Monthly Archives: 1月 2017

仕込みは寒の時期がおすすめ「味噌を仕込もう」

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やってみると意外なほど簡単で、初心者でも失敗が少ない味噌づくり。雑菌の繁殖が少ない1~3月の寒い季節は味噌の仕込みに最適です。材料は、大豆・こうじ・塩のみといたってシンプル。国産有機大豆や国産有機こうじ、自然塩など、自分で納得のいく材料が選べるのも手づくり味噌の良いところです。
手づくり味噌は、仕込んでから6ヶ月を過ぎた頃から食べ始められます。熟成による味や香り、色などの変化を楽しみながら、自分で好みの味を見極めるのがおすすめです。
仕込んだ味噌は、6ヶ月を過ぎたころから食べることができ、1年ほど熟成すると味に深みが出てきます。玄米こうじを使った味噌は熟成期間が長く、1年半~2年が目安です。好みの味に熟成したところで密封容器に入れ、冷蔵庫で保存することで熟成速度を抑えることができます。
毎年作っている方はもちろん、初めての方もこの機会に試してみてはいかがでしょう。
只今作り方レシピ付注文表配布中。こうじはご注文からお渡しまで2週間ほどかかります。

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【有機麦こうじ】は今季原料不足のため限定500PCのみの生産となります。
早めの終了が予想されますので、お早目にご予約ください。2月9日受付分くらいまでを予定していますが、1月中のご予約が確実かと思われます。
【有機米こうじ】【有機玄米こうじ】は3月12日(日)まで承ります。

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【青森県産有機大豆】 1kg  760 放射性物質[不検出]検出限界値1ベクレル/kg
青森県北津軽郡中泊町(旧中里町)で栽培された有機大豆です。品種はオオスズ。大きなサヤが鈴なりになることから命名された品種で、甘み・旨みが強く、風味豊かで柔らかいのが特長です。味噌作りにも最適といわれています。
中里町自然農法研究会・代表の三上新一さんは、1962年の就農以来、有機農業に取り組んでいます。2009年全国農業コンクールグランプリ・毎日農業対象受賞、2010年には、第48回農林水産祭農産部門天皇杯受賞。その技術と経営には定評があります

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【有機米こうじ】 1kg  1,350 原料【玄米】放射性物質[不検出]検出限界値1ベクレル/kg
蒸した米に麹菌と呼ばれる微生物を繁殖させたもの。島根・北海道産有機米に、室町時代から京都で続く種麹の老舗・菱六の麹菌を使用しています。
有機米のもつ甘味を、麹菌の働きでゆっくり時間をかけて引き出しました。米こうじは醗酵がうまくいくので味噌作り初心者向きです。また、出来上がりの味わいにもクセがなく、多くの人に受け入れられやすい味です。味噌作りはもちろん、塩麹作り、甘酒作りなど、どれも食べやすく仕上がります。

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【有機玄米こうじ】 1kg  1,540 原料【玄米】放射性物質[不検出]検出限界値1ベクレル/kg
玄米こうじは白米に比べると、甘みだけでなく玄米ならではの旨みがあり、少し個性的な味わいです。香りも力強く、コクのある味噌に仕上がります。

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【有機麦こうじ】 1kg  1,390
ビタミンB群やカルシウム、食物繊維が豊富です。米こうじよりもあっさりとした味わいの味噌に仕上がります。また、香りがとても豊かです。麦こうじは米こうじよりもうよく吸水するので、味噌玉を作るときに大豆の煮汁を利用するとうまく作ることができます。

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【海の精漬物塩】 1.5kg  3,000 放射性物質[不検出]検出限界値1ベクレル/kg
塩は味噌の味を左右するだけでなく、醗酵にも深く関わっています。黒潮が運ぶ清らかな海水から直接生産した伝統海塩「海の精」は、ナトリウムだけでなく、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどの成分も含んでいます。マグネシウムなどの成分が味噌の醗酵を助け、味わい深い味噌に仕上げてくれます。溶けるのに時間のかかるカルシウム粒の選別を省いた徳用サイズ。

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【海の精(赤ラベル)】 170g  430  350g  860 放射性物質[不検出]検出限界値1ベクレル/kg
海水100%、天日と平釜で作った日本の伝統海塩「海の精」。海水を立体式塩田に汲み上げ、風と太陽熱を利用し濃縮した海水を、釜で煮つめました。ほのかな甘みや苦み、酸味が感じられます。粗塩タイプ。

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【カンホアの塩・石臼挽き】 500g 540
ベトナム カンホア・プロヴィンス、ホンコイ村のきれいな海水を、南国の天日と自然風のみでゆっくり濃縮・結晶させました。海水から完成まで2~3ヶ月。人工的な加熱は一切していません。最後は、天日に干して乾かし、料理に使う際に溶けやすいように石臼で細かく挽きました。ナトリウムだけでなく、マグネシウムやカルシウム、カリウムなども含まれ、深く豊かな味わいが特長です。

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【常滑新型蓋付カメ】 2号 5,000円  3号 6,500円  5号 8,000円  8号 11,000

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【落とし蓋】 小 1,200円  中 1,400円  大 1,980円  特大 2,800
日本六古窯のひとつに数えられる「常滑焼」の陶器です。焼きがしっかりしていて、釉もなめらか。外気温の当たりが柔らかく、夏場も安心です。温度変化が少ないため、乳酸菌・酵母菌等の有用微生物を増殖させ、腐敗菌等の有害微生物の繁殖を防ぎます。【落とし蓋】も、接着剤を使っている合板ではなく、陶器の落し蓋を。重石より均等に重量がかかります。

1月28日(土)栃木・鈴木章さんの【寒餅】販売します!

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年末の【のし餅】が大・大・大好評だった、栃木・鈴木章さんの杵つき餅。自家栽培のもち米(農薬・化学肥料不使用)を章さん自ら搗いて伸した前日搗きたてのお餅は、到着後もまだやわらかく、ほんのり甘~いお米の香り。お正月間際までお餅を搗いた章さんに感謝、の年末でした。
年が明けて章さんに新年のご挨拶の電話。開口一番、
「まだまだ搗きたりねーな。よし!寒の時期のうまい水で寒餅やるか!何枚いる?」
というわけで、1月28日(土)章さんの【寒餅】販売します!
【白米】【玄米】【黒豆】【青のり】の4種類。
サイズは年末ののし餅のハーフサイズ、価格は1枚900円枚。
寒の時期に搗いた最高にウマイ【寒餅】。年末にのし餅を買いそびれた方、お正月に食べたけどまた食べたい方、4種類のお餅を食べ比べたい方、ご予約おまちしています。
ご予約締切日は1月25日(水)まで。当日店頭にも並びますが、ご予約が確実です。

がんじい新商品【三色グリッシーニ】

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“カレーのがんじい”こと群馬高崎の箱崎さんが、年明け1発目の東京行脚にやってきました。
「おせちに飽きたらカレーでしょ」と隠れた(失礼)人気商品【キーマカレー】をいっぱい持ってくるのかと思ってたら、手に持っているのは【グリッシーニ】?
「味もさることながら、この新商品はネーミングが自信作だぜ!」
なんのこっちゃ?

グリッシーニ(イタリア語:Grissino(単)Grissini(複))は、クラッカーのような食感のスティック状の細長いパン。イタリアのピエモンテ州のトリノで14世紀に生まれたとされている。イタリアのレストランでは、卓上パンの1つとしてかごに盛られ提供される。そのままでも食べられるが、プロシュット(生ハム)などを巻き付けて食べることも多い。また、サラダやスープなどの付け合せとして供されることもある。
(Wikipedia)

「自信作だぜ!」と言ってたのに、ネーミングの由来についても【グリッシーニ】の味の違いについてもな~んにも教えてくれずに次のお店に旅立っていったがんじいさんに代わって、ウィキペディアで調べました。
ただ【印象派】【新古典派】【白樺派】については調べれば調べるほど【グリッシーニ】と結びつかないため断念。
自分の直感だけを信じて【三色グリッシーニ】×3種、計9味について紹介してみたいと思います。

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【印象派】黒ごま/チーズ/キャラウェイ 350

3種ともに共通している原材料は国産小麦・菜種サラダ油・てんさい糖・イースト・塩。基本はおさえています。
「黒ごま」はスタンダード、アリです。「チーズ」パッケージにも描かれているのでワインと相性がいいでしょう(ビール・焼酎党ですが)。「キャラウェイ」??? カレー粉にも入っているスパイスですね。さすがカレーのがんじいさん。好みが分かれるところだと思いますが。

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【新古典派】 桜えび/緑茶/クミン 350

初っ端から「桜えび」? せんべいに入っているのはよく見ますが。「緑茶」和ですね。「クミン」カレーから離れられませんね。
コーヒー(紅茶?)カップが描かれているからお茶請けなのかしら。

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【白樺派】 梅かつお/ココア/シナモン

もう訳が分からん「梅かつお」梅干しと鰹節?あひるの【梅かつおふりかけ】はよく売れてますけど。
「ココア」「シナモン」はいいんだよね。なぜこの中に「梅かつお」?
がんじいさ~ん、やっぱりわからん(しかもよく見たら「カレーパン会議」って書かれているし)。2週間後に来た時に教えて~。

三色グリッシーニ【印象派】【新古典派】【白樺派】、只今絶賛販売中!感想をぜひ聞かせてください。

※ウチの長男は【梅かつお】を細かく砕いてごはんにかけて「ウメ~!父ちゃんも食べてみなよ」と絶賛していましたが、日本人として、父として、やらないと思います(やろうかな)。

今週の10%OFFSALE!

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老舗がつくる昔ながらの醤油せんべい

【小丸せんべい・胡麻】 110g 345円(税抜) → 310(税抜)  

農薬不使用の東北(みちのく)産のお米のみを使用し、独自の火加減と職人技で丹念に焼き上げた、パリッとした歯応えの昔ながらの煎餅です。
生地に黒胡麻を混ぜてあり、お米の風味、醤油と胡麻の香ばしさが楽しめます。
直径5cmくらいの小さめの丸型なので、小さなお子さんのおやつにも最適です。

原料うるち米:放射性物質[不検出]検出限界値5ベクレル/kg

[SALE期間:1月9日(月)~ 1月13日(金)]

※14日(土)が全品5%OFFSALEのため、今週の週間セールは13日(金)までとなります。

本日「魚の日」はお休みです

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2016年も「日曜日は魚の日」や「お正月用特撰魚介」が大好評だった魚屋さん海野くんですが、本日8日(日)の「魚の日」は、築地市場にまだ荷が少ないこともありお休みとさせていただきます。
また、次週の「魚の日」はあひるの家全品セール日の1月14日(土)となりますのでお間違えのないようにお願いします。
あひるの家も2017年営業3日目。
荷が揃わず店内商品棚がガランとしておりますが、本日もよろしくお願いします。

1月14日(土)あひるの家全品5%OFFSALE!

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毎月第一土曜日はあひるの家全品5%OFFSALEの日ですが、1月はまだ荷がそろわないため第二土曜日の14日(土)となります(小山製菓の品・酒類・キャンペーン品を除く)。
お正月にご馳走三昧だったり、親戚の子どもにお年玉をあげたり、なにかと物入りだった分を、セール日のお買いもので挽回するチャンスです。
12月のセール日に引き続き、青梅の小山製菓・小山洋一さんがやってきて、大人気【みたらし団子】店頭焼きや名物【酒まんじゅう】、【切り餅】【大福】【素甘】などの販売もあります。
日曜日は魚の日が好評の魚屋さん海野くんのウマイ!魚貝も、1日早くセール日に届きます。
ふだん4時便のみの配達は、セール日は正午過ぎからの随時便となりますのでご利用ください。

お年玉代わりに「ちょっと若気のお話しを…」

いつもいつもお客さんやその子供たちに、「なんであひるの家って言うの?」「あひる、いないじゃん」「カエルじゃダメなの?」と尋かれ、「今散歩中でいないんだよ」とか「ワァワァガァガァうるさいからじゃねえか」とか「もっと気分が乗ったらな」とかごまかしてきた「なんであひるなの」に、まっとうにお答えします。

時は1978年、不良公務員生活6年3ヶ月、29才の私は「30才になる前にもっとマジな生き方を見つけなきゃ」と大いに焦っていたのです。そんな時ひょんな縁で、“一球勝負、一発逆転”みたいな気持ちで、リヤカー八百屋になることを決意したのです。
それも、その年の9月5日に始め、翌年9月4日に終わる期間限定八百屋としてスタートしたのです。
何故って、「野菜も農業もお金も力仕事もおばちゃんもヒッピーも大キライ!!」だった私にとって、それは修行のようなものだったからです。
始めるにあたって、やっぱり例えリヤカー八百屋でも屋号がいるでしょうと思った訳です。かといって、八百強とか安全八百屋というのもしっくりこない、どうしよう… なににしよう…
その頃、アメリカの作家でエリカ・ジョングの『翔ぶのがこわい』(注:正確には『飛ぶのが怖い』)という小説があって、「翔ぶ」という言葉がはやっていました。「そうだ、おれはリヤカーを引いて地を這うことで翔ぼうとしているんだ」と思った訳です。翔べないオレ → 翔べるオレ → 鳥なのに翔べないアヒル → 空を翔ぶアヒル と連想ゲームはつながったのです。

「空を翔ぶアヒルになりたい!」

それが答えです。「なあ~んだ」と言うな!だから言いたくなかったんだ。

2017年1月6日 あひるの家代表 狩野 強(明日が69才の誕生日)

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2017年初食レポ

あけましておめでとうございます。

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2017年1日目は【みんなのおせち華御膳】、2日目は【みんなのおせち零れ御膳】を主役に宴会続きだったためブログ更新を怠っていた、2017年も相変わらずビール大好きスタッフあかしです。

遅ればせながら【みんなのおせち】の【サプライズ】正解発表も合わせての料理紹介&食レポ。
まずは4家族14人集まった元旦。
大家族に合わせて豪華【華御膳】2セットが食卓のメイン。

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どうです、美しいでしょう。
(黒豆の上に紅白なますの人参が乗っちゃったのは運び方がわるかったせい)

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きまぐれや吉田シェフのサプライズの正解発表は【ユキノシタサラダ】
ちぢみほうれん草の大地の下に干支の鶏と大地の恵みきたあかりが。

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きまぐれや吉田シェフと和菓子職人佐藤さんのコラボ【角煮大福】。
甘い?しょっぱい?極上の皮に包まれたコラボ餡は絶品。
(お隣さんの素早い箸につつかれる前にパシャリ)

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久保田商店佐藤さん作【ふわふわ南瓜】。ラムレーズンと南瓜の甘みのみの甘味?前菜?
上品なお味で男性陣にも女性陣にも大好評。

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締めまで待てずに【目出度い押し寿司】。吉田シェフ×魚屋さん海野くんのコラボ。
海老と鯛でW目出度い!

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イタリアンシェフの作る【シェフのかまぼこ】。
毎年進化するかまぼこは、実はイタリアンシェフ吉田さんの得意技?
サフランの隠し味が絶妙でした。

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どんどんいきます。
【チーズ豆腐の生ハム包み】【がんばれ熊本】。
個人的にナンバーワン!【チーズ豆腐の生ハム包み】。吉田さん今度作り方教えて〜
【がんばれ熊本】熊本の郷土料理を吉田シェフがアレンジ。焼酎が飲みたくなる一品。

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赤と黒のつぶつぶ【いくら醤油漬】【黒豆煮】。極上いくらはご飯にのせて子どもらがパクパク、贅沢〜。赤ワインとバルサミコ酢、マスコバド糖の【黒豆煮】は1年間待ちわびていた味。
【栗きんとん】2種。今年新たに登場の【渋皮煮】は神ってる?佐藤さんすごい?

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ここらへんで酔っ払って【紅白なます】と【節句のまるい最中】は食べずじまい。というか、あとで食べようと思っていたら、あっと言う間になくなってました。

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正月2日目。この日の主役は【零れ御膳】。
前日食べていたので写真だけ。
盛り付けの完成度は【華御膳】よりも高し!
以上、正月3日目、朝ビールを飲みながらの【みんなのおせち2017】の食レポでした。
今年もよろしくお願いします。

2016年終了

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【みんなのおせち】をすべてのお客さんに手渡して、硬くなった【のし餅】はカットして販売して、正月休み中に賞味期限の切れるものは特価販売で売り切って、配達も無事終えて、「今年も一年ありがとうございました。良いお年を~」とお客さんにご挨拶して、シャッターにお休みの貼り出しをして、スタッフ同士で「おつかれさんでした~」とヘロヘロの声で締めて、2016年終了です
皆さん、今年も一年本当にありがとうございました
来年もあひるの家をどうぞよろしくお願いします
また来年!

※ という記事を大晦日に上げるつもりが、昨日あひるブログにアクセスできずに、今日になってしまいました。こんなあひるブログを本年もよろしくお願いします