天候も安定してきて、野菜もようやく出はじめました。
寒さを感じる日も多くなり、一枚一枚と着る物を重ねていくように、野菜たちも寒さで凍ったりしないよう糖度をあげて寒さをしのいでいきます。ということは、甘~く実もしまって旨さがまします。
収穫が終って雪景色に変わった北海道の貯蔵庫では、じゃが芋・玉ねぎ・人参・南瓜が、これまた凍らないよう糖度をあげていきます。
野菜ってなんて賢いんでしょうね。生きてるってことだよね。
ということで、大根・蓮根・長ネギ・里芋・さつま芋・ごぼう・北海道野菜がおいしくなってきました。
葉物類も、北原君の畑は小松菜・小かぶ・パクチョイ・わさび菜・京菜・赤リアスからし菜とバリエーション豊かになり、茨城からの白菜・春菊・ほうれん草もはじまり、ラインナップがそろいました。ただ、「霜があたって甘くなる」のにまだ間があるので、味ののりはもう少しです。
寒くなって甘く、味が濃くなるのは果物も同じで、酸味が抜け深い味わいになってきたみかん、各々の味わいがはっきりしてきた【ふじ】【北紅】【千秋】【紅玉】【星の金貨】などのりんご、色も味もよくなった富有柿(ただ、10℃を下まわると透明になってしまうけど、これはこれでウマイ)と楽しめます。
「あ~あ、これから冬かよ、春だったらいいのになあ」と、ついため息がでますが、食い物はうまくなってきます。あったかいものを食べて、元気だしていきましょう。
畑だより ―野菜がおいしくなってきたゾ!―
Leave a reply