ツバキ科ツバキ属の日本原産の植物「椿」の種子から採れる植物性油脂の椿油。椿油を謳っている商品には中国産の椿を使っていたり、同じツバキ科の「山茶花(サザンカ)」等の実を使っているものがありますが、あひるの家で扱っている椿油は純国産で純度100%の椿油です。
昔から化粧用・食用・薬用・燃料として利用されていた椿油は、抗酸化・不乾性で変質しにくく、オレイン酸(脂肪酸)の含有量が80~90%と高いのが特長。髪や肌などを保護し、艶を与えます。また食用には、オリーブオイルより多く含まれているオレイン酸が、動脈硬化の予防やコレステロール値を下げる効果があるといわれています。
日本の伝統的な油である椿油。化粧用としてだけでなく食用にも使える、純国産・純度100%の椿油をご利用ください。
髪のお手入れに(艶と潤いを与えます)
・洗髪後の髪に、手にとって摩り込みなじませてください
・リンスやシャンプーに少量混ぜたり、お湯に数滴入れトリートメントに
・ブローする際にヘアクリームやヘアオイルとしても
肌の保湿・お手入れに(肌の水分を守り、潤いを与えます)
・風呂上りの顔や手足の保湿に(化粧水をつけたあとが効果的)
・頭皮マッサージやオイルパックにも
・ハンドクリームとして
・髭剃りや剃毛の後のお手入れにも
その他
・マッサージオイルに
・日焼け止めに
揚げたり炒めたり、風味付けにも
・揚げ油に混ぜて (割合はお好みで調整ください)
・菜種油やオリーブ油と同様、炒め物に(とても香ばしくておいしいです)
・けんちん汁等の風味づけ油に
・肉(ハンバーグ)や魚(すり身)の練りこみ油に
・ドレッシングオイルとして
【三原椿油・丸瓶】 150ml 2,200円
【三原椿油・プッシュタイプ】 50ml1,290円 高田製油所(東京都)
大島産のやぶ椿の実を100%使用し、伝統的な玉締め式の搾油機で搾りました。搾り出した油を一晩寝かせ、不純物を布と紙の5ミクロンのフィルターでろ過しています。最も人の皮脂成分に近く、酸化しにくく保湿力が高い上、蒸発しにくい油です。化粧用として、お風呂上がりの顔や手足のお手入れに、また、洗髪前後のマッサージに使用しますとリンス効果があります。食用としては、いためもの、揚げ物に最適です。
日本で最初の化粧品といってもよい椿の油は、酸化や劣化がしにくい特長があり、大変重宝されていました。
そんな昔ながらの椿油を、より純粋な状態で使っていただくため、古来の製法にこだわって製造しています。一昨年の夏からは、従来の加圧式ろ過方法よりも倍近く時間がかかる無加圧ろ過(自然ドリップ式)に切り替えました。
より自然でキメ細かくなったこの椿油をご利用いただき、化粧油の原点である椿油の良さを見直してもらえたらなによりです。
これからも手間を惜しまず、より良い製品作りを続けていきます。
高田製油所高田義土さん
2005年6月 大島・海の精見学ツアーの際に寄らせてもらった高田製油所
11年前の若かりし頃の代表狩野も写っています(撮影あかし)