隔週日曜日にパンを届けてもらっていた、茨城つくば『ポランの森パン工房』が、6月16日(日)の入荷をもって閉店することになりました。
『ポランの森パン工房』はポラン広場グループ唯一のパン屋さんでした。素材はポラン広場で扱っている食品だけで作られ、更に地域(茨城)の有機農業を応援していきたいと、「ユメアサヒ」という小麦を作ってもらったり、卵は地元の養鶏家小野さんからわけてもらったり、野菜果物をミックスしたパンを考案し、地元野菜果物を使ったりと、本当に真面目に愚直に「有機農業を応援するパン屋」としてやってきたのがポランの森でした。
8年前の6月、「うまいパンが焼けるようになったから、あひるさん扱ってよ」と、当時の代表松岡さんから打診があり、「じゃあ週末だけね」と、毎週土曜日のみ取り扱いが始まりました。
当時あひるの家では、地元国立の『コステロ・トーン』の天然酵母パンが大人気で、土曜日もコステロのパンの横に少しだけ並べていたのですが、「あら、今日はポランの森のパンはないの?」「このパンおいしいわねえ。天然酵母のパンでこんなに食べやすいパンは今までなかったわ」「コステロ・トーンや他のパン屋さんは独特の酸味が気になるけど、ポランの森は酸味がなく甘くておいしい」「ウチの子どもは、食パンでサンドイッチを作るとよく食べるのよ」等々…、瞬く間にポランの森ファンが急増していったのでした。
翌年には松岡さんに来てもらって販売イベントをやってもらったり、新商品をどんどん出したりと、意欲的な製造販売を行っていたのですが、数年前代表松岡さんが転職してから、少しずつパワーが落ちていくような感じがしていました。土曜日入荷がなくなり日曜日になり、毎週から隔週の取り扱いとなり、人気商品がラインナップからなくなったり。
それでも、ポランの森パン工房ファンはたくさんいて、「明日はパン入る日よね。食パン3斤とっておいて」と楽しみにしてくれていました。
開店10年、あひるの家取り扱い丸8年、幕を下ろすにはちょっと早かったかなと感じますが、希望をもってやってきたポランの森スタッフが、次の希望へつなげるステップとしての節目になることを願います。
8年間お世話になりました。ありがとうございました。
8年間のご愛顧ありがとうございました 『ポランの森パン工房』閉店のお知らせ
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