今年も静岡・駿河湾特産の桜えびの季節がやってきました。桜えび漁は資源保護のため毎年春と秋、それぞれ約2ヶ月に漁期が限定されています。今年の桜えび漁は3月15日に解禁されました。生でしか味わえない刺身や、見た目もきれいな桜えび丼、かき揚げ、パスタなど色々なレシピで、この時期だけの旬の味をお楽しみください。
桜えびは、昼間は水深200~500mの深海にいますが、夜になると餌のプランクトンを追って海面付近まで上がってきます。そこを狙って漁は日没~深夜にかけておこなわれます。水揚げされた桜えびはすぐに氷漬にされ、鮮度抜群のままセリにかけられます
【生桜えび】は、新鮮な桜えびの中から、生食にちょうど良い硬さのものを手で確かめて仕入れます。桜えびは脱皮を繰り返して大きくなり、成長すればするほど殻が硬くなります。どんなに新鮮な桜えびでも殻が硬いと生食には向きません。仕入れた桜えびは、水洗いして、ある程度ヒゲをとり、色が黒くならないようにすぐに急速冷凍します。
【生桜えび】 100g 830円 [冷凍]
冷水(薄い塩水かレモン汁)ですすいで、そのまま刺身として醤油やぽん酢でどうぞ。プリプリッとした食感に、生でしか味わえない独特の甘みと風味が楽しめます。ほかにも、ちらし寿司、山かけ、和え物などにもおすすめです。
ある程度のひげは取り除いてありますが、気になる方は、ボウルに冷水を張り桜えびを入れ、割り箸でかき回すと取れます。 放射性物質[不検出]検出限界値0.7ベクレルkg
桜えびの春色パスタ
桜えびは和え物、お好み焼きなど和食だけではなく、パスタやピザの具にしても美味しいです。桜えびの淡いピンク色に鮮やかなグリーンを合わせた、春爛漫なパスタはいかがですか。
<材料> (2人前)
パスタ…180g、桜えび…80g、青じそ…10枚、かいわれ大根…お好み、にんにく…1欠片、オリーブオイル…大さじ2、パスタのゆで汁…150cc、塩、胡椒…少々
<作り方>
①パスタを茹でる。 ②オリーブオイルを熱し、スライスしたにんにくを炒める。 ③オイルに香りが移ったらにんにくを取り出し、桜海老をサッと炒めて塩、胡椒で味を調え、パスタのゆで汁を入れる。 ④茹で上がったパスタを絡め、千切りした青じそを絡める。皿に盛り付け、かいわれ大根を飾って完成。