この春「福島とつながるたねまきプロジェクトネットワーク(略称たねまきネット)」の地域代表になりました。
たねまきネットは国立・多摩・恵泉女学院の3地域活動の総称になります。
国立のたねまきネットは、2月にはくにたちマルシェとコラボして、福島南相馬の高校生20名を招いて、西友の地下や7階ホールで「大根かりんとう」の販売やプレゼンをしたり、お泊りのお世話をして各種新聞に報じられたり、国立への避難者とともに国立富士見台に農園を開いたり、福島いわきの古民家をゆずり受け保養施設にしようとしていたり、世田谷下北沢にある福島のアンテナショップ&レストラン「オルガン堂」をサポートしたり、東京都の地域活性化助成金をゲットしたり・・・・・と、大変活発な活動をしているグループです。
時々活動の一部に参加させてもらい、そのパワーに感心していました。
春、“代表”の打診を受けた時、ぼくはたねまきネットの会員(50名程)になったばかりだったので、「入学したての者が生徒会長になるようなものだから無理だよ」と辞退したのですが、「ダイジョーブ、ダイジョーブ」と根拠のない勢いにおされ、「1年間代表見習いという猶予もってくれるなら」と引き受けた訳です。
月1回の事務局スタッフ(6~7人)会議はそれはそれはにぎやかで、飯を食いながら、おやつをほおばりながら、お茶を飲みながら、次から次へと話しが進み、我先にと皆が喋り、そして即決断と小気味のいいリズムです。
何より良いのは、「したいことをするためには?」の話し合いで、「人の噂話や悪口」がないことです。
代表見習いのぼくは、話しに登場する“人”“グループ”の名の半分位がわからないので、皆の話しの腰を折っています。
これからのイベントは、“市民祭”“くにたちマルシェ”“国立↔福島バスツアー”が大きな柱となってきます。いずれのイベントも「福島と広く深くつながる」をテーマにしています。
企画が固まり次第皆さんにご協力、ご参加の呼びかけをおこないたいと思います。
それで、これまであひるの家に「震災復興支援金」を下さった皆さんにご了承いただきたいことがあります。
皆さんからお預かりしている支援金と、くにたちへようこそバッジの売上げの残金が105,203円(支援金41,203円+バッジ64,000円)あります。これをたねまきネットの活動費の一部として預けていただきたいと思います。バスツアーのバス代の補助や、市民祭での福島物品の購入などあてていけたらと思っています。
震災復興の最も困難な地域の人々と強く、広くつながっていく持続的な活動をやっていきたいと思いますので、支援金等の使い道をご了承いただけたらと思います。
今後もともに被災地、被災者を支援していきたいと思います。よろしくお願い致します。
Author Archives: kano
畑だより ―秋の味覚は果物です―
―日照りが続いて果物が甘い!―
【ぶどう】 巨峰・ピオーネ・デラウェア・ネオマスカット・ベリーA・甲斐路・よりどりぶどうセット…
【りんご】 つがる・きおう
【梨】 幸水・豊水・二十世紀・洋梨
【桃】 いよいよ終わり。ほんとうにウマイ!食べおさめ
【バナナ】 順調に入荷
【アボカド】 毎週木曜日入荷
これだけの果物が並ぶと、秋だなぁと思います。
―端境期(はざかいき) 野菜が淋しくなるよ―
秋の端境期、夏野菜が終わり冬野菜がまだ育ちきれない9月、淋しいものがあります。それでも【新蓮根】【新ごぼう】【新さつま芋】【新里芋】など新物がでてきます。
小さな物で【ゆず】【青ゆず】【シークワーサー】【かぼす】など、香の物がはじまります。
夏野菜の代表格【トマト】【キュウリ】【ナス】【ピーマン】などは、関東平野部では終了したので、標高(1000m)を上げるか北にその産地を移動かしています。
それでももう間もなく終わりに向かっています。一部ハウス(無加温)栽培のものが少し長く出荷されてきます。
直送でいただいていた八王子・北原君、栃木鹿沼の田島さん、鈴木章さんの畑も、10月まで出荷野菜がほとんどない状態です。
「ナイ!」「ナイ!」とあまりいじめないでください。「旬のもので畑にあるもの」を扱っている八百屋の宿命なのですが、毎秋辛いものがあります。
「あるもの買って!」のお願いです。
8月の有機交流電燈倶楽部へのお誘い
■日時: 8月24日(土) 19:00~21:30
■場所: カフェ・トピナンブール
■参加費: 2,200円(美味しいベジ料理とワンドリンク付き)
■お申込み: あひるの家スタッフまで
■今月のスピーカー: 岩崎千恵子さん(産業カウンセラー)
かつてサラリーマン(会社員)は「気楽な稼業ときたもんだ」と、高度成長を支えてきた活力に満ちた存在でした。
今もきっとそういう面はあると思うのだけど、ニュースや人伝てに聞く話しでは過酷な雇用環境にあり、心身ともに病をかかえている人がふえているとききます。
岩崎さんはそんなサラリーマンが抱える悩みや不安をきいたり、助言したりのカウンセリングを仕事にしています。あまりの闇の深さや暗さに、淀むことも多いといいます。
「日本のサラリーマンはどうなっているのか?」「どうしたらいいのか?」を一緒に考えていけたらと思います。
自営業者のぼくからすると、「会社に命をかける社員はいても、社員に命をかける会社はねえよ」と思っているので、「日本のサラリーマン!もうちょっと気楽にいかねえのかよ」と思ってしまいます。
サプライズプレゼントは、岩崎さんのパートナーの信さんが素敵なジャズ演奏をきかせてくれるかもしれません。
くらしに役立つ あひるの家オリジナル冊子できました!
『りかちゃんママのにこにこクッキング』
あひる通信で連載中の「りかちゃんママのにこにこクッキング」を、春夏秋冬の料理とスイーツにまとめてみました。
毎号、だんご3兄弟の成長ぶりと、りかちゃんママの奮闘ぶりと、おいしい料理の紹介とで、お客さんから「面白かった」「おいしかった」と大好評をいただいています。
今回、だんご3兄弟の成長記録を省いて、料理のレシピ集としてまとめてみました。
子供も大人も「おいしい!」と喜ぶ一品を作ってみてください。
『魚屋さん海野君のおいしい魚が届くまで物語』
以前、あひる通信に載せたものを冊子にしました。
「海野君の魚はウマイ!」と、高い評価をいただいていますが、「何故ウマイのか?」「ウマイ魚を見抜くポイントは何なのか?」をお教えします。
築地市場で毎朝繰りひろげられる丁々発止のやりとりなどをまじえて記しましたので、魚を買う時の一助にしていただけるとうれしいです。
冷したグルトが疲れた体にしみわたる! おむすび屋高ちゃん 夏のおいしいものフェア
夏野菜コレデドウダ!フェア第弾 八王子・北原君の3年目の夏野菜 最大のピークを迎えます
まだ間に合う!7月21日(日)魚屋さん海野君 ウマイ!うなぎ店頭焼き
22日(月)土用の丑の日、23日(火)大暑ということは、ともかく暑くて体も心もノックダウン寸前。「うなぎを食おう!食って活力を取り戻そう!」 そうしみじみ思う日々がやってきます。
そんな時、海野君の焼いたうなぎを食べると、「ウメェ~!」と叫んでしまいます。
身は大きく厚く、フワッとしているのにしっかり歯ごたえがあり、脂がのっているのに脂臭さがなく旨味にあふれている、ちょっと他では食べられないうなぎです。
川の水を引き込んだ伏流水で育て、抗生物質、成長促進剤などの投与がなく、魚のすり身を餌として与えて飼育したうなぎだからなのか、ともかくウマイ!です。
ただ、唯一最大の難点は値段です。一串3,500円というのは、おすすめする私達(海野君、あひるの家)も相当ビビッテいます。昨夏が一串3,250円で、この時も海野君と値段を決めるのに右往左往しました。
今夏は更に1.3倍の仕入れ価格の上昇があり、「どうしよう?」と相談し合ったのですが、「これでやってみよう!」ということになったのです。
味と満足感はおつりがくる位自信があります。サテ、みなさんのフトコロ具合はどうですか?
限定100串ですが、まだ数に余裕があります。お早目にご予約ください。配達も承ります。
畑だより ―7月になると畑は―
梅雨入り宣言が出たとたん雨が降らず高温晴天が続き、畑は砂漠状態。水分を求めて畑の野菜に虫たちが大集結。「葉物ボロボロ、種まきもできない!」という散々の状況。ようやくここ2~3日雨が降って、ホッと一息というところです。
さて、7月の畑は夏本番を迎え、どんどん育っていきます。
まず、6月15日(土)店頭直売で「オイシイ!」と好評だった、八王子・北原君からは【ミニトマトミックス】【小ナス】【キュウリ】【空芯菜】【セロリ】【モロッコインゲン】【枝豆】… と一気に出てきます。
7月13日(土)、27日(土)に、夏野菜コレデモカフェアをやります。
栃木の鈴木章さんからは【枝豆】【南瓜】【ツルムラサキ】【オクラ】【ゴーヤー】【ズッキーニ】【モロヘイヤ】…。
同じく栃木の田島さんからは、なんといっても夏野菜の人気ナンバー1の【トマト】が始まりました。『麗夏(れいか)』という品種で、甘酸っぱくていかにもトマトらしい味と香りがし、水の中に沈みます(実がビッシリつまっているということです)。
あと、絶品の【ナス】【オクラ】【ししとう】【ツルムラサキ】【モロヘイヤ】… そして8月に入ってからですが【大玉西瓜】【小玉西瓜】【黒玉西瓜(タヒチ)】が出ます。
相当地味ですが、茨城のイチゴの竹村さんから【ニンニク】が出ます。イチゴの裏にニンニクを育てておくと、殺菌作用があって土中に病害虫がきにくいとのことです。
この後、産地は平地~準高原(300~400m)~高原(1000m)へと移行していきます。
【レタス】【キャベツ】【大根】【白菜】【長ねぎ】などは山梨になります。
楽しみな果物は、【西瓜】(大玉・小玉・マダーボール)が千葉、山形から、【パイナップル】(沖縄) 【びわ】(和歌山) 【ガラリ(すもも)】(奄美大島) 【すもも】(山梨)。そして、ゼッタイ人気の【桃】が山梨・久津間さんから始まります。
ジメジメアツイ!とまいってしまいますが、食べて元気でいきましょう。
アッ!まだ梅の予約間に合います。お早目に。
あひるの店先から
6月14日(金)、福島に行ってきます。
「ふくしま復興かけはしツアー」企画のバスツアーに参加です。
夜7時に東京駅を出て、11時に宿に着いて、翌朝から相馬~南相馬~新地町などの震災・原発事故被害の状況を、現地の水産加工や商店を営む人たちの話しをきいたり交流したり、おいしいものを食べたりしながら、ふくしまのこれからを一緒に考え、夜10時に帰着というツアーです。
このツアーに参加しようと思ったきっかけは、①2月に南相馬の小高商業高校生20名が国立に来て楽しんでくれたので、今度は国立からみんなで福島に行かなきゃいけないね、と話し合っていたこと ②元ポラン広場スタッフの佐藤君から、「地元に帰ってNPO法人ブリッジ・フォー・フクシマのスタッフになってバスツアーを企画してるんです」という連絡があったこと、の2つでした。
「クニタチからフクシマへ」のバスツアーは秋を予定していたのですが、佐藤君からご案内があったことだし、秋のバスツアーの下見もかねて行ってこようと思った訳です。
「福島のことを忘れる」なんてことはないのですが、例えば、あひるの家が扱っている【さゆり米】(福島会津若松熱塩加納町)は、震災前の46%の販売量と激減したままです。
放射能検査は出荷まで4回行い、いづれも検出限界値1ベクレル/kgで[不検出]という結果にもかかわらずです。
「何とかしなけりゃいけない」と思いながら、どうもならない日々。現地に行って、もっとたくさんの話しを聞き、見てこようと思った訳です。
今回のバスツアーの唯一最大の懸案は、「バスにトイレがついていない!」ということです。オシッコの近い者として今から悩ましいばかりです。
まだ参加者募集していますから、一緒に行きませんか?募集案内チラシ店頭にあります。
たいやきやゆい&パンとお菓子の店ミモザ 6月から10月までの営業形態変更のお知らせ
―たいやきやゆい―
◇6月~10月中旬まで、たいやきの販売は休止になります。
◇6月19日(水)から、ミモザのお店で営業します。
■国立市西2-19-12 042-505-6210
■定休日 火曜日 ■営業時間 11:00~18:00
☆メニューは
かき氷各種・葛餅・どら焼き・白玉あずき・ところてん 他 店内で食べられます。
◇ということで、あひるの家店頭でのたいやき、かき氷の販売は休止ということになります。
―ミモザ―
◇6月12日(水)~10月下旬まで、パンの販売は休止になります。
◇6月19日(水)から、焼き菓子とスコーンの販売をします。
大幅変更で申し訳ありません。お店でお待ちしております。
パンとお菓子ミモザフェアinあひるの家を6月9日(日)に予定しています。お楽しみに。