夏も近付くこの季節。今回は伝統的な日本のかご・ざるを中心に、見て涼しく使って涼しくなるようなものを取り揃えました。
当日狭い店内に所狭しとかごを展示します。手にとって使い勝手を一つ一つ確かめてください。「いいなぁ」と吐息がもれます。
カゴアミドリ伊藤さんのおすすめ3点
その1.宮城 篠竹の米研ぎざる
しなやかで丈夫な篠竹を使用し、ていねいに編み上げた、米研ぎ用の深ざる。
宮城の岩出山近辺に古くから伝わる篠竹細工は、伊達正宗の時代から400年近い歴史があります。
水切れがよく、手にも米粒にもやさしいので、お米もおいしくいただけます。もちろん、野菜や麺類の水切りにも便利です。
たいやきやゆいの由井君も、小豆と研ぐ時に使っています。
その2.岩手 鈴竹のざる
岩手の鈴竹でていねいに編まれた、楕円形のざる。
通常の水切りざるとして、盛り皿の代わりにもお使いいただけます。現地では両口ざるともいわれ、水を切った豆類などを鍋に入れる際は、端部分からササッと移すのに便利です。
楕円の形は場所を取らないので、収納スペースも有効に使えます。壁掛けも可能ですので、使用後の乾燥にも便利です。
こちらは定番の丸ざるです。麺類やお鍋のおともに!
その3.長野 根曲竹 蕎麦ざる
材料は根曲竹。もともと雪の重みに耐えるため曲がって生えてくる特性を活かして作られています。
そばで有名な戸隠の伝統工芸品です。
耐久性がとても高くて、使い込むほど光沢を増し味が出てきます。
他にも日本の台所のかご・ざる、手提げかご(竹・あけび)を多数持ってきます。
カゴアミドリとは…
「ハタオリドリ」という、とっても上手にかご状の巣を編む鳥がいます。人は「ハタオリドリ」の巣をまねて、かごを作りはじめたといいます。世界中で巣を編むかわいい鳥たちを「カゴアミドリ」と呼んでみたくなり、お店の屋号とすることにしました。
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