Category Archives: 畑だより

7月21日(日)おいしい!楽しい!汗をかく!真っ赤なトマトをもぎに行こう!

ポラン広場東京の自然学校 谷津田・里山・有機ハーブ~有機トマト収穫体験@茨城・要ファーム

3年ぶりの開催となる“トマト収穫祭”。3・11以前は春に田植え~夏に草取りとトマト収穫体験~秋に稲刈りと、通年で開催されていた交流・体験イベントの復活です。
茨城・要ファームの有機トマト生産者磯山さんたちとハウスに入って収穫し、もぎたてのトマトをその場で味わいます。おいしい昼食を食べながら生産者を囲んでの交流会なども予定しています。さらに、有機ハーブでおなじみのハーブスマンのハーブ畑や冬の間に手入れを続けている里山、生産者を中心に復活させた谷津田の見学、自分で摘んだフレッシュハーブでティータイムなど、盛り沢山のプログラムを企画しています。

【日時】 7月21日(日) 11:00~15:00頃

【場所】 茨城県行方市 POD要ファーム、ハーブスマンズ農場 ※現地集合・解散となります

【参加費】 小学生以上500円

☆詳細はあひるの家スタッフにお尋ねください。

09.7トマト祭り 045

畑だより ―7月になると畑は―

梅雨入り宣言が出たとたん雨が降らず高温晴天が続き、畑は砂漠状態。水分を求めて畑の野菜に虫たちが大集結。「葉物ボロボロ、種まきもできない!」という散々の状況。ようやくここ2~3日雨が降って、ホッと一息というところです。
さて、7月の畑は夏本番を迎え、どんどん育っていきます。
まず、6月15日(土)店頭直売で「オイシイ!」と好評だった、八王子・北原君からは【ミニトマトミックス】【小ナス】【キュウリ】【空芯菜】【セロリ】【モロッコインゲン】【枝豆】… と一気に出てきます。
7月13日(土)、27日(土)に、夏野菜コレデモカフェアをやります。
栃木の鈴木章さんからは【枝豆】【南瓜】【ツルムラサキ】【オクラ】【ゴーヤー】【ズッキーニ】【モロヘイヤ】…。
同じく栃木の田島さんからは、なんといっても夏野菜の人気ナンバー1の【トマト】が始まりました。『麗夏(れいか)』という品種で、甘酸っぱくていかにもトマトらしい味と香りがし、水の中に沈みます(実がビッシリつまっているということです)。
あと、絶品の【ナス】【オクラ】【ししとう】【ツルムラサキ】【モロヘイヤ】… そして8月に入ってからですが【大玉西瓜】【小玉西瓜】【黒玉西瓜(タヒチ)】が出ます。
相当地味ですが、茨城のイチゴの竹村さんから【ニンニク】が出ます。イチゴの裏にニンニクを育てておくと、殺菌作用があって土中に病害虫がきにくいとのことです。
この後、産地は平地~準高原(300~400m)~高原(1000m)へと移行していきます。
【レタス】【キャベツ】【大根】【白菜】【長ねぎ】などは山梨になります。
楽しみな果物は、【西瓜】(大玉・小玉・マダーボール)が千葉、山形から、【パイナップル】(沖縄) 【びわ】(和歌山) 【ガラリ(すもも)】(奄美大島) 【すもも】(山梨)。そして、ゼッタイ人気の【桃】が山梨・久津間さんから始まります。
ジメジメアツイ!とまいってしまいますが、食べて元気でいきましょう。
アッ!まだ梅の予約間に合います。お早目に。

八王子の若き百姓 北原くんが雑誌に載りました

yasaidayori1

yasaidayori2

yasaidayori3

八王子で新規就農して4年目(だっけ?)の北原瞬君(32才)と北原くん家族、八王子の農場が、だいぶ前ですが2月発売の『野菜だより』という雑誌に載りました。
紹介記事1ページ目に「子どもにとっては畑も遊び場 スカイツリーも富士山も一望!」とタイトルがあり、農場で大根と人参を持って笑顔の北原家族4人。空には見渡すかぎり青い空。下の方に民家がちらほら。「ここ本当に東京?」と言ってしまいそうなのどかな風景。
記事では、北原くんが新規就農に至った経緯、なぜ農薬・化学肥料に頼らない農業を選んだのか、農業の楽しさなどが北原君の言葉で語られています。
子どもたちの楽しそうな畑での一コマ、おいしそうな北原家の食卓(レシピ付)など、すてきな写真も載っていて(ちなみに取材に行ったカメラマンとライターはあひるのお客さん)、「あ~いいなぁ。今度北原くんの畑に行きたいな」「この人参のガレットおいしそう!さっそく作ってみよう」と、いろいろとソソラレル写真でした。
この雑誌が出た3月には4人家族だった北原家ですが、この5月めでたく5人家族となり、近い将来畑には3人の子どもが遊びまわり、横では北原くんと奥さんがせっせと畑仕事という毎日が待っているのでしょう。
八王子・北原くんからは只今、【かぶ】【小松菜】【大根】【サラダ菜】【スナップエンドウ】など元気な野菜が直送で届いています。「ウマイ!」と評判の北原くんの野菜は鮮度も抜群!食べてみてください。

春が来た!ついに春野菜が始まりました!新鮮!おいしい!安い! とれたて直送野菜入荷中!

kitaharaS東京八王子 北原 瞬さん(31才)
小松菜・チンゲン菜・ラディッシュ・サラダからし菜・のらぼう・ほうれん草・かぶ・・・
「北原君の野菜はウマイ!」と評判の北原君も3年目の春を迎えました。農園の名も『有機農園けのひ農場』と改め、5月には3人目の子供が産まれる予定。
更に、これまで唯一の安定的収入源だった奥さんの祥子さんも会社を辞め、“食べていける百姓”へのスタートです。
一番百姓をやりたかった祥子さんが一番収入も多かったので、北原君が一人で始めたのですが、ついに祥子さんも念願の百姓仕事に参戦していく訳です。
明るく有能で意欲的な祥子さんと、底抜けの明るさと突出した馬力の北原君と、元気な子供たちの新しい春がはじまりました。
6月15日(土)には、満載の夏野菜をもって、北原君があひるに来ます。それまでは週2回のペースで入荷します。

栃木鹿沼 田島 穣さん(52才)KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA
大根・味美菜・山東菜・サンチュ・サニーレタス・かぶ・竹の子…
百姓としてはまだ若手なのに、有機農業歴32年のベテランです。
村での人望も高く、「ミノル、おれんとこの畑やってくんねえかな。荒らしておくこともできねえから」の依頼があっちからもこっちからも。「いいですよ、わかりました」と引き受けた畑の面積は、とても夫婦2人でカバーできる広さではないのだけど、責任感のある田島君は、早朝~夜間まで働きずくめ。
「畑にいるだけで“幸せ”」という心根が馬力の源。3才になる孫がいる若きジイジでもある。
つくづく百姓の底力(知力・体力)をたくわえた田島君です。

栃木鹿沼 鈴木 章さん(63才)akirasan
かぶ・レタス・白菜・大根・絹さや・スナップエンドウ・グリーンピース・ブロッコリー・カリフラワー…
米・麦・野菜の栽培と、牛飼いをやって39年の超ベテラン。
板橋区の高校卒業後、全国各地の有機農家に住みついて農業を学び、縁あって栃木で有機農業をはじめる。
“栃木の宮澤賢治”と言われるように、自分のことより人のことに気を掛けてくれ、「元気がない」「トラブルをかかえている」と人伝てに聞くと、いつのまにか八百屋の店先に立ってニコニコしているという人柄。
その章さんも少々くたびれてきたせいなのか、昨年突然、小麦アレルギーが発症して、大好きな麺類をはじめ餃子(皮)、パンなど全てアウトになってしまい、とうとう今年は小麦の栽培も断念せざるを得なくなっている。
更に、朝晩の気温差のせいか、「暖かいところから寒いところに行くと発疹がでてきちゃってさ。朝顔洗わないようにしてんだよ」とのこと。
一体、章さんの体に何が起こってるんだ!と、同世代のぼくも気掛りな事態です。「ガンバレ、アキラ!」とエールを送りましょう。

茨城かすみがうらの竹村さんからは、いちごが届いています。
長野安曇野の海野さんからは、もう少し暖かくなったら始まります。

畑だより ―ほうれん草はエライ!―

horenso 002

今年の冬はことのほか寒くて長い。
寒い上に雨が少ないので、八王子の北原君の畑では春に向けて種をまいても、さっぱり芽がでてこないと少々不安な様子。
これからの野菜にはきびしい寒さなのだけど、今、畑で育っている野菜はどれも甘くて、とろけるようなおいしさです。
小松菜もほうれん草もキャベツも白菜も、筋っぽさがなく甘い!おひたしを作ろうと3分もゆでていると、トロトロに溶けてしまいそう。
葉野菜だけでなく、じゃが芋・玉ネギ・人参・里芋・長ネギなど貯蔵野菜もウマイ!
霜や雪にあたると甘くてうまくなるとは聞いていたけど、ある時「どうして?」ときいてみると、「凍らないために糖分を作りだし、たくわえていくんだよ。自分を守り、種を絶やさないためにさ」ときき、「ウ~ン、ほうれん草はエライ!」とうなりました。
オレなんか2枚か3枚と重ね着し、腰や足にホッカイロ貼って、家へ帰ればストーブの前だっていうのに、相手は寒風吹きすさぶ中じっと動きもせず、自ら糖分を作りだし自衛してんだからズゴクテエライ!とつくづく思いました。
ということで、丈が短くて葉先が枯れているのもありますが、ウマイ!です。
暖流が流れている愛知県渥美半島も、今年は寒く霜が降りているそうです。
その分、カチッとしまったブロッコリーやカリフラワー、セロリ・キャベツ・大根は味が濃くおいしいです。
冬野菜真っ只中の関東・中部、一方南の島沖縄ではピーマン・トマト・ミニトマト・キュウリといった夏野菜が、鹿児島では一足早い春の味覚菜の花・春菊・インゲン・ニラ・安納芋が始まっています。
果物は、茨城・竹村さんのいちごが連日入荷し、柑橘類もみかんに加えてデコポン・甘夏・はっさく・清美オレンジ・黄金柑と、晩柑類が勢揃いしはじめました。
「もうすこし」が長く感じられる冬ですが、畑も街ももう少しで春です。

南から届く、ひと足早い果菜類

あひるの家では、季節ごとに全国の産地から、その地域に適した方法で栽培された野菜・果物を取り扱っています。この時期、本州の地場産地で栽培できないトマトやピーマンなどの果菜は、沖縄のものを中心に入荷しています。日本の最南端に位置する沖縄では、これらの野菜は12月頃から収穫が始まり、今が旬です。温暖な気候を活かし、真冬の時期にも無加温(化石燃料を焚いてハウスを加温しない)で、自然な環境のなか生産しています。今後、産地は北へ進み、春は鹿児島、6月頃には茨城・山梨からの出荷が始まります。季節と共に産地をリレーしながらお届けする野菜をお楽しみください。

南国の温暖な気候を活かして栽培
沖縄にある生産者グループ真南風(まはえ)は、「石垣島白保の珊瑚礁とその豊かな環境を次代に引き継いで行こう」そんな願いからスタートしました。
沖縄の土壌は痩せた赤土で、そこで作物を育てるのは簡単なことではなく、本土の栽培技術をそのまま取り入れてもうまくはいきません。そんな中、試行錯誤を繰り返し、手応えをつかんできました。野菜本来の美味しさを引き出す土壌を目指し、自家製の有機堆肥を基本に、手作り酵素や草のすきこみなどによる土作りをおこなっています。自家製堆肥は牛肥やサトウキビ収穫の副産物であるバガスなど、島で手に入るものを活かしています。農薬に頼らない、環境と共生する昔ながらの農業を守ることが、島の生態系の回復にもつながると考えています。

【トマト】 100gあたり121円 農薬・化学肥料不使用 ※鹿児島・島バナナの会のトマトは有機農産物
沖縄・真南風に加え、鹿児島奄美群島に属する・徳之島にある島バナナの会からも入荷しています。トマト本来の香り、味わいがあります。そのまま生食でサラダやジュースのほかに、加熱すると味が引き立つので、炒め物やパスタ、煮込み料理などにもどうぞ。

【ミニトマト】 150g 300円 農薬・化学肥料不使用
甘みと酸味のバランスが良く、小さな実に旨みがギュッとつまっています。サラダやお弁当の彩りにはもちろん、スープや炒め物に加えるのもおすすめです。サイズはミニでも、リコピンをはじめ、カロテンやビタミンC、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。リコピンは、強い抗酸化作用により活性酸素の働きを抑えるといわれ、生活習慣病などの予防効果が期待できます。

【ピーマン】 100gあたり210円 農薬・化学肥料2回使用
沖縄の温暖な気候を活かして育ったピーマンは、大ぶりで皮が厚めなのが特長。甘み、食べ応えがあり、加熱しても味や食感は損なわれません。炒め物や揚げ物、肉詰めのほか、えぐみが無いのでサラダにもおすすめ。カロテンやビタミンCが豊富な緑黄色野菜で、そのカロテンは油で炒めると吸収率が高まります。また、特有の匂いの素・ピラジンは、血液サラサラ効果があるといわれています。

【パプリカ】 100gあたり173 農薬・化学肥料不使用
鮮やかな色が料理に彩りを添えます。大型の果実は肉厚でみずみずしく、甘みがあります。栄養価が高く、ビタミンCやカロテンが豊富。炒め物やサラダ、マリネなどに。

【いんげん】 100gあたり273円  農薬・化学肥料不使用
丸莢でスジもなく、食感が柔らかないんげんです。ポキっと折るととても良い香りがします。サッと茹でると一層色鮮やかになり、料理を引き立てます。和え物やおひたし、炒め物、汁物、サラダ、肉巻きなどにどうぞ。食物繊維が多く、ビタミンB群、ビタミンC、カロテンも含まれます。また、必須アミノ酸であるアスパラギン酸やリジンを含んでいるため、疲労回復や美肌効果が期待できます。

【きゅうり】 100gあたり121円 農薬・化学肥料3回使用
沖縄の温暖な気候を活かし、無加温で栽培しました。まずはそのまま丸かじりやサラダなどでどうぞ。

旬の柑橘を食べて風邪予防

【伊予柑】 100g 68円 
熊本・福島柑橘園 有機農産物
みかんとオレンジの交配種です。愛媛県で本格的な栽培が始まったことから伊予(愛媛県の旧国名)柑と呼ばれるようになりました。果汁たっぷりで、香りもよく、甘さの中にほどよい酸味があります。皮ばなれがよく、手で皮をむいて簡単に食べられます。

【スイートスプリング】 100g 53円 
熊本・肥後あゆみの会 農薬・化学肥料2回使用
はっさくと温州みかんのかけあわせで、別名「グリーンオレンジ」とも呼ばれています。ごつごつと硬く、緑色をしている酸っぱそうな見た目とは違い、果汁がとても多く、すっきりとした甘みがあり、ジューシーで後味もさわやかです。

【ネーブル】 100g 105円 
熊本・福島柑橘園 有機農産物
インド北東部アッサム地方原産のやわらかな果肉のオレンジです。香り豊かで、果汁もたっぷり。甘みが強く濃厚な味わい。種がほとんどなく、中の薄皮もやわらかいので食べやすいです。皮を使ったオレンジピール作りやマーマレード作りにも。

【温州みかん】 100g 45円 
和歌山・西井さん 有機農産物
果汁たっぷりで香りもよく、甘みものっています。広島から始まったみかんの産地リレーは、愛媛、和歌山、静岡へと移っていきます。季節の移ろいとともに変わっていくみかんの味わいも楽しめます。

【キンカン】 100g 158円 
茨城・要ファーム 有機農産物
おせち料理のきんかんは、「金冠=宝物」を表し、豊かさを願う一品です。少し手間はかかりますが、半分に切って種を取り出してから甘露煮にすると、お菓子やパウンドケーキなどに入れたり、トッピングしたりと色々使えます。

【レモン】 100g 126円 
広島・井場さん 農薬・化学肥料使用せず
鍋物や焼き魚、唐揚げに搾ったり、皮ごと蜂蜜漬けや菓子作りなどにどうぞ。

今週の新顔野菜

【赤ネギ】 100gあたり84円
茨城・要ファーム 有機農産物 [不検出]
鮮やかな赤い色は熱を加えすぎると、うすくなってしまいますが、しっかり加熱した方が甘みが出て、美味しくなります。生で食べると白ネギより強い辛味があります。赤色はポリフェノールの一種アントシアニンです。

【下仁田ネギ】 100gあたり116円
茨城・要ファーム 有機農産物 [不検出]
生のままでは強い辛味がありますが、加熱すると甘みが非常に強くなります。肉質はやわらかく、トロリと滑らかな食感になります。
すき焼きや鍋におすすめ。熱が通るとすぐにとろけるので、煮すぎず、半生状態のときが一番美味しいです。ぜひお試しください。

【せり】 1束 180円
茨城・要ファーム 有機農産物 [1.2ベクレル/kg]
春の七草にのひとつで、数少ない日本原産の野菜です。自生しているものではなく、たんぼに水を張って栽培されたものです。自生しているものに比べ、アクも少なく、見かけもすっきりしていますが、セリらしい野趣豊かな香りはそのままです。お鍋や胡麻和え、汁物にちらして。食感と香りが楽しめます。

【春菊】 1束 190円
茨城・要ファーム 有機農産物 [不検出]
春に菊に似た花を咲かせることからこの名前がつきました。サッと湯がいてお浸し、和え物に。柔らかい葉の部分はサラダにも。爽やかな香りが楽しめます。

果物の女王【ラ・フランス】入荷中!

“くだものの女王”とも呼ばれている洋梨です。
芳醇な香りと、トロリとした上品な甘さが特長です。
香りが強くなり、果皮が柔らかくなるまで常温で追熟してからどうぞ。
コンポートなどお菓子作りにも最適です。

【ラ・フランス(洋梨)】 1個 290円 山形・猪野さん 農薬・化学肥料7回使用

生産者便り
我家には三ヶ所の果樹園があります。大雪のときには雪おろしに出かけます。一ヶ所しているうちに他が手遅れになって枝が折れていることもあります。また、今年の夏は猛暑でした。人や動物、鳥などは涼しい場所へ移動できますが、植物はそこにじっと立ったままです。台風は天敵ですが今年は免れました。気象条件に不平不満を言うでもなく、秋には収穫できるようになってくれます。枝折れ「ごめんね。」実ってくれて「ありがとう。」です。そして「いただきます。」「ごちそうさまでした。」と感謝の言葉が続いていってくれることを願っています。
“ラ・フランス 豪雪猛暑に もの言わず 時期来りゃ 甘く やさしく香る”
山形・高畠町 猪野徳子さんより

畑だより ―秋色、秋の味覚でいっぱいです―

「あっ!秋だなぁ」と店内には色鮮やかな野菜、果物が並び、秋が深まるにつれ味もどんどんおいしくなっています。

―果物―
なんといっても目にあざやか、食べておいしい【りんご】です。甘かったり、酸っぱかったり、硬かったり、パリッとしたり、赤かったり、黄色かったり、混色だったり、楽しめます。
早生ふじ、さんさ、ひめかみ、あきばえ、陽光、やがて紅玉、国光が青森弘前・伊藤さんからでます。
甘くてしっかりした【種なし柿】【富有柿】が、奈良西吉野・王隠堂さんからはじまりました。
毎年大好評の【みかん】【レモン】が、瀬戸内海広島高根島の井場さんから届きました。まだ小粒の極早生みかんですが、はやくも「うまいなぁ」とうならさるおいしさです。寒くなるにつれ、コクのあるおいしさになっていきます。
【梨(豊水・新高)】【洋梨】【ぶどう(甲州・ベリーA・巨峰)】はそろそろ終了に向かっています。
フェアトレードの【バナナ】【アボカド】は続きます。

―野菜―
北海道シリーズ(【じゃが芋】【玉ネギ】【人参】【南瓜】)始まりました!「やっぱりホッカイドウはうまいよな」と満足です。
自慢は栃木・田島さんの【里芋】です。田畑輪環(米と里芋を交互に作る)栽培がポイントのようです。ねっとりしているのにしっかりした、ウマイ里芋です。
【蓮根】【ごぼう】、そろそろ【秋大根】も揃い、煮物がおいしい季節です。
「あまりにおいしくて気が変になりそう」とまで言われた茨城・飯塚さんの【さつま芋(紅東)】は今年も好評。寒くなるともっとウマイ。
栃木・鈴木章さん、田島さん、八王子・北原さんの直送野菜も楽しみです。
夏の暑さと少雨で大幅に遅れているのが葉物(【ほうれん草】【小松菜】【小かぶ】【春菊】など)は、もう少し待ってください。

―新米―
待ちに待った新米はじまりました。
栃木・鈴木章さん(コシヒカリ)、田島さん(ヒトメボレ)、新潟・いなほ新潟(コシヒカリ)、青森・新農研(アキタコマチ)、福島熱塩・さゆり米(コシヒカリ)と、順次新米入荷です。

書いているだけで腹がへってきました。