初めまして!4月からあひるの家スタッフとして仲間入りしました、円です

いつも父・母・兄夫婦がお世話になっております。
幼い頃からあひるの美味しい食材をモリモリ食べて育ち、滅多に風邪をひかない丈夫な体が何よりの取り柄です。
私が2才の頃に、父は公務員を辞めてあひるの家を始めました。
父が保育園へお迎えに来た日は、その頃野菜を乗せて引き売りをしていた特製2階建てリヤカーの下段に、兄と私を乗せてくれて、重たくなったリヤカーを力強く、でも軽快に引く父の背中を見ながら、ウキウキしてあさひ通りを快走して帰った事を覚えています。
“オーガニック”や“有機”などの言葉は、私が子供の頃にはまだまだ聞き慣れない、見慣れないものだったと思います。
小学生の時、カレーを作る調理実習の授業で、11合ずつ各自家からお米を持っていきました。皆の持ってきたお米をお釜に混ぜ入れると、私のお米だけ茶色っぽい。
「なんで円ちゃんのお米は白くないの?腐ってるんじゃない?!」と、不思議がられ疑われました…。そう、私の家では胚芽米をよく食べていたので、白米に比べると茶色がかっていたのでした。
お米に白米・七分・五分・玄米があるなんて知らなかった私は、「うちのお米、皆と違うの?!腐ってるの?!」と、ショックを受けました。
もちろん、炊き上がりは美味しく、疑いも無事晴れてホッとした、調理実習の一幕でした。
子供の頃は、自分の家が有機食品店をやっていることに全くピンときませんでしたが、大人になり特に子供が生まれてからは、“食べ物が体を作っている”という事を意識する様になり、ずっと身近にあったあひるの有難みを感じることが多くなりました。
そして、どんなに忙しくてもいつも、栄養満点のご飯を沢山作ってくれていた父と母にも、本当に感謝です。
うちの娘はジィジの作るギョウザとバァバの作る筑前煮が大好き。ギョウザはほぼマスターしましたが、筑前煮のシンプルだけど素材それぞれの味が絶妙に美味しい、あの味付けを伝授してもらおうと思っています。
レシピを知りたい方は、是非母に聞いてみてくださいネ。
父と母が、お客さんはもとより、生産者の方とのつながりを大切にする姿勢を、2人の会話の中からよく目にして育ちました。
この物のあふれたグローバル化の時代の中、「やっぱり人だよなあ~」と対面販売の面白さ、楽しさを嬉しそうに話す姿に、私もあひるの家の魅力を1人でも多くの方々に届けられるようにしたいと思っています。
子供たちも一緒に畑に出掛けたり、暮らしを楽しむワークショップなどできたらいいなと思っています。
あひる歴は長いのですがスタッフとしては素人なので、お客様の方が商品に詳しかったり、色々教えて頂くこともあるかと思いますが、日々学びながら楽しく頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願い致します。  

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