クレイルチーズは北海道岩内郡共和町老古美の自然豊かな環境の中で、北海道内でも良質と言われる黒松内町のコクのある搾り立ての生乳と、羊蹄山の湧き水を使い、創業者がチーズ作りの本場であるフランスで学んできた製法で一つ一つ手作りされた、乳酸菌が生きている「生」のカマンベールです。
本物のナチュラルチーズは乳酸菌の働きで徐々に熟成が進み、風味の変化や、好みの熟成具合を楽しむことができます。
ゆっくりと熟成がすすむ中で、好みの風味、食べ頃を探してみませんか。
クレイル(北海道)
創業者、西村公祐氏は中学を卒業後、ナチュラルチーズの本場、フランス国立乳製品専門校『Ecole D`industrrie Laitiere MAMIROLLE』に学び、乳製品醗酵技術の国家資格を取得。フランス国立農学院研究所ケーリング博士のもとで醗酵技術を7年間研究したのち帰国し、1975(昭和50)年に北海道で個人としては日本で初めてのカマンベール工房を作りました。当時、全国で作られていたカマンベールは年間約400個程度という1日1個しか売れないだろうというくらいの認知度の中、本物のカマンベールチーズを知ってもらいたい熱意で工房をスタートさせました。
ナチュラルチーズとは、「乳酸菌の生きたチーズ」を意味します。ところが乳酸菌が死んでいてもプロセスチーズではなく、ナチュラルチーズと書けてしまうのが現状です。
クレイルのカマンベールは本当の意味でのナチュラルチーズである証拠に熟成が進んでいきます。最初は固いチーズが、冷蔵庫で徐々に熟成が進み外側から柔らかくなっていき、次第に味もまろやかになります。ゆっくりと時間とともに味を楽しむことのできる、まさに「スローフード」の代表と言えます。また、生きた乳酸菌は整腸作用に優れ、肌にも良いと言われています。
それぞれ風味、熟成速度に特長があり、様々な味を楽しめます
醗酵食品であるチーズを味わうなら、乳酸菌が生きた「カマンベール」が一番との考えから、クレイルでは白カビチーズのみを製造しています。
同じ白カビチーズでもそれぞれの風味や熟成速度に特長があるので、食べ比べてみたり、好みの風味・食べ頃を見つける楽しみもあります。
【おいこみブルー】 150g 1,143円
フランス南部の洞窟で熟成されていたという『ロックフォール』タイプのチーズです。青カビ部分を少なくして上下をカマンベールでサンドすることで口あたりをやわらかく仕上げました。日本人の味覚に合わせ、塩分も控えめです。ブルーチーズが苦手な人もぜひお試しください。
【カレ】 180g 1,143円
チーズ『カレ・ドゥ・レスト』をイメージした、日本では珍しい四角いカマンベールチーズです。
カレはフランス語で四角いと言う意味です。四角い形状のため、熟成はゆっくりとすすみます。淡白で食べやすく、口の中でクリーミーに優しくとける、くせのない味わいに仕上げました。
生産者がおすすめする、クレイルチーズの美味しい食べ方
1.未熟成(フレッシュ)
チーズの周りが固いうちは、蜂蜜やジャムを付けて食べるのが、非常に美味しいです。
2.半熟
半分くらいまで柔らかくなると、わさび醤油をつけて、日本酒などと合わせても美味しいです。
3.完熟
赤ワインはもちろん、コーヒーや紅茶との相性が抜群です。リンゴと一緒に食べるのが、フランス流です。