Author Archives: kano

畑だより ―ちょっと早いけど、年末野菜はどうなのか?―

syogatu[1]今は順調に育っています。暖冬のせいで、どこの畑もグングン育っています。
お百姓からきかれるのは、「今はいいけど、年末、野菜がなくなんじゃねえかな」の心配の声です。
ようするに、前倒しで育っているということです。

正月用年末野菜、【小松菜】【ほうれん草】【春菊】【セリ】【キャベツ】【ブロッコリー】【カリフラワー】【青首大根】【三浦大根】【里芋】【八ツ頭】【小かぶ】【ゆず】【長ネギ】【下仁田ネギ】【蓮根】【白菜】は潤沢にありそうです。
不安定、極少量が、肝心の【三葉】【金時人参】【きゅうり】【トマト、欠品確定がくわい】【絹さやです。

正月用年末果物、広島・井場さんのみかん、青森・伊藤さんのりんご、熊本・福島さんのネーブル、茨城・竹村さんのイチゴはOKです。

12月30日が最終入荷となります。畑が限られているので、少し早目のキープがおすすめです。
なるべく揃えられるよう、なるべく畑が片付けられるよう、いくつかの仕入れ先と連絡とりながら、「あっちは少ない」「こっちは多い」など、パズルのような日々がはじまります。

新年からのことになりますが、16日(水)に【春七草】(500円)が入荷します。ご予約承っています。

あったかいといっても朝晩は冷えて、栃木では初氷が張ったそうです。その分、野菜は甘味をまして旨くなります。
あったか料理であったまりましょう。

あひるの店先から

実は、太平物産の「表示偽装」の問題が発覚する数ヶ月前に、小さなエリアでこれと同様の事態が生じていました。

山形・ゴールド興産という小さな肥料会社が製造した有機質100%の肥料に、硫安という化学肥料が配合されていました。

畑の一部にこの肥料を使用していたのが、北海道富良野の阪井君です。

ゴールド興産や主管する北海道農水省と、「責任」を巡って激しいやりとりを繰り返してきました。このことがきっかけで、農水省がJA全農に「肥料成分の調査」を指示し、今回の太平物産の「表示偽装」が発覚したと思われます。

かといって、農水省が責任を認めた訳でもなく(反対に阪井君には厳しい対応をしたとききます)、ゴールド興産が補償に前向きだということもなく、阪井君一人がその損失をこうむっている現状です。

阪井君のことは、あひる通信で何度も登場しているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、35年前23才であひるの家にやってきて、半年間リヤカー八百屋をやって、その間有機農家に出掛け有機農業のイロハを学び、富良野に戻り有機農業を始めました。

北海道に渡った若者たちの多くが、阪井君を頼って訪れ、牛飼いや羊飼いや有機の百姓になっていきました。いわば、北海道の有機農業のフロントランナーです。

「農薬・化学肥料の多用と大規模農業」によって衰退していく土と百姓を見てきた阪井君は、「土を活かし、百姓を生かす有機農業」に希望を抱いてやってきました。

ところが今回の事態にまきこまれ、自ら「認証有機」を取り下げ、出荷する農産物も「有機農産物」→「農薬不使用・化学肥料使用」に変更しました。あひるの家取り扱いの南瓜・玉ねぎ・赤玉ねぎ・メークインも、そのように変更しました。

実は、ここからが問題の本質です。

1)向こう2年間、阪井君の畑は有機認証の資格を失うことになります(化学肥料を使用したから)。

2)既に、自らの判断で学校給食への供給を中止し、冷凍南瓜としての原料供給も止めました。更に、70%以上出荷している関西の会社(有機農産物専門流通)が、来年は取り扱ってくれるかといった経済的な見通しを失いました。

3)35年以上続けてきた有機農業を理不尽に奪われた失意と、後継者としてはじめていた息子たちのこれからの不安。

まだたくさんあるのだろうけど、「偽装」がもたらした損失は計り知れないものがあります。あひるの家創成期、ポラン広場のネットワークづくりをともに担い、家族ぐるみのつき合いのある阪井君が苦境にたたされていることを思うと辛いです。

買うこと、食べることで応援していきたいと思います。

IMAG1907

秋田県太平物産による「成分不適合肥料」に関する、ポラン広場取り扱い農産物への影響、調査の結果をお知らせします

各報道でご承知のように、秋田・太平物産から「JA」「全農」が購入し、全国11県の生産者に供給していた肥料に、表示とは異なる内容のものが含まれていることが明らかになりました。
(1)肥料の成分が不足している (2)記載されていない原料を使用している (3)有機原料の割合が少ない といった3点の問題が見つかりました。
農薬・化学肥料の使用を前提とした一般農産物にとっては全く問題のないことですが、「認証有機農産物(農薬・化学肥料を2年以上使用していないことが認証された畑で育てられた農産物)」の取り扱いを主にしているポラン広場にとっては、「表示の問題」にとどまらず「農業の問題」ととらえ、ポラン広場流通事業部を中心に生産者・製造者への調査をただちに開始しました。

118日現在、以下の生産者の方々からご返信をいただきました。ほとんどの生産者が、太平物産の肥料は使用していませんでした。

青森【有機うるち米】【自然純米・有機つがるロマン】【めごっこ米】、岩手【啄木米・有機米】【有機もち米】、福島【さゆり米】、新潟【魚沼産・有機米】、茨城【有機もち米】、群馬【有機米穀】、北海道有機農協・富良野百我(北海道)、新農業研究会・三上新一(青森)、活農集団無天塾(岩手)、庄内協同ファーム・原田茂光・佐藤果樹園・猪野惣一(山形)、緑と太陽の会(福島)、浜田農園(栃木)、いなほ新潟・関根秀夫(新潟)、浦部農園・プレマ・大野ファーム(群馬)、飯塚功・要農場・松崎英男・峰下高一・金田正道・大和田治・コスモ塾有機農業研究会・額賀敏・小沼公子・ハーブスマンs(茨城)、小林農場・清水浩二・立野健・早川三次・平良次男・勝沼平有機果実組合、久津間グループ(山梨)、高坂農園・吉沢文隆・水野農園・大鹿村有機野菜生産グループ(長野)、依田健太郎・山田農園・西山孝(静岡)、天恵グループ(愛知)、西井ファーム・内芝農園(和歌山)、王隠堂農園(和歌山)、碓井農園・西村善徳(高知)、愛媛有機生協(愛媛)。肥後あゆみの会(熊本)、かごしま有機生産組合・つつみだ農園(鹿児島)、真南風(沖縄)

中には、「JAがやってる肥料なんてやるわけねえだろ」「肥料は自家製だよ。なに調査してんだよ、信用してねえのかよ」と、おしかりを受けたりしました。
ただし1グループ、大潟村自然農法研究会30名中2名の生産者が、太平物産の肥料を使用していることが判明しました。あひるの家では【大潟村有機米】の取り扱いはありませんが、肥料成分の表示偽装なので、食しても問題ありません。
これからも引き続き調査を行い、お知らせ致します。
それにしても、肥料の発売元のJA全農の会見で、「有機とか特別栽培とかの表示をやめて、一般流通に出せばいいんじゃないんですか。この肥料を使っていて“有機”と表示したら、JAS有機法に引っかかって罰せられます」という言にはあきれました。農水省からのコメントもありません。
ちなみに、あひるの家独自取り扱いの直送野菜(栃木・鈴木章さん、神奈川・北原君など)に、この肥料の使用はありませんでした。                                                    

畑だより ―野菜がナイ!野菜が高い!―

15.10hatakeともかく、これだけ野菜が揃わないことも、値段が高いことも初めてのことです。毎日毎日、お客さんから「ナイ!ナイ!」「タカイ!タカイ!」と言われ続け、へこんでいます。

まず、「ナイ」理由です。

元々9月は夏野菜が終りかけ、冬野菜がまだ始まりきらない「端境期」なので、野菜が少なくなります。

さらに追いうちをかけたのが、9月初旬~中旬にかけて10日間余り続いた長雨、そしてダメ押しの台風。

ここで、まだ少し残っていた夏野菜がダメになって、ブロッコリー・カリフラワー・白菜・葉物など少しずつ出てくる野菜もダメになり、さらに秋冬野菜用に播いた種も流されました。

神奈川・北原君の12枚の畑の内2枚は今なお水が引かず、あとの畑も土の中の水分が多すぎて、育っている野菜もチョロチョロヘナヘナで、とても出荷できる状況ではないようです。

北原君は10月下旬まで出荷できる野菜はなく、2ヶ月間はほぼ売上げナシという状況です。

次は「タカイ」理由です。

この時期、ポラン広場が作付している長野・群馬・山梨・茨城の畑は欠品が続き、入荷しても「あった!あった!」位の量しかありません。ポラン広場の作付野菜は年間契約なので、価格が変動することはないのですが、ナイ!のです。

あひるの家がもう一つの仕入れ先としている『温市』は、幅広い農家とのつき合いがあり、こういう時は助けられています。

ただ、温市の場合は作付ではなく買付になるので、「一般市場動向」にスライドして価格が変動します。だから、今のように市場価格が暴騰している時は、野菜はあるのだけど高い!ということになります。

さらに、大根は北海道、トマトも北海道、キャベツは長野川上村の高原地域と遠距離輸送費がかかり、その地域でも長雨台風で野菜が少ない、といくつもの要因が重なって高くなっています。

作る人も売る人も買う人も辛い状況です。

そんな中、おいしくて安くて潤沢な野菜が、北海道富良野・阪井君のじゃが芋・玉ねぎ・南瓜です。特に九重栗という種類の南瓜は、ホックホクで甘くてとびきりです。

栃木鹿沼・田島君のネットリ歯ごたえのある里芋、オススメです。

栃木鹿沼・鈴木章さん、長野伊那おむすび米と新米がはじまりました。

果物はりんご・柿・みかん・ぶどう・キウイフルーツ・バナナと、色鮮やかにラインナップがそろいました。

あと3週間もすれば、各産地野菜が育ち、安くなります。それまで大切に大切に食べてください。

あひるの店先から

かつてを懐かしむ機会が続いています。
3週間程前にひょっこり店先にあらわれたのは、25年程前に7年程あひるのスタッフとして働いていた影山君(カゲさん)。当時20才代前半。その頃2店舗、トラック引き売りし、牛乳配達し、レストランしで、スタッフ・アルバイト総勢15名程。平均年齢30才。若手スタッフいわく、「熱気というより狂気に近い」という、爆発するエネルギーの日々でした。
小理屈の多いカゲさんは先輩たちにいじめられながら、店終了後毎夜くりひろげられる宴会にニコニコ加わり、丼飯3杯をほおばっていました。
今はあきる野市で一人百姓をやっているとのことです。
それから1週間後、店にのっそり、ひっそりあらわれたのは、35年程前に2年程リヤカー八百屋をやっていた小宇佐君。あひるの家が富士見通りでもやっていた2店舗時代でした。
長身、長髪、寡黙、目を合わせて話せないと、影が薄いというか「八百屋ムリだよ」と思わせる青年(20才代半ば)でした。
自己主張のかたまりみたいな八百屋仲間のなかで、ともかく目立たず、彼がいつ辞めたのかも思い出せません。
そんな小宇佐君、「なんとしてもリヤカーを引いて八百屋をやりたかったんだよ。人とつき合うことのできない自分を変えたくて。辞めたのは、前やっていた人の半分位に売り上げがなっちゃって、これはいくらなんでも申し訳ないと思って」、はじめてきく話しでした。あの小宇佐君が「リヤカーを引きたい!」なんて強い決意を持っていただなんて。
小宇佐君はその後介護の仕事をやって(介護されていた訳ではなく)、今は親のこともあって大分にいるそうです。
またしても1週間後、これは店にあらわれた訳ではなく、ポラン広場の農産担当からTELがあって、「狩野さん、大西さんて知ってますか?おつき合いしようと思ってるんだけど、元あひるのスタッフだときいたんで」
30年程前、筋骨隆々の大西君がリヤカー八百屋として加わりました。
長野富士見市で友人と2人で農業をやっていたのだけど、「有機農業研修と資金稼ぎ」ということでやってきました。
あひるの2Fで寝泊まりし、昼はあひるのリヤカー八百屋、夜は流通センターの集荷配送業務と、昼夜働きつづけていました。彼は空手家でもあったので、手カセ足カセ鉄アレイをつけてのリヤカー八百屋でした。
そして、あひるスタッフで百姓志願のトシちゃんを引っさらって(結婚)、富士見市に帰っていきました。
大西君は4トントラックで産地に集荷に行き、その帰り道モーテルでひと休みしたという強者でもありました。
来夏には大西君から野菜がでてくるかもしれません。
最後は2週間程前、世田谷下北沢にある『オルガン堂』(福島の有機農業を応援するショップ・レストラン)で話しをさせてもらったことです。
「野菜が食卓にのぼるまで」というタイトルで3時間程話しました。
「価格はどうやって決めるのか」「お百姓はどうやって見つけたのか」「八百屋さんはどうやってふえていったのか」「野菜だけだと思っていたら浄水器とか化粧品もあるのはどうして?」「放射能汚染の影響は?」と、活発な意見質問が出ました。20才~30才位の青年たち5人位でした。
一番の注目点は、「1年の間で、なぜリヤカー八百屋が15台になったのか?」「10年間で九州から北海道まで67店舗に拡がったのはどうしてだろう?」という、拡がりとつながりのことでした。
あの頃の躍動感を思い返しながらの3時間は至福でした。
と、幸せな1ヶ月でしたが、スタッフの一人によると、「みんな何か感じて会いに来たんじゃないの。もう一人来たらヤバイよ」と、おどかされてもいます。
あいつもこいつも来てほしい気もするけど、来ないでほしい気もし、複雑です。  

画像 012

8月30日(日)魚屋さん海野くんこの夏最後の「ウマイ!」うなぎ店頭焼き!

15.8unagi

夏の疲れた体にしみわたる「ウマイ!」うなぎ焼きます!

スゴかったこの夏の暑さ。徹底的に痛めつけられ、くたびれきっている体には、やっぱり海野くんの焼く肉厚で歯ごたえがあるのにやわらかくて、「ウメェ~!」と叫んでしまう【うなぎ】を食うと、体のすみずみまで力が漲ってくるような気がします。
まだまだ暑いゾ!うなぎを食うゾ!

【うなぎ蒲焼き】 3,100 あつあつご飯にのせてウマイ!

【うなぎ白焼き】 3,100 わさび醤油で冷酒がウマイ!

【うなぎ肝串焼き】 240 これ1本でビールがウマイ!

◆静岡県吉田町産(または愛知県一色町産)

◆飼育にあたっての抗生物質、成長促進剤などの使用はありません

◆合成添加物、遺伝子組換え原料フリーのコクのある旨いタレがつきます

◆老舗うなぎ専門店がさばいて蒸したうなぎを、海野君が焼きます

◆ふっくらと身があつく、食べごたえ十分

■限定40串  これしか確保できませんでした。ご予約が確実です

■日曜日特別配達あります  通常通りの4時便となります

北海道富良野麓郷(ろくごう)の阪井君から直送とうもろこし入荷します!

sakaikun[1]富良野麓郷は窪地になっていて、北海道でも昼と夜の寒暖の差が大きいところです。
昼30℃、夜20℃を下回る気温が、野菜を甘くおいしく育てます。
雪が溶ける4月から雪が降りはじめる10月までの半年間しか畑に出られる期間がないので、阪井君はヘッドライトを点けて農作業に追われています。
「今年は予想に反して暑かったし、雨もあったので、生育はとてもいいよ」とのこと。
年1作の北海道農業、「よかったね」と嬉しくなります。
阪井君からは8月中とうもろこし、9月からじゃが芋・玉ねぎ・人参、少し遅れて南瓜、11月には小豆・手亡豆・うずら豆などが出荷されてきます。
なんといっても阪井君は、36~37年前のあひるの家創成期(おおげさ?)のスタッフです。22才と30才、毎日が“祭りの準備”のような日々でした。
秋も深まり、最後の畑の片付けで追われている阪井君と畑に行くと、大きな足跡がいくつもありました。
「熊出てきてるから、そこで見張ってて。オレ、畑やっちゃうから」と、カーラジオのボリュームを最大にして、阪井君は畑に行っちゃいました。
「見張っててって言っても、熊出てきたらどうすんだよ」と、緊張感で泣き出しそうな1時間でした。
阪井君の野菜は旨いです。たくさん食べてください。

8月2日(日)とれたて!おいしい!元気がでる!北原くんの夏野菜これでドウダ!フェア

15.8kitahara

きゅうり・トマト・ミックスミニトマト・ズッキーニ・バジル・つるむらさき

コリンキー(サラダ南瓜)・ハラペーニョ(激辛唐辛子)・白丸なす

じゃが芋各種・空芯菜・南瓜・ピーマン … その時畑にある野菜

神奈川県愛甲郡愛川町(厚木市のそば)に引っ越して2年目。
ほぼ野原を開墾した1年目は「悲惨!」の一言。種を播いても芽が出ず、芽がでてもすぐ枯れてしまう繰り返し。「畑に行きたくない!」症候群の一歩手前まで追い詰められた年でした。
「百姓って野菜作ってんじゃなくて、土を作ってんだなあ」としみじみ語っていたのが印象的でした。
1年が経ち、近隣の農家から「使ってないから、やる?」の声をかけてもらえるようになり、1町8反(東京ドーム半分位)に広がったのですが、一つ一つが小さくて12カ所に分散し、朝4時半からあっちの畑こっちの畑と駆けまわっている日々とのこと。
更に、女房の祥ちゃんが仕事中に野菜バサミを足の甲にグッサリ落としてしまい、包帯グルグルで畑に出られません。
八王子の畑は祥ちゃんのお父さんが管理し、南瓜・さつま芋・里芋・じゃが芋を作っています。
ただでさえ暑いのに、更にヒートアップしている北原君です。
当日はバジルソース、揚げ茄子など食べてもらいますので、是非おいでください。
「北原君の野菜は勢いがあるわね!」と、もっぱらの評判です。

*******************************

7月13日、これで3回目となる母校(法政大学)での講師のアルバイト、「キャリアデザイン論 ―私はこうして百姓になった―」2講座、600人を前に90分話しました。
「90分×2回で6万円もらいましたよ。金ないからデカイですよ」と嬉しそうだったけど、学生の反応が芳しくないことに腹を立ててしまいました。「向上心を持たないで生きていきたい」「積極性がなくても続けていける仕事につきたい」……  でも、ゼミの先生があひるの家に来られた時、「祥ちゃんはゼミで一番優秀、北原君はユニークだったけど成績は最低だった」と言ってたゼ、北原君!

第26回有機交流電燈倶楽部へのお誘い

◇日時 7月31日(金) 19:00~

◇場所 ベジタリアンレストラン『カフェ・トピナンブール』

◇参加費 2,200円 美味しい野菜料理とワンドリンク

◇スピーカー 今里 佳子さん(カフェ・トピナンブール主宰)

◇お申込 あひるの家 或いは カフェ・トピナンブール(042-505-6837)
      定員25名になりましたら締め切らせていただきます

「大人になると、自分の人生や仕事を語ったり、他人の人生や仕事のことを聴いたりすることが少なくなったと思いませんか? 他人という鏡をたくさん持つことが、自分の人生が豊かなものになると思っているのですが…」

おいしい料理を食べながら、その日スピーカーになった人のこれまで生きてきたエピソードや仕事の話しを聞かせてもらって、そのことにああでもないこうでもないと言葉をはさみ、あとは座を乱して参加者同士が夜が更けるまで語り合う。有機交流電燈倶楽部26回目のスピーカーはYOSHI(今里)さんです。
長崎生まれの利発な少女時代 ~ 留学 ~ マクロビオティックとの出会い ~ トピナンブール開業 ~ 休止 ~ 再開 に至るエピソードや、これからを熱く語ってもらいます。
「いい時ばかりじゃない」人生の難関に立ち向かってきたYOSHIさんの話しは、自分の人生の糧になります。

kv[1]

畑だより ―店の狭さが際立つ日々ですⅡ―

いきなり暑くなって、店外に並べていた野菜果物も店内になだれこんできました。
朝、仕切りの度に、スペース確保のための陣取り合戦が、スタッフ間で繰りひろげられています。

果物は

「もう西瓜でしょう」と言いたいところですが、千葉山武の大玉・マダーボールとも終了に向かっています。山形尾花沢の西瓜は7月下旬から、一番果は甘味、歯ざわり、香りとも抜群。特に暑いので甘さがましています。もうしばらく待ってください。
人気No1の桃(山梨・久津間)・タカミメロン・ホームランメロン(青森・乳井)・ブルーベリー(栃木・浜田)・パイナップル(沖縄・平安名)・バナナ・キウイフルーツに加え、すもも【大石早生】・蜜のしたたるすもも【貴陽】・【ネクタリン】が山梨・久津間さんから、プルーン・ぶどう【デラウェア】(山梨・勝沼平有機)・梨【愛甘水】(茨城・要ファーム)が入荷します。もう完全に夏です!

直送野菜は

北原君(神奈川愛甲郡愛川町)からミックスミニトマト・きゅうり・バジル・コリンキー(コリコリうまい!サラダ南瓜)・白丸なす・南瓜・空芯菜・赤じゃが芋・セロリなどが入荷中。
鈴木章さん(栃木鹿沼)から、「こんな味のある枝豆食べたことないワ」と7月11日(土)フェアで大好評だった枝豆・にがうり・モロヘイヤ・つるむらさき・きゅうり・ホクホク甘い南瓜【恋するマロン】・煮えが早く甘くてホクホク坊ちゃん南瓜・つるむらさき・あったらみょうがなどが入荷。
田島さん(栃木鹿沼)からは完熟トマト連日入荷。

ポランのお百姓さんから

もう平地の気温が高くなってきたので、準高原(400~500m、山梨明野)に移りつつあります。
とうもろこし・キャベツ・レタス・サニーレタス・ほうれん草・小松菜・大根・長ネギ・春菊・ピーマン・トマト・きゅうり…。沖縄~北海道まで各地からの入荷です。

疲れてきた体に、ムシャムシャバリバリの野菜が一番です。

7gatu[1]