12月に第一弾が入荷して即次の発注をした【川又さんの干し芋】が、年をまたいでようやく今季2回目10ｋｇ×2ケースが届きました。
昨年から入荷サイクルがだいぶ開くようになって（これにはマツコデラックスが大いに関係する）、【川又さんの干し芋】といえばあひるの冬の定番＆大人気商品だったのですが、昨季は店頭に並ぶ日が珍しいくらいになってしまいました。
今季も待てど暮らせど第二弾が来ないので「あ～、今年も幻の干し芋になってしまうのかあ」と諦めかけていたところ、先日日曜日に川又さんからお電話が。
「あひるさん、お待たせして申し訳ない。干し芋出荷が始まったばかりの年内はどうしても数が捌ききれず、今季から作付品種を玉豊から紅はるかに変えたこともあって体制がまだ整っていなくてバタバタして……。それなのに10日間もお正月休みをいただいちゃって。だって、それまで働き詰めだったから、お正月くらいは家族とゆっくり過ごしたいし。ゆっくり休んで気力も体力も整ったから、年明けは12月より間が開かないように出していくので、また今年もよろしくお願いします」
と、諸々の事情がすべてわかる内容だったので、こちらも「ご丁寧にありがとうございます。今年もよろしくお願いします」と電話を切ったのですが、そうしたらさっそく月曜日出荷→火曜日着で届きました！
玉豊→紅はるかに変わったことでお値段は少し上がりましたが、味はさらにレベルアップしているので納得です。
あひるは「10ｋｇバラ」という荷姿で届いたものをスタッフが小分け袋詰めするのですが、糖度が高いため干し芋同士がくっついていて剥がすのも大変、袋に入れるのも大変で、「ちくしょう」「このやろ」と文句を言いながらの作業となります。
そんな苦労を知ってか知らずか、今日お惣菜の納品に来た玉ちゃんは、帰りがけにお買い上げの【干し芋】片手に「あかしさ～ん、干し芋早く詰めないと、お店の中のなくなっちゃうよ～」だって。玉ちゃ～ん、3袋じゃなくて1袋じゃダメ？
というわけで、今季無事再開した【川又さんの干し芋】ですが、このあとどのくらいのペースで入荷があるのかまだわからないため、昨季同様「事前の予約取り置き」は当面ご遠慮いただくことにさせていただきます。
もちろん、あひるの家は物売りなので「買いたい人、食べたい人には、好きなだけ買っていただいて満足してもらいたい」という姿勢は変わらず、お店に並んでいる分に関しては好きなだけ買ってもらっても大丈夫です。
「干し芋がなくてもこまらなイモん」なんて個人的嗜好は決して口に出せず、ただただ干し芋乞いをする年明け1月のスタッフあかしでした。