畑だより ―11月になると畑は…―

連続した台風でビニールハウスが飛ばされたり、降り続く雨で畑がドロンコ状態で入れなかったりとなかなか順調とはいきませんが、それでもついに11月になると次々と新しい野菜が入荷する見通しです。
なにせこの9月10月はもともと端境期で野菜がないのに、更に入荷した物も量が少なく、おまけに高いという状態が続き、「少な目なので半分にして」とか「高いからよく値段を見てから買った方がいいよ」とか、辛いものがありました。
11月になれば量も種類も多くなり値段も下がり、「買って!買って!」と言えるようになりそうなので心待ちにしています。

百姓たち(八王子・北原さん、栃木鹿沼・鈴木さん田島さん)からの直送野菜は、白菜・大根・ブロッコリー・カリフラワー・小松菜・かぶ・チンゲン菜・春菊・味美菜・山東菜・さつま芋・里芋・長ネギ…と続々出てきます。
いずれも新鮮!おいしい!安い!と三拍子揃っています。
寒くなって霜にあたって、筋っぽさや固さがとれ、甘くおいしくなっていきます。

完全に消えていくのが、夏野菜の名残だったナス・トマト・ミニトマト・きゅうり・ピーマンなどです。

果物は既に秋冬シフトに切り換わり、大好きな富有柿、りんごのふじ・紅玉・ジョナゴールド・清明・秋映・スターキングなどなど、甘かったり酸っぱかったり、硬かったり軟らかかったり、赤かったり黄色だったり…を楽しめます。

みかんは瀬戸内海の小島高根島の井場さんから極早生・早生種がはじまりました。四方八方海に囲まれ、空からの太陽と海に反射した太陽の陽射し(2つの太陽)をたっぷり浴びた井場さんのみかんは、「ウ~ン、ウマイ!」とうなってしまう程美味です。季節が進むと一段とコクがでてきます。

お米も栃木の鈴木さん、長野の伊藤さん(おむすび米)、新潟の有機コシヒカリが新米になりました。青森のめごっこ米、福島のさゆり米も間もなく新米になります。

温ったかい食い物がおいしい季節になりました。たくさん食べよう、秋の実り。

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