「高温少雨」のこの夏、果物は小粒ですが甘味が強いです。
―りんご―
年間50種類のりんごを作っている、青森弘前の伊藤さんから、【つがる】【シナノレッド】【さんさ】【未希ライフ】とつづけて入荷します。いずれもシャキッとして甘酸っぱいりんごです。樹がひとつの品種で1~2本ということもあり、入荷が1回だけということもあるので、「いろんなりんごを食べてみたい!」という人、食べ逃しご注意です。
―梨―
甘くて硬めの【幸水】につづいて、甘くて水気が多くて少しやわらかめの【豊水】が茨城・要ファームから、甘酸っぱくてシャリシャリしている【二十世紀梨】は奈良の王隠堂さんから、香り高くツルッとした上品な食感の【洋梨】は山形高畠の猪野さんから出荷されます。梨のみずみずしい甘さは、朝の体にしみわたります。
―ぶどう―
山梨甲府の勝沼平有機組合から、甘味の強い【巨峰】、甘味と酸味のバランスが良い【ベリーA】、香り高い【ネオマスカット】、色鮮やかな【甲斐路】、2~3種類のぶどうをパックした【旬のぶどうセット】がはじまっています。
フェアトレードの【バナナ】【アボカド】は続いていますが、【西瓜】【桃】はおしまいに向かっています。
<野菜> 力をくれる野菜を食べる
―北海道から―
ホッカイドウも暑かった!でも、夜温は低く、昼と夜の気温差がうまい野菜を育てました。
まずは、カレーライス畑といわれている【じゃが芋】【玉ネギ】【人参】、そして甘くホックリして実のつまった【南瓜】【坊ちゃん南瓜】が、畑での風乾(ふうかん)がすみ次第順次出荷されてきます。
―青森・長野・山梨の高原地域から―
青森から【新長芋】【トマト】【玉ネギ】【じゃが芋】、長野・山梨の高原地域から【キュウリ】【ナス】【キャベツ】【レタス】【大根】【ズッキーニ】【長ネギ】など、ほとんどの野菜が出荷されています。
―茨城・千葉などの平野地域から―
【なす】【ピーマン】【ツルムラサキ】【モロヘイヤ】【ニガウリ】【新さつま芋】【新里芋】など、暑さに強い野菜がでています。
―九州・四国の西日本地域から―
かごしま有機から【ニラ】【新ごぼう】【新さつま芋】、広島高根島のみかんの井場さんから【スダチ】、長崎から【新蓮根】はじまりました。
<新米>
栃木鹿沼の鈴木章さん(コシヒカリ)、田島穣さん(ヒトメボレ)から9月下旬に入荷予定です。10月には章さん、田島君に来てもらって、新米セールをやる予定です。
9月中旬~10月いっぱい、夏野菜が終って冬野菜が出揃わない移行期=端境期(はざかいき)になります。
お客さんからは「あれもない」「これもない」と言われることも多くなり、旬の八百屋の宿命(!)なので「ゴメンネ」と言って聞き流していますが、ボディブロウのように気力を削いでいきます。
「あるものでカンベンしてください」の端境期スタートです。