Author Archives: kano

有機交流電燈倶楽部へのお誘い

おいしい料理をみんなで食べる!

その人(スピーカー)の仕事や人生の話しをきいてみる!

いろんな人との出会いを楽しむ!

今年もはじまります

1月の有機交流電燈倶楽部

■日時:1月26日 19:00~21:30
■場所:カフェ・トピナンブール
■参加費:¥2,200(料理とワンドリンク)
■今月のスピーカー:青木 隆さん(ケイミーオフィス主宰)
「らでぃっしゅぼーや」スタッフを経て独立。全国各地にある埋もれた商品をほりおこし、紹介するプランナー。特に、酒・味噌・醤油など発酵食品に精通している。
金髪のいでたちはイギリスのジェントルマンなのだけど、「風呂屋にいって相撲をみるのが大好き」といたって純和風。
どんな話しがどびでるやら、楽しみです。

お申し込みはあひるの家スタッフまで。

有機交流電燈倶楽部へのお誘い

有機交流電燈倶楽部2012年最後の集いは“将棋かるた大会で熱く遊ぶ!”です

■日時:12月18日(火) 19:00~21:30

■場所:カフェ・トピナンブール

■参加費:2,000円(食事・ワンドリンク付)

日本将棋連盟堀口七段が監修した、日本初の“将棋かるた”をやります。大人も子どもも、将棋を知らない人も、エキサイティングに楽しめます。
寒い寒い冬の夜、トピナンブールのおいしいご飯を食べて、ちょっと真剣勝負のかるたをやりましょう。参加者はツメを切ってくることと、ツキユビゴメン!のイベントです
お申し込みは、あひるの家スタッフまで。

2013年POLANカレンダー発売中

今年のテーマは、寒い時も暑い時も元気に楽しく遊びまわる子供たちや動物たちを描きました。
13枚の絵を描いたのは、デザイナーの稲澤美穂子さんです。
東北被災地に何度か訪れる中、“家族や仲間”の大切さをあらためて想い至り、13枚の絵に仕上げたということです。
店頭にありますので、手にとって見てください。 1部 300円

2013年はおいしいものを食べる幸せからはじめよう!

『手作り 無添加 みんなのおせち』完成しました!
只今ご案内パンフレット作成中 近日お届けします

【みんなのおせち 特製三段重】  23品目 27,800円

【みんなのおせち お愉しみ御膳】 12品目 14,800円

出張料理人『きまぐれや』シェフ吉田さん、和菓子屋『久保田商店』職人佐藤さん、魚屋さん海野君ともメニューを一新。更に今回初参加の『たいやきやゆい』の由井君が、目出度いこの日のために【特製宝鯛焼き】を焼きます。
作り手の心意気と技が伝わるおいしい料理がそろいました。おおいに期待してください。

瀬戸内海高根島の井場淳一郎さんの【みかん】

1ヶ月程前から店頭に並んでいるみかんは、井場さんから送られてきたものです。評判は上々で、「このみかん、おいしいわね」と井場みかんファン急増中です。甘くて酸っぱくてコクがあり、見た目も線と黄色がうまくまじりあって、大きさもコロッとしてうまそうです。
お客さんの紹介で井場さんが店にやってきたのは2年前の夏。それまで何回か電話でやりとりしている時は、大手電機メーカーのエリート社員として15年程働いていたというだけあって、メリハリのきいた喋り方は好感のもてるものでした。
やってきた井場さんは、身体の隅々まで陽に焼けた、根っからの百姓風貌でした。
4年前に両親のおとろえを目にして、おもいきって会社を辞め、島に帰ったとのこと。「百姓がイヤでイヤで島を出て街に行ったんですけどね」と照れ笑い。「どうせ継ぐんだったら、農薬・化学肥料を使わないみかん作りをしよう」と決め、挑戦。
幸い、温暖少雨で潮風があたり、海の向こうに沈む夕陽のオレンジ色の陽射しと、それが海に反射する2つの太陽がみかんをおいしくする訳ですが、風の極端にない(50cm以上の白波をみることが少ない)高根(こうね)島の位置もあって、みかん作りには最高の条件が揃っているところなので、やりがいがあるということです。
「ただ、今のところ慣行栽培の6割の収穫量で、出荷先も2軒のレストラン、ケーキ屋で、作ったけどJAに出さざるを得ないのが最大の懸案」ということ。
いただいたみかんは、小さいけど香りがあって味が濃い。「ウマイ!井場さん、このみかんはウマイよ。ここ何年の中で一番ウマイゼ」と言うと、とっても嬉しそうだった。
お互いいい出会いでした。
まだ畑がたくさんある訳でもなく、一人でやっているということもあって、時々途断えることもあります。
「おいしい!」と口に出してしまうみかんです。これから出てくる柑橘を楽しみにしてください。

あひるの店先から ―今年もやります【みんなのおせち】―

【みんなのおせち】第1回会合を、暑さがいっこうにおさまらない9月12日、羽村の福籠という飲み屋でやりました。
昨年の実績、反省というとことから話しがはじまりました。
1月の“ごくろうさん会合”でもでたことですが、作り手(きまぐれや吉田君、和菓子屋佐藤さん、魚屋海野君)の力量に比べて、売り手(あひるの家、Boot、はるさん商会)の実績が半分位にしか至っていないことが話しの主になりました。
それ故、なかなか厳しいやりとりになりました。
「みんなでやろうって言ったのに、あんな宣伝の仕方は納得いかない。」
「買いたい人だけに売って、売り込む気持ちが伝わらないのは、売ってることにはならないんだよ。」
「一つ一つ作る方が気持ちこめて作ってるおせちなんてないんだから、その辺もっと伝えてくれよ。」
「こんな売り方していたら生き残れねえんじゃないの。」
と、販売側は「うるせえんだよ」とふてくされながらも、おされっぱなし。
「今年結果が出せなかったら、おせち企画はやめにしよう。そのつもりで今年はやろう」と決意表明し、今年の話しに移っていきました。
和菓子屋佐藤さんは、3年同じものを作ったので、全て新しいメニューを考えたい。魚屋海野君は、ただ焼いたり切ったりするだけではなく、魚屋だからこそ出来るものを考える。シェフ吉田君は新メニューを考えたいと、作り手は新作づくりに足並みを揃え、売り手は共同チラシの作成、販売の仕方を話し合う会合を持つことにしました(9月16日)。
“いいものを作る”ということをどう伝えられるのかという話しの中で、シェフ吉田君から「作るということでは、たいやきやゆいの由井君はスゴイと思う。是非一緒にやりたい」との提案がでて、みんなが大賛成して、由井君に打診してみることになりました(由井君快諾)。
10月4日(木)、新しく由井君を加え、第2回会合を羽村Bootでもちます。
みなさんに「これなら」と思ってもらえる【みんなのおせち】をあみだせたらと思っています。

畑だより ―秋色、秋の味覚でいっぱいです―

「あっ!秋だなぁ」と店内には色鮮やかな野菜、果物が並び、秋が深まるにつれ味もどんどんおいしくなっています。

―果物―
なんといっても目にあざやか、食べておいしい【りんご】です。甘かったり、酸っぱかったり、硬かったり、パリッとしたり、赤かったり、黄色かったり、混色だったり、楽しめます。
早生ふじ、さんさ、ひめかみ、あきばえ、陽光、やがて紅玉、国光が青森弘前・伊藤さんからでます。
甘くてしっかりした【種なし柿】【富有柿】が、奈良西吉野・王隠堂さんからはじまりました。
毎年大好評の【みかん】【レモン】が、瀬戸内海広島高根島の井場さんから届きました。まだ小粒の極早生みかんですが、はやくも「うまいなぁ」とうならさるおいしさです。寒くなるにつれ、コクのあるおいしさになっていきます。
【梨(豊水・新高)】【洋梨】【ぶどう(甲州・ベリーA・巨峰)】はそろそろ終了に向かっています。
フェアトレードの【バナナ】【アボカド】は続きます。

―野菜―
北海道シリーズ(【じゃが芋】【玉ネギ】【人参】【南瓜】)始まりました!「やっぱりホッカイドウはうまいよな」と満足です。
自慢は栃木・田島さんの【里芋】です。田畑輪環(米と里芋を交互に作る)栽培がポイントのようです。ねっとりしているのにしっかりした、ウマイ里芋です。
【蓮根】【ごぼう】、そろそろ【秋大根】も揃い、煮物がおいしい季節です。
「あまりにおいしくて気が変になりそう」とまで言われた茨城・飯塚さんの【さつま芋(紅東)】は今年も好評。寒くなるともっとウマイ。
栃木・鈴木章さん、田島さん、八王子・北原さんの直送野菜も楽しみです。
夏の暑さと少雨で大幅に遅れているのが葉物(【ほうれん草】【小松菜】【小かぶ】【春菊】など)は、もう少し待ってください。

―新米―
待ちに待った新米はじまりました。
栃木・鈴木章さん(コシヒカリ)、田島さん(ヒトメボレ)、新潟・いなほ新潟(コシヒカリ)、青森・新農研(アキタコマチ)、福島熱塩・さゆり米(コシヒカリ)と、順次新米入荷です。

書いているだけで腹がへってきました。

あひるの店先から ―弾けました!―

8月30日(木)、有機交流電燈倶楽部(略称“倶楽部”)の集いが木乃久兵衛(キノ・キュッヘ)で催されました。
集まったのは子供も含めて20名。曜日と二学期目前ということもあって少なめでしたが、初めての参加者が7名と初々しい若さがあふれていました。
「今日はふんぱつしました」の木乃久兵衛佐々木さんの料理を食べながら、自己紹介がはじまりました。
『リ・スタート』『夏の想い出』『これからの私』などをおりまぜながら話しがすすみ、「もうちょっと初めての人にわかるように話せよ」とか、「もっとその辺りくわしく話して」とか、「人が喋ってるときお喋りするな」とか、合いの手やつっこみが入り、新しい人たちのドギマギした様子が可愛らしく、笑いが弾けていました。
ちなみに参加者の顔ぶれは、洋服屋さん、学習しない学習塾スタッフ、丸の内OL、建築士、グラフィックデザイナー、農家、プロ将棋士、主婦・・・・・・と、参加者全てが異なった生活、仕事をしている人たちでした。
今回のスピーカーは、桐朋通りから国立北口の住宅街に店を移転し、自力改装中のアグレアブル・ミュゼの石田さん中野さんカップルです。
石田さんから店の由来などの話しの後、「今度の店は来たい時に来て、来れる時に来れるよう、オープン・クローズをもうけない場にしたい」との抱負が語られました。
途中、光風林の太田さんや倶楽部の呼びかけ人前田さんが、着ている服を脱がんばかりに、「これも、これも、アグレで手に入れたんだけど、すご~く着心地がいい」と絶賛。参加者から「わかったから、脱ぐのだけはやめてくれる」の声があがったほど。
中野さんは「話すのは苦手だから」と、フラ(ダンス)を披露。優雅な舞いは、海辺に降りた天女のようでした。
その後、カイラスの落合さんと中西さんのウクレレ演奏(これはちょっと息が合っていなかった)、最後に将棋士堀口さんが『天空の城ラピュタ』を朗々とうたいあげ、随時解散となりました。
笑いが弾けた時間でした。

畑だより ―街はまだ夏だけど、畑はもう秋の気配です―

<果物> 暑さで疲れた体に力をくれます
季節の移ろいを感じさせるのが、色とりどりの果物です。「高温少雨」のこの夏、果物は小粒ですが甘味が強いです。
―りんご―
年間50種類のりんごを作っている、青森弘前の伊藤さんから、【つがる】【シナノレッド】【さんさ】【未希ライフ】とつづけて入荷します。いずれもシャキッとして甘酸っぱいりんごです。樹がひとつの品種で1~2本ということもあり、入荷が1回だけということもあるので、「いろんなりんごを食べてみたい!」という人、食べ逃しご注意です。
―梨―
甘くて硬めの【幸水】につづいて、甘くて水気が多くて少しやわらかめの【豊水】が茨城・要ファームから、甘酸っぱくてシャリシャリしている【二十世紀梨】は奈良の王隠堂さんから、香り高くツルッとした上品な食感の【洋梨】は山形高畠の猪野さんから出荷されます。梨のみずみずしい甘さは、朝の体にしみわたります。
―ぶどう―
山梨甲府の勝沼平有機組合から、甘味の強い【巨峰】、甘味と酸味のバランスが良い【ベリーA】、香り高い【ネオマスカット】、色鮮やかな【甲斐路】、2~3種類のぶどうをパックした【旬のぶどうセット】がはじまっています。

フェアトレードの【バナナ】【アボカド】は続いていますが、【西瓜】【桃】はおしまいに向かっています。

<野菜> 力をくれる野菜を食べる
―北海道から―
ホッカイドウも暑かった!でも、夜温は低く、昼と夜の気温差がうまい野菜を育てました。
まずは、カレーライス畑といわれている【じゃが芋】【玉ネギ】【人参】、そして甘くホックリして実のつまった【南瓜】【坊ちゃん南瓜】が、畑での風乾(ふうかん)がすみ次第順次出荷されてきます。
―青森・長野・山梨の高原地域から―
青森から【新長芋】【トマト】【玉ネギ】【じゃが芋】、長野・山梨の高原地域から【キュウリ】【ナス】【キャベツ】【レタス】【大根】【ズッキーニ】【長ネギ】など、ほとんどの野菜が出荷されています。
―茨城・千葉などの平野地域から―
【なす】【ピーマン】【ツルムラサキ】【モロヘイヤ】【ニガウリ】【新さつま芋】【新里芋】など、暑さに強い野菜がでています。
―九州・四国の西日本地域から―
かごしま有機から【ニラ】【新ごぼう】【新さつま芋】、広島高根島のみかんの井場さんから【スダチ】、長崎から【新蓮根】はじまりました。

<新米>
栃木鹿沼の鈴木章さん(コシヒカリ)、田島穣さん(ヒトメボレ)から9月下旬に入荷予定です。10月には章さん、田島君に来てもらって、新米セールをやる予定です。

9月中旬~10月いっぱい、夏野菜が終って冬野菜が出揃わない移行期=端境期(はざかいき)になります。
お客さんからは「あれもない」「これもない」と言われることも多くなり、旬の八百屋の宿命(!)なので「ゴメンネ」と言って聞き流していますが、ボディブロウのように気力を削いでいきます。
「あるものでカンベンしてください」の端境期スタートです。

あひるの店先から ―夏に少しいい話し(?)―

少しは慣れたとはいえ、毎日々ノックダウン寸前の暑い日々が続いています。
食欲はおちないので「ともかく食って」とガッツリ夜ご飯を食べて、一休みしてぬるめのお湯につかります。
風呂から出て、扇風機の風にあたりながらほてった体を冷やします。
その時、足の裏にエッセンシャルオイルの【イムネオール】をすりこみます。ほてってだるくなった足がスーッと軽く気持ちよくなります。
ある時、一週間前位から指と指の間の皮がむけ「ヤバッ!」と思っていたのですが、「そうだ、イムネオールを塗ってみようか」とすりこんでみたのです。
何日かしたら指の間はすっかり乾いていて、皮のむけもなくなりました。
これまで、鼻や喉の炎症に抜群の効果があるのはわかっていたのですが、まさか“水虫”に効くとは。イムネオールに含まれるティーツリーやクローブ、カユプテといった抗菌性のあるハーブが“水虫”をやっつけたのだと思います。
“水虫”で悩んでいる人、【イムネオール】試してみるといいよ。
ついでに、暑いと体温があがり、今までひそんでいた出もの腫れものが出やすくなったりします。歯や歯茎が痛くなったり腫れたりするのも、この季節が多いですよね。
“痔”もそうです。熱をもって腫れるのかなと、時々不安にかられます。
そんな時効くのが【馬油】です。結構安心です。傷や虫さされにもいいので、【スティック馬油】を携帯しています。
馬油がない場合、“痔”には胡麻油が有効です。
ただでさえ体力が消耗している時、体の小さなトラブルはこれで安心です。
「もっと涼し気な話題にしろよ!」の声がきこえます。次回にはスッキリした話しを記します。