こんなおせちをお届けします 第2弾
今回はみんなのおせちメインキャスト、13品目を作る出張料理人『きまぐれや』の吉田友則さんです。
今年のみんなのおせちのテーマ「東北復興」を最も祈念しているのは吉田さんかもしれません。
これまで出張料理人として東北各地に出掛けることも多く、知人、友人もたくさんいるとのこと。
これまで5回支援の活動におもむき、避難所での炊き出しや、子供たちとともに料理教室を催したり、真っ暗な瓦礫の街に灯りをともそうと飲食店をオープンさせるのをサポートしたり、簡易な交通手段としてのミニバイクを友人の中古屋をやや脅して大量に送らせたりと、仕事の合い間をみて活動してきました。
勿論、料理人の腕の評価は高く、店(羽村)に落ち着く間もない位です。
そんな吉田さんが考えて、迷って、考えた末できあがったのがこのメニューです。一品一品に工夫と味わいがあります。
12月31日午前9時出来上がりを目指しての料理は、作りたての味と風味をお届けできます。
みんなのおせち
◆三段重 21品目 27,800円
◆二段重 15品目 23,800円
■ 限定70セット
■ ご注文締切日 12月25日(日) ※限定数になり次第締め切らせていただきます
■お渡し日 12月31日(土)
今回はどのお重にも渾身の料理、和菓子が入っていますので、三段重がおすすめ、お得です。
◇◇◇みんなのおせち全二十一品目お品書き◇◇◇
<きまぐれや 吉田友則作>
◆奇跡の三陸牡蠣のコンフィ 大麦と春菊のリゾット風
津波で流された牡蠣を一部引き上げて出荷された奇跡の牡蠣。その力強さにあやかろうとご用意しました。大麦と春菊のリゾットをからめてお召し上がりください。
◆北上四匠豚と蓮根のバルサミコ酢煮 レンズ豆のマスコバド糖煮添え
北上四匠豚のバラ肉の角煮を、バルサミコ酢でイタリア風に。黒糖で煮たレンズ豆の甘さが絶妙です。
◇葛巻 短角牛の時雨煮
岩手・葛巻高原の赤身の短角牛を、十和田の八方だしと生姜で時雨煮にします。
◇とろろ芋とフォアグラのフラン フォンは岩手鴨で
裏ごししたフォアグラに滋養のある長芋をあわせて、ふんわり仕上げます。田楽味噌ベースのソースをかけて。
◇伊達鶏の真空調理 須賀川トマトの滴マリネ
真空調理してしっとり仕上げた伊達鶏を、夏の間に完熟トマトを煮詰めて黄金色に仕上げたトマトの滴でマリネします。
◇三浦大根と陸奥湾帆立飯のアランチーニ
甘い三浦大根と帆立で和風リゾットを作り、ライスコロッケにします。
◇三陸秋鮭の炙りマリネ
今年も三陸沖に秋鮭が帰ってきました。その秋鮭の大トロをマリネして炙ります。
◇須賀川 ちぢみほうれん草のムース
甘くて深い味わいのちぢみほうれん草。色と味わいを楽しんでください。
◇花巻 二子里芋のロースト 雲丹の黄身焼き
岩手で出会った二子里芋を皮付きのまま焼き、皮をむいて八方だしで炊き、三陸産雲丹の黄身焼きにします。
◇会津 平飼い卵と海老の伊達巻風テリーヌ
会津で見つけた甘い卵。海老のすり身と殻ごと焼いた海老だしで伊達巻風に。
◇焼きタラバ蟹と蓮根のベシャメルソースのプチパイ
本タラバ蟹をほぐさず焼いて、蓮根のすりおろしを入れたベシャメルソースをからめたプチパイです。
◇津軽本鴨のロースト 津軽林檎と薩摩芋のサラダ
味わい深い津軽本鴨をローストし、同じ地方の林檎をアクセントにくわえサラダ仕立てに。
◇三陸秋刀魚の燻製とキタアカリ(来た灯り)
きまぐれや秋の定番秋刀魚の燻製を、ホクホクのキタアカリと。宮古の秋刀魚は今年も健在です。
<海野水産 海野和豊作>
◆真鯛の塩焼き
大分・豊後水道の定置網で獲れた厳選真鯛を、一尾丸ごと塩焼きにします。鯛飯、鯛茶漬けにもおすすめです。
◆有頭海老
天然殻付有頭海老を色鮮やかに釜茹でにします。
◇寒サワラ西京焼き
冬に向けて脂をたっぷりたくわえた三陸産釣寒サワラを、相性の良い西京味噌に漬けこみ、風味豊かに焼き上げます。
◇いくら醤油漬け
三陸産最上級いくらの自家製醤油漬けです。
◇浜茹で帆立
味の濃い青森産の浜茹でベビー帆立。わさび醤油でどうぞ。
<久保田商店 佐藤和弘作>
◆練切・福寿草
枝豆の粒を残してすりつぶし、宮城名物のずんだを練り、大福豆入り羊羹を包みます。
福寿草はお正月の花“元日草”といわれ、花言葉は“幸福を招く”
◆花びら餅
京都でお正月にいただく伝統の御菓子。本来は京都の白味噌で味噌餡を練りますが、今回は宮城県仙台みそとのコラボレーション。合わせ味噌にすることで味わい深い仕上がりになります。初春を祝う迎春菓をお楽しみください。
◇栗金団
薩摩芋を加えずに栗だけで作る贅沢な栗金団。栗に焼き目を付けて香ばしく仕上げます。
*三段重には全21品目が入ります。
*二段重には◇印の15品目が入ります。