南瓜も元気です!

一昨日『元気です!柑橘さん』をあげたばかりですが、「オレたちもまだまだ元気だぞ!」と南瓜たちからクレームが入ったので、本日は南瓜ネタです。
例年この時季に南瓜があひるの店頭に並んでいることはまずないので、今年はやはり暖冬だったということですね。
冬至に南瓜を食べるなど南瓜=冬というイメージですが、南瓜は本来夏野菜で、じつはズッキーニの仲間です
カロテン、ビタミンが豊富で夏バテ予防にはピッタリなのですが、昔の日本では冬に採れる野菜が少なかったので、その栄養豊富な南瓜を農家の人が上手に貯蔵して「無病息災の祈願、厄除け」の意味をこめて冬至に食べたそうです。
前置きはここまでとして、上手に貯蔵された南瓜も年が明けるころには寒さで傷みがではじめ、もっとも寒さの厳しい大寒ごろには店頭から消えていきます。
それ以降、初夏に南国沖縄や鹿児島から初物南瓜が出るまでは、あひるの家には南瓜は並びませんので、初物が出たときの喜びはひとしおです。
ちなみにこの時期にスーパーなどに並んでいる南瓜は輸入物となります。
だ・か・ら・ですよ、今あひるの店頭に南瓜があるのは、スタッフにとっては奇跡のようなものなのです。
今ある南瓜は2種類。
長野佐久・石田さんの【有機南瓜「ほっこり133」】はその名のとおりほっこり系。肉質は緻密で栗のようにほくほくしており、特に甘みが強くておいしい品種です。
ラグビーボールのような形が特徴の【万次郎南瓜】は神奈川愛川・北原くんから直送で届きます。肉質は粘質で、加熱調理してもホクホクせず、ねっとりと柔らかいタイプなので、ポタージュや蒸したものを裏ごししてパンプキンパイやムース、プリンなどお菓子の素材としてもおすすめです。
【有機南瓜】の方はいつ終了になるかギリギリのところですが、北原くんの【万次郎】は貯蔵性が高いのと収穫が遅めだったので、もうしばらくは続きそうです。
柑橘さんと仲よく「オレンジ組」として店先に並んでいるので、南瓜好きの人は今のうちに食べておきましょう。
以上、南瓜はほとんど食べないスタッフあかしの南瓜ブログでした。

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