『あひるの家の冒険物語』は、まだまだ続きます
今年のトピックスは、あひる通信に『あひるの家の冒険物語』の連載をはじめたことでした。
休みの日に朝から10時間位かけて一話分を書きあげるのです。
数少ない資料を見て、あとひたすら記憶をよびさまそうとするのです。その間は空腹感も感じないのです。
記憶にひたっていると、その時々の匂いや手触りや鼓動が甦ってくるのです。何もかもがいとおしく思えてくるのです。至福の時でありました。
新年早々おしもおされぬ高齢者70歳になるのですから、記憶が失せる前に書き留めておこうと思っています。
新年もあひるの家ともども『あひるの家の冒険物語』もよろしくおつき合いください。
一年間ありがとうございました。
狩野
6/13は 忘れられない骨折記念日
病気知らず怪我知らずの私にとって大きな出来事でした。5週間のギプス装着は痒みとの戦いでもあり、こじ入れた菜箸での掻き跡が傷になって残るほどでした。包丁やペン、はさみを使えない不便さに焦れながらも、左手でこなせる面白さに目覚めた(?)のでした。過ぎてみると、「自分の体を見直すきっかけ」になったと思うのです。筋力が落ちてきている、骨密度も低下している、背も縮んできている・・・・ 体力と気力は反比例。そのことを自覚した上で行動することを自分に言い聞かせております。
さて、あひるの家。数年前からポランの八百屋も少なくなっているし、街の小売店も閉店の多い年でしたね。ふっと心細くなる時もありますが、あひるの家の1977年からの道のゴールはありません。太くなったり細くなったり、登り道だったり下り道だったり、回り道もあったりして、なかなか面白い道を歩いてきました。
さあ、2018年からはどんな道を選んでいくのかなぁ。明るい場所につながるように、1歩1歩まいりますね。
1年間ありがとうございました!来年もぜひおいでください!
久美子
母 娘 わたし
2017年もあっという間に過ぎてしまいました。1~2ヶ月少なかったのでは?!と感じる程でした。皆さんはどんな1年でしたか?私は娘のお付き合いで久々に都心に繰り出す機会が多かった1年でした。
オシャレが大好きな10歳の娘は、私の服装チェックにも目を光らせている。出掛ける時は尚更で、「ママ、それはちょっとダサいね!」「そ、そうかな~?一昨年買ったのに、ダメ?」「ダメでしょ~」と厳しく言ってくれたり、「その恰好可愛い~♡」と褒めてくれることもたま~にある。
最新の流行も分からず、物欲も年々なくなってきているので、手持ちのものでコーディネートしている私は、「やった~!イマドキの子に褒められたぞ!」と素直に嬉しくなる。
そういえば、昔同じようなことがあったなあ~と、懐かしく思い出した。
母(スタッフくみさん)が「ねえ、この組み合わせどうかしら」、私「う~ん、こっちの方が良いんじゃない?首元にスカーフ巻くとかも良いかも」と、時々コーディネート意見を求められたっけ。
立場は変わり、これからは私も娘にアドバイスを求める番になるのかなと、楽しみで楽しみで仕方がない。
ただ、「ママもミニスカート履いて足出そうよ!」のリクエストにはちょっと・・・・・・絶対に応えられませんね!
さてさて、2018年はどんな1年になるのでしょう。どうか天候にも恵まれ、穏やかな1年であります様に。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
まどか
私のビッグニュース
年が暮れようとしている。今年もたくさんのドラマがあった。
中でもビッグニュースと言えば、なんと…40年以上続いているあひるの家の経理担当を、スタッフ久美さんからバトンを引き受けることになった!これは最大のビッグニュースである。
出来るか?出来ないか?う~ん自信は全くない。でも、経理やってる私ってカッコイイかも?!なんて軽弾みな思いで引き継ぎが始まった。
初めての事だから、まず数字が見慣れない。目がチカチカしてくる。仕入れ先が多すぎて頭に入らない。貸方科目って何?好きな科目は図工だったけど。慣れない数字の計算を間違える。頭がパンパンだからあくびが出てくる。それでも、「失敗たくさんしていいからね~♡」と太っ腹のスタッフ久美さん。
新しい年が始まろうとしている。険しい顔した郵便屋さんが、支払いの請求書をバンバン届けてくれる。「早、師走!鶏も人もインフルエンザにかからぬよう!良いお年をお迎えください」、請求書の空いたところに書かれたメッセージに心が和む。来年は戌年!さらなるワンダフル~なあひるの家を楽しみにしていてください。
本年も大変ご愛顧頂きありがとうございました。良き新年をお迎えください。
里夏
とびだせあひる!
2017年のテーマは「とびだせあひる!」の7文字でした。
15年ぶりに開校した『あひるの学校2017』は、スタッフまどか・りか・くみさんが中心となって、2月『味噌作り教室』、6月『木のひげのパン作り教室』、8月『元気屋の豆腐作り教室』と、3回のあひるの学校が催されました。
『味噌作り教室』では、なんと!あひるのスタッフりかが講師となって、味噌作り初体験のお客さんから経験豊富な常連さんまで15名の生徒さんを相手に、あひる流の味噌作りを伝授。「わたしだってまだ4~5回しかやったことないのに~」と疲れ切って帰ってきました。
そんなわけで『パン作り教室』と『豆腐作り教室』はその道のプロをお招き。自家製天然酵母パンの先がけ『木のひげ』の牟田口さんは昔は長~かったひげが短くなり、教室が終わった後は「あひるさんといっしょにイベントやるなんて懐かしいですね」と店に寄り、府中住吉町で32年の『元気屋』の栗原さんは丁寧で分かりやすいけどなぜかちょっと早口で「生しぼり製法」を教えてくれて、じつは次のスケジュールが詰まっていて終わったら急いでとんぼがえりでした。
初夏の陽気の5月には昨年も参加した『kunitachiゆる市』に出店。だんご3兄弟をアルバイトに雇い、持ちこんだ【久保田の無添加アイスキャンデー】と【冷やしきゅうり】は完売!いや~、ビールがおいしかったですね~。
残念ながら、秋に予定していた『神奈川・北原くんちの畑で収穫祭』はまさかの3週連続雨で今年は中止となってしまいましたが、キャンセル待ちが出るほどの人気企画だったので、来年もまた企画します。
そして、長年頭を下げて辞退していた地元商店会のイベントや会合にも、緊張しながらも少しずつ顔を出すようになりました。毎回緊張をほぐすためのお酒が過ぎてしまっておりますが、今後もよろしくお願いします。
とびだせあひる!元年、1年目にしてはほぼ(関係ないですが、今年の流行語“ほぼほぼ”って言葉気にならないですか)成功と言ってもいいのではないでしょうか。
さて、大事なのは2年目です。今年以上に参加したお客さんによろこんでもらえるよう、スタッフまどか・りか・くみさんを中心に企画していきます。来年は何をやる?石けん作り?ぬか漬け教室?ビール作り?お楽しみください。
20じゅうはちー!年もあひるの家と楽しくおつき合いください。
あかし(新年会の余興の世界のナベアツを練習中)