Monthly Archives: 12月 2024

2024年終了

あひるの家一年納めの大晦日。
ご予約いただいた【フレンチおせち】【韓国おせち】【【新春を祝う甘味重】をお渡しして、「良いお年を~」とご挨拶をして本年終了となります。
「あれ、お餅もいっしょに頼んだわよね」「宅急便屋さんが来なくて家を空けられないので、あひるさんに6時まで行けるかどうか……」などなど、どんな年でも予期せぬ色んなことがありますが、こうしてご来店・配達全てのお客さんに「今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年を」と挨拶して12月31日を終えられると、「また来年の大晦日もこうやって言えるようにがんばるぞ」と思います。
2025年も変わらぬ5人の顔ぶれですが、一人一人の顔つきは日々変わっていきますので、それがお店にどう影響していくのか楽しみにしていてください。
今年も本当にありがとうございました。新年は6日(月)から営業します。来年もあひるの家でのお買い物をお楽しみください。

年末恒例スタッフご挨拶Part5

“お届けします おいしさと安心”
黎明期~元期(元気)~バブル期~安定期~転換期……を経て今年47才になったあひるの家。老舗の部類に入るほど長いこと地元国立で商売をしてきましたが、一貫してブレない姿勢をこのキャッチコピーで表しています。
「お届けします おいしさと安心」
今や安心・安全のオーガニック食品は市中のスーパーやネットでも買えるようになり、市場も利用者も増え、それ自体はうれしいことなのですが、そこに少しばかりの反骨心を覚えてしまうのです。
「安心・安全はあたりまえ!あひるで売っている野菜(とその他食品)はウマイよ!」と。
ぼくが子どもの頃(あひるの家黎明期)に食べたじゃが芋の中にはゴリゴリでおいしくないものもありました。それを今でも現役の有機農家が土を育て種芋を変え、今ではじゃが芋はあひるの家でもナンバー3に入る定番野菜です。
かたやウチの3兄弟が小さい頃、あひるの人参とごぼうが嫌いでした。「人参の味がするから」「ごぼうのにおいがするから」だそうです(給食のは食べた)。今ではすっかり口が肥えてこまったものです。
自然に発酵を待つ醤油や味噌、夏場は大変な天然酵母パン、生き物と暮らす喜びと大変さが垣間見える畜産物……、野菜・果物に限らずあひるの家に並んでいる商品は、時間と手間と労力(努力)をかけたからこそウマイ!ものばかりです。
そのおいしさを知ってもらいたいのと、生産製造者がこれからも作り続けていけるために、あひるの家は2025年もブレずに営業していきたいと思います。
ご清聴(読)ありがとうございました。

あかし

年末恒例スタッフご挨拶Part4

Rちゃんへ
ご無沙汰しています。
今年の夏は暑く長い夏でした。お変わりなくお過ごしですか。
一緒に旅行した懐かしいあの夏を思い出しています。「ダンケシェーン」と「ビアビッテ」しか話せない父が、ドイツへ行きたいという気持ちだけであの旅を過ごしたことは今になってとても勇気をもらっています。最期まで自分の意思を貫き通し、自身が生涯時間の多くを過ごしてきたアトリエから、この夏、家族で見送りました。
亡くなった人が蝶になって会いにきてくれるという迷信を数ヶ月経った今でも信じこみ、ひらひらと舞う様に寂しさを手伝ってもらっています。皆んなで過ごしたあの夏を改めて心に刻み、大切にしていきます。また会えるその日までお元気でね。    里夏より

ドイツを訪れたのは私が学生の頃だった。父と父の教え子さん2人と私の親友と私の5人だった。行きたい気持ちだけで集まったこの5人は、ほぼ初対面にも関わらず皆んな意気投合し、毎日がとても新鮮で楽しかった。好奇心旺盛で感激屋の父は、ドイツ人の歩く速さに心動かされ、父に着いていくのがやっとだった。父は美術を専門としていたので、美術館や博物館を一日中歩いて回った。日毎の終わりにはビールで乾杯をし心地よい疲れに浸った。先日、実家で父の遺品整理をしていた時に、宿泊したホテルで毎朝描いていた父のデッサンが出て来た。父がまるでそこに居るかのように温かさが巡った。ドイツで感じたことが一度に思い返され熱い想いになった。今年は大切な人を見送るという大きな経験をした。随分と前に人生の先輩が言っていた「大切な人を亡くすとその人をより近くに感じられるようになるわよ」の言葉の意味が今なら理解できる気がする。そうだ、年が明けたら額縁を探しに出かけよう!

りか

年末恒例スタッフご挨拶Part3

今年もあひるの家をご利用いただき有難うございました。
父があひるの家を始めた47年前は、オーガニックや添加物フリーという言葉自体が珍しく、ここにしかないと目指して来てくださるようなお店でした。
今はネットやスーパーなどで比較的簡単に購入出来るようになり、とても便利な時代になりました。
そんなオーガニック市場飽和状態の中でも、あひるの家に足を運んでくださるお客様に日々感謝をした一年でした。
私的なことでは、来年は推しのいる生活をしたいですね♪
夏休みに姪っ子ちゃんの推し活に付き添いドキドキワクワクしている姿を見たり、ママ友さんから楽しそうな推し活話を聞いたりして、10、20代の頃猛烈に推し活をしていたあの頃を思い出しました。
エネルギッシュで本当に楽しかったなぁ。。
ますはアンテナを張り、推しを探そうと思います♪
来年もよろしくお願いいたします。

まどか

年末恒例スタッフご挨拶Part2

国立に住み52年。
当時はさくら病院の近くに住んでいて、旭通りを通って通勤していました。
パン屋さん『八興社』の「ミニ食パン」はミニというのがとてもおしゃれで、よく購入しました。
富士見通りの『ダンキンドーナツ』の「フレンチクルーラー」は、ごほうびのおやつだった。
旭通りにはお茶屋さん、八百屋さん、薬屋さん、本屋さん、和菓子屋さん、家具屋さん、肉屋さん、寝具屋さん、そして映画館まであったのです。
昔の街並み、お店と店主さんの佇まいをまざまざと思い出すことができます。
現在も営業されている志田そばさんをはじめ、川島酒店さん、国立写真さん、宮原電気さん、吉垣花屋さん、サンエースさん、ムサシ楽器さんは大いなる歴史でありましょう。
1977年に始めたあひるの家も有機農産物を中心の販売でここまで来ることができました。ありがとうございました。
今年は、天候異変の影響も大きくご迷惑をおかけしたこともありましたが、今後も生産製造の方々との連携を密に努めてまいります。厳しい時代ではありますが、よろしくお願いいたします。

くみ

年末恒例スタッフご挨拶Part1

“トンガッテ”生きていきたいものです。
「20年前の八百屋やなあ。ドキドキしたりワクワクしたりするもんがないなあ。もっとトンガラなあかんとちがいます」
と述べたのは、久し振りにあひるの家を訪ねて来た40年来の友人の感想でした。
彼はあひるの家のことを言ったのだけど、私自身のことを言われているように思えたのです。
この年(もうすぐ喜寿77才)になると、「まだやってるの」「よくやってるよね」と驚かれたり、評価(?)されたりすると「そうだよな」と得心してしまう自分がいるのですが、時々「それってこれまでのことで、これからオレはどうするんだろう」と思うのです。
そんな時、『さよなら ほやマン』という映画のワンシーンに出会ったのです。
育った島から出たいと思いながら出られなかった年寄りが、ピンクのマニキュアを両手の指に塗って、満面の笑みを浮かべながら皆に大きく高く手を振るシーンがありました。
「ああ、そうか。トンガルってこういうことかもしれないな」と気が付いたような気がします。
新しい年、私にとっての「ピンクのマニキュア」を見つけられる1年にしたいと思います。
1年間、本当にありがとうございました。

狩野

年末年始のご案内

2024年ものこりあとわずか、早くも「良いお年を~」の声を聞くようになりました。「暮れはいつまで営業するの」と聞かれることも多くなったので、年末年始の営業のお知らせ。

年末年始の営業は

◇年末は 12月31日(火)18時まで営業します

◇新年は 1月6日(月)からの営業となります

◆12月29日(日)30日(月)は狭い店内が混雑することが予想されるのと、品切れのおそれがありますので、お早目のお買い物をおすすめします
◆12月29日(日)30日(月)31日(火)の配達は、4時便ではなく随時配達となります
◆2025年1月のSALEは1月11日(土)となります

大晦日は【小清水くんのフレンチおせち】【玉ちゃんの韓国おせち】【由井くんの新春を祝う甘味重】のお渡しがあるので、暮れはもちろん12月31日18時までやります。
「お醤油が足りなくなった~」「お正月用に買った【のし餅】もう食べちゃった、まだある?」「そば、そば、何はなくとも亀さんの【生そば】」など、お買い忘れがある時はご利用ください。

好評「やってます」シリーズ(あひる通信12.20号より)

あひるの家フェイスブックやってます

スタッフAの大事な仕事道具iPhoneSEは今年もよく働いてくれました。FBネタが見つかればまず写真。それを補正アプリできれいにして複製を保存。気づけばフォルダにはえらい数の写真が。ということで、年末にさしかかってちょっとお疲れ気味のSEさん。来年は飛び級して16から送信、なんてならないかしら  https://www.facebook.com/AhirunoieKunitachi/

雨の日スタンプ2倍サービスやってます

年内の雨予報は~、まったくナシ!いや~、ほんとうにありがたい。だって、ただでさえお客さんも金額も多いのに、スタンプ2倍押す時間なんて…。通常1,000円お買い上げ毎に1個押印するあひるスタンプを、雨が降ったら2倍押印。なんと500円お買い上げで1個押印、1,000円で2個、1,500円で3個… 雨天時だけのお得なサービスやってます!

茨城・竹村さんの【いちご(とちおとめ)】

「みなさんのおいしいのひと言がハゲみになりまーす!」と手ぬぐいをとってハゲ頭を見せる芸があひるのお客さんに大ウケの茨城・竹村さんの【いちご】が今週からはじまっています。
大豆・米糠・カニ殻・海藻・貝殻などを2年ねかせ、肥料としてまいていきます。14度ある地下水を汲み上げ、2重にしたビニールハウスの間に雨のように降らすと外気に比べ15度程あがり、保温効果をもたらします。化石燃料を頼ることはしていません。
自ら「倫理栽培」と名付けたいちご栽培は、10数種類の有機肥料を使い、病害防除は山野草を黒砂糖で漬けこみ発酵させた「天然緑汁」や自家製米酢などを散布して病原菌を抑えます。
慣行栽培では40回と言われるいちごの栽培においては、害虫消毒を1回だけというのは奇跡的な使用回数です。
甘みと酸味両方あることで生まれる竹村いちごのおいしさは、甘みと色形だけに特化したいちごとはひと味もふた味も違います。
例年出始めは大粒で値段も高めですが(年明けから値下げ予定)、クリスマス~年末年始に間に合わせて出荷してくれた竹村さんの【いちご】を今季もよろしくお願いします。

【八百屋の焼き芋】は25日まで

今年も【川又さんの干し芋】(現在品切れ中)と人気を二分している【八百屋の焼き芋】ですが、年内の販売は12月25日(水)までとさせていただきます。
26日(木)になるとお正月用品がドーンと並ぶので、レジ前に焼き台を置くスペースが確保できないのと、芋を洗う→焼く→追い焼きする→値付けをして並べる→繰り返しという作業が、年末の八百屋作業に追われてできないためです。
神奈川・北原くんや茨城・飯塚さんからの【紅はるか】(農薬・化学肥料不使用)は引き続き入荷しますので、ご自宅での焼き芋やお正月の金団づくりにご利用ください。
もうひとつの人気芋【川又さんの干し芋】も、年内最終分は頼んであるのですが、再開したばかりで製造が追いつかないのか入荷が滞っています。もしかしたら年内欠品、年明けから再開となるかもしれません。
焼き芋Loverの方には申し訳ありませんが、明日明後日で年内最後の【焼き芋】を食べて、あとは来年のお楽しみとしていただけるようお願い申し上げます。