「田舎時間をのんびりとPART2」北原ファミリーはどう過ごしていたのでしょうか?
年が明けて2ヶ月余り、人参とさつま芋しか出荷野菜がないので、堆肥づくりや畑の土を掘り起こして空気を入れたり、農機具を磨いたり、使わなくなった納屋の解体したり、なかなか出来なかったパンを焼いたり、畑におむすびをもって子供たちと“畑めぐりツアー!北原クンちの畑はどれでしょう?あたるとプレゼントがもらえます!”で盛りあがったり……。
あと半月もすれば、田舎時間から街時間にスイッチが切り替わり、時間とのせめぎ合いがはじまります。7年目の春です。
3月の中旬から、かぶ・ほうれん草・小松菜・菜花・のらぼう菜・キャベツ・大根……がイッキにきそうです。
「借りている畑が大小14箇所もあって、どこに何を播いたかも忘れる程だし、陽当り・水はけ・風の通りも違うので生育がまちまちだし……」「あったかくならないと育たないし、あったか過ぎると育ちすぎるし、ひとつひとつ穫るタイミングもちがうし、あ~あ、いよいよはじまるのかよって気分ですね。あひるさんにドンドン送るので、たくさん買ってたくさん食べてください。今年もよろしく」と、北原瞬君・祥ちゃんからのメッセージです。
沖縄では春夏シフトの野菜が本格的にはじまっています。きゅうり・トマト・ミニトマト・いんげん・プチ空豆(トーマーミー)・ピーマン・パプリカ・にがうり・島らっきょう・セロリ・新じゃが芋・新玉ねぎ・南瓜……もう夏ですね。カラフルな色合いの野菜が、店内を華やかにしてくれます。
先日の県民投票の報道を見ていて、「殺し合う軍事基地の拡張じゃなくて、生かし合う畑を広げろ!沖縄のことなんだから沖縄の人が決めるのが当たり前だろ。ニッポンやめちゃえ」と思ったものでした。
今年は暖かったせいで春野菜の生育が早く前倒しででてきそうなので、「端境期」をほとんど感じずつながったようです。
果物は柑橘類が豊富です。甘夏・デコポン・河内晩柑・タンカン・黄金柑(まだだけど)とビタミンCたっぷりで、寒さで疲れた体を回復してくれます。
花粉症の人にはとっても申し訳ないのですが、気持ちも体もウキウキする春です。
畑だより ―気分はもう春です!―
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