花を求めて日本縦断2800km、転地養蜂家斉藤さんの純粋国産はちみつ残りわずか

花の開花にあわせて4月九州霧島で【れんげ】の採蜜にはじまり、5月いきなり北上して青森で【りんご】【まろにえ】、7月に入ると北海道空知で【あかしあ】釧路で【百花】芦別で【菩提樹】と、大型トラックでミツバチとともに日本を縦断する転地養蜂家斉藤年正さんの採蜜の旅。
その年その土地で採れるはちみつの味・量も違うので、通年流通するのは難しく、今年も在庫が残りわずかとなりました。500gの大瓶はすでに完売、170gの小瓶も店頭にあるだけとなります。
次回2021年度産「新蜜」の出荷が始まるのは【れんげ】が5月からとなります。澄んだ色合いで、何度でも食したくなるような飽きのこない味わいの斉藤さんの貴重な2020年産国産純粋はちみつをお買い忘れなく。

【れんげ】
今や希少となった国内産れんげ蜂蜜です。はちみつの中でいちばん親しまれてきた味ですが、田園の減少と外来の虫の影響で採れる量が年々少なくなっています。

【あかしや】
クセの無いさっぱりとした甘さ。さらりとして使いやすい蜂蜜です。

【りんご】
洗練された甘味と、やや酸味のある味が特徴。りんごの花の開花期間が十日程と短く、貴重な蜜となっています。その鮮烈なる味わいが人気の蜂蜜です。

【百花】
百花蜜とは、数種類の花の蜜をミツバチたちが集めたものです。その味わいは土地によって変わります。今年、斉藤さんは、採蜜地を釧路湿原に近い場所に変更しました。
今までの斉藤さんの百花蜜はそばが主体でしたが、今期のはその割合が減り、せりとクローバーの花の蜜が多くなり、大変食べやすく奥深い味になりました。

【菩提樹】
さわやかな花の香りがよく残っている、味わい豊かな蜂蜜です。あまり市販されていない、希少なハチミツです。

【まろにえ】
コクと甘味があり、全体的に力強い味の蜜です。くせもないので砂糖の変わりに料理などに最適です。根強い人気があり、飽きのこない味です。

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