先日販売開始したあひるの家セレクション【畑のカレー夏編】がさっそくご好評いただいていますが、しばらく品切れしていた【豆のボロネーゼ】が、使用する食材を変えて昨日より販売再開しています。
前回【豆のボロネーゼ】がデビューした時は、あひるの店頭に並んでいる【有機トマト】は沖縄産で、味はおいしいのですが価格が高く(今の倍以上。輸送費がかかるため)、そうすると【豆のボロネーゼ】の価格も跳ね上がってしまうので使えませんでした。
代わりにきまぐれや吉田さんが選んだのは、【笑月おせち2019】でも使用した地場日の出町の特産品「おひさまトマト」。真っ赤に熟れたトマトは皮ごと種ごと使い、トマトの持つ甘みと酸味を活かしたパスタソースは、その色合いも目を引き、2ヶ月としない間に完売となりました。
今回【豆のボロネーゼ】を作ってもらう時に、あひるの家からきまぐれや吉田さんにお願いしたのが「田島さんのトマトを使って」ということ。
前出の【畑のカレー夏編】でも使ってもらっている、栃木・田島さんの【有機トマト麗夏】です。
【畑のカレー夏編】の試作のために訪れた『きまぐれや』吉田さんにも食べてもらうと、「一口目の甘みと、食べた後の余韻がすごい。水は一切使わずに、このトマトの水分だけで煮込もう」と箱買い。
完成した【畑のカレー夏編】は、トマトの甘みと酸味、とうもろこしと南瓜の自然な甘み、ズッキーニのさわやかさを感じる、まさしく「夏に食べたいカレー」に仕上がりました。
そして今回、あひるの夏のイチオシ夏野菜田島さんの【有機トマト麗夏】で作ってもらった【新・豆のボロネーゼ】を食べて、あらためてそのおいしさにスタッフ一同感動。
さらに、前回サプライズ食材として使った【祝島寒干大根】が数量限定でもう店頭にないため、今回はこれもあひるの売れ筋商品、奈良・王隠堂農園の【有機切干大根】を使ってもらったのですが、こちらも大正解。
【祝島寒干大根】が幅広肉厚で食べごたえはあったのですが、なにぶん肉厚のため水分を吸い過ぎて少し水っぽい食感だったのに対し、細切り有機大根を極寒の季節に天日乾燥した【有機切干大根】は水分を吸い過ぎることもなく、その形状からソースや麺によく絡みます。天日乾燥ならではの自然な甘みも活きています。
そこに、前回同様【房総もち豚ひき肉】の旨味、【北海道産小豆】のやさしい甘みが加わり、夏でもわざわざパスタを茹でて食べたくなる【新・豆のボロネーゼ】が完成しました。
この夏のわたしの昼まか(昼のまかない)ローテには【豆のボロネーゼ】と【畑のカレー夏編】が繰り返し登場することが予想されます。