【みんなのおせち】 きまぐれや吉田さん編

yosidaoseti

それでは【みんなのおせち】の立役者、羽村『きまぐれや』吉田シェフのメインメニューの紹介です。
多摩川の羽村堰近くに店を構える『きまぐれや』ですが、吉田さんのシェフとしてのスタートラインは“出張料理人”。お声がかかれば南は沖縄から北は北海道まで、包丁ケース片手にお客様のご自宅におじゃまして、きまぐれやオリジナルコースを提供しています。
過去3回の【みんなのおせち】企画では、13年に亘る出張料理の経験を活かし、その土地で出会った食材や郷土料理にヒントを得た、吉田シェフならではのおせち(お正月のごちそう)を作ってきました。
「毎年頼んでいるけど毎回初めて食べる料理で、もちろんどれもおいしくて、毎年大晦日に届けてもらうのが楽しみなのよ。元旦までがまんできなくて大晦日に全部食べちゃった年もあったわね~」
「こんなに手の込んだ料理、とてもじゃないけど自分では作れないわ。この料理を家にいて食べられるなんて幸せ~」
と、頼んでくれたお客さんの満足度は年々上がっていきます。
それでも満足していない様子の吉田さん。
「昨年と同じものをつくっても、作り手もお客さんも面白くないでしょ。今年はなにやる?」
4回目となる今回も大幅なメニュー入れ替えを考えている吉田さんに、今年は販売店側からある提案が。
「吉田さん、“おせち”作ってみませんか。伊達巻、紅白かまぼこ、黒豆煮…、おせちの定番メニューをきまぐれや流にアレンジしてみるっていいよね」
「かんたんに言ってくれるね~。そんなのやったことないからな~。よし、やってみるか」
の会話から1カ月後、“きまぐれや流おせち定番メニュー”が入った全13品目が完成しました!

【黒豆煮】はマスコバド糖で蜜煮したあと赤ワインとバルサミコ酢でコトコト煮込んだ洋風黒豆に。見た目はおせちの定番“黒豆”なのですが、食べてみると赤ワインとバルサミコ酢でフルーティーな味わい。

【紅白なます】は大根、人参にサバを合せて、マスタードをきかせたマリネ風。甘酸っぱいだけではない、アクセントのある“きまぐれや流なます”を作ってくれました。

「紅白かまぼこを作って!」のリクエストに応じて作ってくれたのは、ほたて・豆腐・白身魚で仕込んだムースのようなフワフワの食感の自家製かまぼこ。ずわい蟹の赤も入って、めでたい【紅白かまぼこ】ができました。

昨年まで相方のすーさんが担当していたという【伊達巻】。「基本にもどってトライしてみるか」と吉田さんが作った今年の伊達巻は、マスコバド糖で甘みをつけた、手づくりならではのシンプルな伊達巻になりました。

販売店の期待にこたえて4品の“おせち定番メニュー”を作ってくれた吉田さんには大感謝!
チラシ配布後からは
「あら、今年はおせちっていう感じでいいわね。家族に聞いてみるわ」
「フルーティーな黒豆!食べてみた~い!」
と、反響も上々。注文もぞくぞくと入っています。検討中のみなさん、ご注文はお早目に。

 “おせち定番メニュー”以外の9品目については、また後日。こちらにものっていますよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です