高校3年生の長男の進学先が決まりました。
「えーーー!?塾にも夏季講習にも行ってないし、必勝ハチマキ巻いて徹夜で勉強している姿も見てないし、こっちも受験生の親として年明けから胃がいたくなるつもりでいたのに……オマエいつがんばってたの?」とびっくりしてきいたところ、いく分食い気味に「1年から(憮然)」と言われまたまたびっくり。
我が家の3兄弟が「だんご3兄弟」なんて呼ばれていたのはいつの頃までだったっけ。保育園~小学生の頃は2才違いの友だちが家にいるようなもので、それこそだんごのようにくっついて騒がしく遊んでいましたが、長男が中学に上がりスマホデビューし、2年後には漫画大好き次男が部活に明け暮れるようになり、三男が追いかけるように中学に上がった時には長男はすでに高校2年生。
川の字で寝ていた3人も2度の引っ越しを経て今やりっぱな一人部屋の主。3つのドアが並ぶ2階の踊り場で3人が踊るなんてことはもうなく、そういえば家の中で3人で話しをしている姿も今の家に引っ越してきてからは見てないような。
部屋の中で何をしているのか、家の外ではどんな顔をしているのか、明日は何時に帰ってくるのか、今日の晩飯はうまかったのか。昔は聞かずともわかっていたことが、最近は聞いても教えてくれないし。
食い気味に答えた長男の一言に、この3年間親には見せなかった(少なくとも父親には)息子の成長を垣間見、そのあとに続く次男三男もオレに一言も相談せずに成長していくんだろうなぁと、嬉しさと寂しさの入り交じった2023年の年の瀬でした。
長男くん、年が明けたらきみも成人、ウマイ蕎麦屋も中華屋もオヤジは知っているから、2人で一杯やろうか。えっ、18才は成人だけどオサケはハタチからなの!?先に言ってよ~!
あかし