スローライフの島から届いたスローフード【祝島寒干大根】

山口県上関町祝島。ここでは何代にもわたり瀬戸内海の恵みで漁業を営み、岩山を開墾して農業を行い豊かな自然の恩恵を受けつつ、自然との共存をしながら人々が暮らしています。そんな祝島の冬の風物詩、寒干し大根が今年も美味しくできあがりました。
祝島に降り注ぐ暖かな太陽の光と、島特有の冷たく吹く風にあてて乾燥させ、素朴で質のよい島の伝統食、寒干大根は手作業で作られます。
ゆっくりと流れる時間の中、自然の恵みをうけて作られた寒干大根の旨みを、ゆっくりと味わってみませんか。

祝島の豊かな自然そのままのおいしさ
きれいな空気、海、山からの恵み、そのままのおいしさが詰まった祝島の特産品。厳しいながらも豊かな自然環境の中で「島の生活」を守りながら、経済的自立を目指す祝島の人々は、【祝島寒干大根】【祝島びわ茶】【祝島ひじき】(3月入荷予定)などの販売を行っています。

【祝島寒干大根】65g 635円
祝島産の大根を島特有の風、「寒」にあて、天日で干し上げました。幅広の切干で、地元ではかんぴょうと呼んでいます。
天日干しのためとても甘味があり、厚めに切ってあるので歯ごたえもよく、煮物にするととても柔らかく仕上がります。水で戻さずにそのまま噛めば、口の中に大根の旨みと風味が広がります。歯ごたえを楽しみたい場合はハリハリ漬けもお勧めです。リンゴジュースで戻せばフルーティなハリハリ漬けも楽しめます。食べてわかる手作りの良さ、ぜひ一度味わってみてください。

生態系を財産に“一流の離島”を目指す祝島
祝島では豊かな自然を守るために島民の9割以上が上関原発の建設に反対を続けています。豊かな漁場である田ノ浦を埋め立て、山の自然を破壊し原発は建設されようとしています。外海と内海の出会うこの海域に生息している様々な海洋生物の生物多様性も脅かすことにもなります。島民はこの美しく豊かな自然環境を持続可能な形で後世へ伝えていくために原発反対を訴え続けています。

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