のらぼう主茎

神奈川愛川・北原くんから、暖冬でもう少ししたら旬を迎える【のらぼう】の第一弾【のらぼう主茎】が届きました。
【のらぼう】は昔から西多摩地方で栽培されていたアブラナ科葉野菜で、春先に旬を迎える【菜花】の一種です
小松菜やチンゲン菜・白菜に大根など、「菜花」と呼ばれる葉野菜はたくさんありますが【のらぼう】もその一種で、伸びた脇芽と花芽を食用とします。
他の菜花より特有の苦みが少なく、茎の部分はほんのり甘みがありアスパラガスのようなコリッとした食感が特長です。
あひるの家でも2月~3月に出てくる北原くんの【のらぼう】は毎年大人気なのですが、本日届いたのはその【のらぼう】の「主茎」と呼ばれる部分。
脇芽を食す【のらぼう】は、本来なら太くて硬い主茎はかき落し脇芽に栄養が回るように栽培するのですが(【ベビーコーン】と逆の発想ですね)、収穫時期前のこの一回目の主茎だけは北原祥ちゃんが言うには「別物」だそうです。
その太くて硬そうな見た目とは違い、まだ脇芽に栄養を取られていない主茎はやわらかく、春を感じるほんのりとした甘さです。
「のらぼう菜はひよどりの大好物で、狙われてメタメタに食べられちゃうので、カバーをかけて守っています。
1株ごとの間を40〜50㎝にするために間引きし、間引きしたものから美味しい部分だけ切り取ってお送りしています。
間引きせず残したものも、成長にあわせて随時摘芯(主茎をとる)していきます。
ザクザク切って、ごま油で炒めて塩こしょうや醤油でシンプルに仕上げるのが美味しいです。味噌汁にもいいですね(^^)」
とは、北原くんの連れ合いの北原祥ちゃん。
アクやクセはないのでそのままおひたし、野菜炒めやバター焼き、マヨネーズ和え、味噌汁、天ぷらなど、用途を選ばず様々な料理に使えます。
この「トウ立ち第一弾」の【のらぼう主茎】が食べられるのはわずかな期間だけ。北原くんの【のらぼう】ファンの方はお見逃しなく。

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