立春を過ぎ少しずつ暖かくなっていくのかなと思いきや、雪は降るし北風は強いし、ここ数日が寒さの底ですかね。
寒いからこそおいしい【焼き芋】がシーズンイチの人気となっています。
一昨年の12月からあひる月イチミーティングの議題に上がっていた「八百屋の焼き芋」ですが、機会を逃し昨シーズンは断念。
昨年10月のまだ夏の名残が残る秋の日に、「今年こそは焼こう!」と意を決してネット購入した焼き芋機で試作を重ねること数回。冬の人気者【川又さんの干し芋】に先んじて【八百屋の焼き芋】がスタートしました。
昨今の焼き芋ブームで品種や製法にこだわる焼き芋屋さんは数あれど、「有機」「農薬・化学肥料不使用」に限定したあひるの【焼き芋】は、さつま芋そのものの味で勝負。あひるで一番ほめられる野菜ごぼう・人参とおなじく根菜であるさつま芋は、農薬や化学肥料に頼らずに作られた「土」の力がダイレクトに影響するので、さつま芋本来の味がすると人気です。
鹿児島・茨城・千葉などの各産地各生産者で顔形はちがいますが、約1時間じっくり時間をかけて焼き上げた【焼き芋】は、もともとの甘さがさらに引き出され「まるで極上の和菓子のよう!」と、たちまちあひるの看板商品となりました。
年が明け、寒さも本番となった1月に出てきた神奈川・北原くんの【紅はるか】は、焼いているうちに蜜が染み出て焼き石と皮がくっついてしまうほどの蜜芋。はがれた皮からのぞく中身が蜜でキラキラ輝いていました。
もともとは南の方の野菜であるさつま芋は寒さに弱いため、これからしばらくは品薄となっていくかもしれませんが、毎年茨城の飯塚さんが店頭からさつま芋が消えるころに出してくる「越冬さつま芋」は糖がのって極上の甘さなので、【八百屋の焼き芋】にまだまだご期待ください。
【八百屋の焼き芋】好評販売中
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