日時:7月8日(土) 1回目:15:15~16:35 2回目:17:00~18:20 懇親会:18:45~
参加費:映画1,000円 懇親会2,000円(6/28〆切)
会場:木乃久兵衛(キノキュッヘ)国立市西2-11-32(富士見通り国立音高向かいのビルB1)042-577-5971
お申込み・お問い合せ:メール tanemakinet@gmail.com 電話 080-4351-1353(狩野)
主催:福島とつながる種まきネットワークプロジェクト
なんとも、火曜サスペンス劇場のようなオドロオドロしいタイトルですが、実はとても真面目なドキュメンタリー映画なのです。2006年秋、福島県知事佐藤栄佐久さんが辞任に追いこまれていった経緯を追ったものです。
中央集権的な国の政策に異議を唱えつづけ、国の原子力行政のズサンさに抗いつづけ、福島県民の圧倒的支持を受けていた知事でした。贈収賄事件を仕込まれて、辞職せざるを得なくなったのです。
政界では「国に逆らうと佐藤のようになるゾ」とささやかれ、以降原発政策への疑義を訴える自治体が減少していきました。
福島の県民からは「佐藤さんが知事をやっていれば、3.11の原発事故は防げたかもしれない」という声が今もあります。
一体何がおこったのでしょうか?一体何が本当のことだったのでしょうか?
この事件を映像化したのは我孫子亘さんで、これまで15本位のドキュメンタリー映画を制作してきた方です。
『春よこい 熊と蜜蜂とアキオさん』『奇跡の小学校の物語』『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』など、自然の生き物や地域に生きる人々に密着した映像を撮りつづけています。
そんな我孫子さんが何をフォーカスしたかったのかが伝わってくる映画です。
原発再稼働促進、稼働期間の大幅延長、汚染水の海洋放出、避難者への支援の打ち切り……。加速度的に進む原発推進政策に抗う手立てはないのでしょうか?
6月20日、種まきネットの4名が福島富岡町の有志の方にまぜてもらって、第一原発の敷地内視察に行ってきます。その報告は懇親会の中で行いたいと思います。参加していただけたらと思います。これからのことを共に語り合えたらと思います。 (狩野)