甘味処ともかず

昨日ちょっと書いた、「4月4日(土)甘味処ともかずの春の甘味限定販売」の詳細です。
年末恒例の【みんなのおせち】の作り手2人、きまぐれや吉田シェフと和菓子屋佐藤さんのコラボ企画『甘味処ともかず』。2人の名前から1文字ずつとって「ともかず」という屋号ですが、実店舗はなく(フェイスブック「甘味処ともかず」で検索)、年に数回季節限定の甘味を作って販売しています。
今回、“春”をテーマにした甘味のお題「桜」と「苺」で作り手とも(吉田)とかず(佐藤)が1品ずつ作り、もう一つのお題はそれぞれ相手に指定して作ってもらうという趣向。
吉田さんから佐藤さんに出したお題は「ロゼワイン」、佐藤さんから吉田さんに出したお題が「白餡」となりました。普段使うことのない食材をテーマに作り手2人が何を作るのか。それも楽しみの一つになっています。
それでは1品ずつご紹介。
まずは「桜」。
きまぐれや吉田シェフは【桜のムース】。
過去3回くらいあひるの家でも販売したことのある、吉田さんの【桜のムース】。ふんわりムース生地にも、上にのっているジュレにも、ほんのり塩味の桜の花の塩漬けが使われています。
酒まんじゅう屋佐藤さんは【練切・五弁の桜】。
中餡には桜の葉を練り込み、五弁の桜を練り切りで表現しています。
次に「苺」。
吉田さんは【苺のカンパリソース ティラミス添え】。
苺を粗めにつぶしマスコバド糖と合えたカンパリベースのジュレの下に、自家製のティラミスが隠れています。
佐藤さんは【苺の錦玉入り大福 苺のソースで】。
フレッシュな苺を錦玉に仕立てて、お餅とあんでやさしく包みます。別添えの苺ソースをかけてどうぞ。
吉田さんに指定されたお題「白餡」は、【ラム酒香るどら焼き 甘酸っぱい白餡】となりました。
黒糖とラム酒のクレープをベースにどら焼きの生地を、そこに白餡とサワークリーム、マーマレードを挟んでみました。
「いつもしない白餡作りも含めていい刺激になります」と吉田さん。
佐藤さんのお題は「ロゼワイン」。
「飲みたい気持ちを抑えつけて、四苦八苦しながらトライしました」と佐藤さん。
できあがったのは【レーズン浮島 ロゼワインのムース添え】。
下はレーズン入りの浮島、まん中がアルコールを飛ばしたロゼワインムース、上はロゼワインのジュレにレーズンの飾りという、和菓子には見えないおしゃれなカップスイーツ。
忙しいスケジュールの合間に夜な夜な2人で密会して、楽しんで作った『甘味処ともかず』の春の甘味。
あひるの家での販売は4月4日(土)となります。全6品2,500円(税抜)。数量限定ですので、ご予約はお早目に。
「おかしくって笑う 甘いは旨い。」

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