前号でお知らせした、北原君(八王子)・田島さん(栃木)・鈴木章さん(栃木)・竹村さん(いちご・茨城)の直送野菜は、週2~3回のペースで入荷しています。鮮度、味抜群で、「ウマイ!」と大好評です。
春といえば山菜です
「代謝を促し、老廃物を除去する」はたらきがあります。山形・真室川の「森の家」から、山わさび・たらの芽・ふきのとう・こごみなどなじみのあるものから、山にんじん・しどけ・イヌドウナ・よもぎ・しどけなど、「これどうやって食べるんだろう?」という珍しい山菜もでています。『山菜辞典』を広げながら、一緒に学習しましょう。基本的には天ぷら、おひたし、和え物、汁の実として食べます。どれも栽培ものではなく、山で自生しているものを採っているので、味も香りも良いです。放射能検査済み(不検出)です。
奈良・王隠堂さんからは野ぶきも始まりました。スジがないのでそのまま刻んで、油あげなどと煮たり、きゃらぶきにしたり、これも香り、味とも濃いです。
春といえばサヤ・豆です
いんげん(鹿児島)・絹さやえんどう(茨城・栃木)・スナップエンドウ(鹿児島・茨城)・そら豆(鹿児島)が始まりました。料理の幅が広がります。
こっちは春なのに、あっちはもう夏です
4月1日には海開きなのは沖縄です。沖縄といえばパイナップルです。
7年前に石垣島を訪れた時、生産者の平安名さんにパイナップル畑を案内してもらった時、平安名さんは胸まである厚手のゴムガッパを着けているのです。畑でお話しをきいて、「熟したのがあったら食べていいですよ」と言われたので、畑の真ん中にあるうまそうなやつを採りにいこうと畑に入ったら、「今朝ハブがいたからきをつけて、おこさないように」と背中から声がかかり、立ちすくんだのです。「だからカッパ着てるのかよ。早く言え」
日中ハブは草むらの涼しいところで昼寝をしているそうです。畑で食べたパインは、「これはウマイ!」とうなりましたし、平安名さんにつれていってもらった沖縄料理もうまかったです。
パインのほかピーマン・パプリカ・ミニトマト・オクラ・にがうりなど夏野菜・果物が沖縄から入荷中です。
気温差も天気もなかなか定まらず、体調を整えるのが難しい季節ですが、旬の野菜・果物をしっかり食べて乗り切りましょう。