「経木(きょうぎ)」は、永く日本人に愛されてきた、天然木を薄くスライスした食品を包むための生活用品です。抗菌や吸湿など自然木のもつ効果が、食品の鮮度と風味を維持してくれます。
昔はお肉屋さんでお肉を計り売りで買うと、経木に包んで渡してくれました。今ではプラトレーやビニール袋が主流になってしまって、プラゴミが増える一方となってしまいました。
ホイルやラップにはない自然木ゆえの機能性、ぜひお試しください。
◆機能性
原料であるアカマツを薄く加工することにより天然の抗菌性と通気性、吸水性、保湿性などに優れた機能性抜群の経木が出来上がります。
◆利便性
ハサミで好きな大きさや形に自由にカット出来とても便利。使用後は燃えるゴミとして処理でき、コンポストにも入れられるエコ素材。
◆色々使えてオシャレ
お弁当の仕切りや上にかぶせて。揚げ物の余分な油を吸わせたり、肉や魚の解凍時のドリップを吸わせたり。刺身を冷蔵保存したり食卓に出すときにも。おにぎりを包めば余分な水分を吸いとてもおいしく。ハサミで簡単に切れるからちょっとした手作りのお菓子の包装に使ってもとってもオシャレ。
◆【長型】は色々使える大き目サイズ
おにぎりを包んだり、お弁当用にカットしたり、色々使える長型です。
◆【短型】は小ぶりサイズが便利
鍋やお皿に丁度良い短型。
◆長野県産アカマツ使用
長野県上田市近郊のアカマツのみを使用。計画伐採されたアカマツを余すところなく使い切ります。
◆無薬剤
伐採後すぐに職人のところに運ばれ、加工途中に一切の薬剤を使用しません。無垢のアカマツを独自の機械で薄く削り出しただけの無添加製法です。
◆経木は日本独自の技術
木を薄く削り出す日本独自の技術により作り出される経木。群馬県は「上州のからっ風」という乾いた気候が経木の生産に適しており、かつては日本一の経木の生産地でした。丸太の状態から節を避けて木取りし、角材にしたら鰹節削り機のような機械を用いて昔ながらの製法で薄さ0.16~0.18mmに1枚1枚削っていきます。削った後は数日間自然乾燥させ、重しを置いてまっすぐにしてカットしてようやく出来上がります。
<使用方法>
・ハサミでカットして 普段お使いのお弁当サイズにしてください。
・お弁当の仕切りや底に敷けば余分な油や水分を吸収し、おいしさを維持してくれます。
・おむすびを包めば調湿作用で、おひつに入れたごはんのようにおいしくなり、海苔が手につきにくくなります。
・落し蓋の代わりに。
・肉や魚の切り身を挟んで保存すると、天然抗菌成分によって鮮度を保ち、臭みが消えやすくなります。
・松の木の殺菌成分によって鮮度を保ち 臭みが消えやすくなります。
・天然木の持つ雰囲気を活かし、お皿としてご使用いただくのもおすすめです。
【経木らっぷ(短型)】150×170mm 20枚入り 600円
【経木らっぷ(長型)】120×430mm 20枚入り 650円