八百屋にとっての年末一週間は一年で一番忙しい一週間。
25日までクリスマスムードだった店内を、ドリフの場面転換のように一晩で正月一色に仕上げます。
26日からお正月用品各種の入荷がスタート。陳列場所を決めて値札を付けて、どう並べれば見栄えが良いかを考えます。
それに合わせて、ご予約いただいたお客さんのご来店もはじまります。「のし餅」「冷蔵品」「冷凍品」を温度帯が違う商品を別々に納めて、お渡しする時には渡し忘れのないように2人がかりでチェックします。
29日には魚屋さん海野くんの【お正月用特撰魚介】の予約品も入荷するので、さらにチェックの目を光らせるので、年末一週間の後半戦はふだんのほほんとしているあひるスタッフも、お客さんの言葉を借りると「殺気立って」います。
なので、12月は26日からの6日間はスタッフ5人が朝から勢揃い。集合時間もふだんより1時間~2時間早く店に来て、予約品の仕切りやふだんはやらない朝礼までして、その日一日をミスのないように最善の準備をします。
「お客さんのお正月にケチをつけたくない」が年末の合い言葉です。
そして、帽子を(かぶっている人は)とって「今年もありがとうございました。良いお年を~」と挨拶できるのが年末の醍醐味。これがあるから、体力的には限界ギリギリなのですが、年末は楽しいのです。
31日は小清水くんの【フレンチおせち】玉ちゃんの【韓国おせち】鈴木さんの【中華おせち】由井くんの【甘味重】のお渡しがあるので、明日もあひるはスタッフ5人でお客さんをお出迎えします(わたしは午後から配達出ずっぱりですが)。おせちを頼んでいない方も、お買い物がない方も、2023年最後にあひるスタッフに会いに来ませんか。「良いお年を」の合唱をサービスしますよ。
※写真はお隣ワイルドローズのお姉さんの誕生日祝いにケーキにローソク立ててハッピーバースデー歌いながら乗りこんだ時に撮られた集合写真です。