仕込みは寒の時期がおすすめ「味噌を仕込もう」

やってみると意外なほど簡単で、初心者でも失敗が少ない味噌づくり。雑菌の繁殖が少ない1~3月の寒い季節は味噌の仕込みに最適です。材料は、大豆・こうじ・塩のみといたってシンプル。国産有機大豆や国産有機こうじ、自然塩など、自分で納得のいく材料が選べるのも手づくり味噌の良いところです。
手づくり味噌は、仕込んでから6ヶ月を過ぎた頃から食べ始められます。熟成による味や香り、色などの変化を楽しみながら、自分で好みの味を見極めるのがおすすめです。
仕込んだ味噌は、6ヶ月を過ぎたころから食べることができ、1年ほど熟成すると味に深みが出てきます。玄米こうじを使った味噌は熟成期間が長く、1年半~2年が目安です。好みの味に熟成したところで密封容器に入れ、冷蔵庫で保存することで熟成速度を抑えることができます。
毎年作っている方はもちろん、初めての方もこの機会に試してみてはいかがでしょう。
只今作り方レシピ付注文表配布中。こうじはご注文からお渡しまで2週間ほどかかります。

【青森県産有機大豆】 1kg  1,236円
青森県北津軽郡中泊町(旧中里町)で栽培された有機大豆です。品種はオオスズ。大きなサヤが鈴なりになることから命名された品種で、甘み・旨みが強く、風味豊かで柔らかいのが特長です。味噌作りにも最適といわれています。
中里町自然農法研究会・代表の三上新一さんは、1962年の就農以来、有機農業に取り組んでいます。2009年全国農業コンクールグランプリ・毎日農業対象受賞、2010年には、第48回農林水産祭農産部門天皇杯受賞。その技術と経営には定評があります

【有機米こうじ】 1kg  1,998円
蒸した米に麹菌と呼ばれる微生物を繁殖させたもの。島根・北海道産有機米に、室町時代から京都で続く種麹の老舗・菱六の麹菌を使用しています。
有機米のもつ甘味を、麹菌の働きでゆっくり時間をかけて引き出しました。米こうじは醗酵がうまくいくので味噌作り初心者向きです。また、出来上がりの味わいにもクセがなく、多くの人に受け入れられやすい味です。味噌作りはもちろん、塩麹作り、甘酒作りなど、どれも食べやすく仕上がります。

【有機玄米こうじ】 1kg  2,224円
玄米こうじは白米に比べると、甘みだけでなく玄米ならではの旨みがあり、少し個性的な味わいです。香りも力強く、コクのある味噌に仕上がります。

【有機麦こうじ】 1kg  2,127円
ビタミンB群やカルシウム、食物繊維が豊富です。米こうじよりもあっさりとした味わいの味噌に仕上がります。また、香りがとても豊かです。麦こうじは米こうじよりもうよく吸水するので、味噌玉を作るときに大豆の煮汁を利用するとうまく作ることができます。

【海の精漬物塩】 1.5kg  3,240円
塩は味噌の味を左右するだけでなく、醗酵にも深く関わっています。黒潮が運ぶ清らかな海水から直接生産した伝統海塩「海の精」は、ナトリウムだけでなく、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどの成分も含んでいます。マグネシウムなどの成分が味噌の醗酵を助け、味わい深い味噌に仕上げてくれます。溶けるのに時間のかかるカルシウム粒の選別を省いた徳用サイズ。

【海の精(赤ラベル)】 170g  464円  350g  928円
海水100%、天日と平釜で作った日本の伝統海塩「海の精」。海水を立体式塩田に汲み上げ、風と太陽熱を利用し濃縮した海水を、釜で煮つめました。ほのかな甘みや苦み、酸味が感じられます。粗塩タイプ。

【浜御塩】 400g 540円
対馬海流の海水を、逆浸透膜を利用した海水濃縮設備で濃度を上げます。さらに、塩職人が平釜で一昼夜煮つめながら塩の結晶化をさせます。結晶化した塩を絶妙のタイミングで、丁寧にざるに取り上げ、水分を切り、仕上げました。旨味とかすかな甘味すら感じる【浜御塩】は、料理にはもちろん味噌作りにもおすすめです。

【生こうじ】の入荷日はこちら。2月中旬以降は終了・欠品の可能性もあるので、お早めのご注文をおすすめします。

1月13日(土)2024初荷!あひるの家全品5%OFFSALE!

毎月第一土曜日はあひるの家全品5%OFFSALEの日(酒類・キャンペーン品・小山製菓を除く)ですが、6日がまだお休みだったので今月は第二土曜日の13日となります。日持ちのする調味料や乾物、冷凍品などは、この日にまとめ買いがお得です。
通常4時便のみの配達も、正午過ぎから随時出発します。電話注文も承ります(セール日は最終18時まで受付)。ご利用ください。

★和菓子屋小山さんがやってくる!寒の時季にアツアツみたらし団子がうれしい!
【みたらし団子】【酒まんじゅう】【黒糖まんじゅう】【よもぎ大福】【素甘】など。

★魚屋さん海野くんの脂がのったおいしい魚も1日早く土曜日に届きます!
毎週日曜日の「魚の日」が好評の青梅・海野水産海野くんが豊洲市場を歩き廻って選んだ「ウマイ!」魚貝も、第一土曜日のセール日には1日早く届きます。

※午前中は混み合うことが予想されますので、来店時間の分散にご協力よろしくお願いします。

2024年初荷

今年は曜日の巡りで過去最長の7日間の正月休みとなり(だって、あひるが5日から始めるとお百姓さんや製造者は3日からやらなくちゃいけないでしょ?)、すっかりなまった身体でシャッターを開けた1月8日月曜日。

一部生産者や製造者(パン屋さんなど)はまだお休みのところもあるため少しすき間ができていますが、大晦日にほぼスッカラカンとなったあひるの商品棚もあらかた埋まり、松の内が明け早くも日常がはじまった感が出てきました。

「年明けは8日からなので、初出荷はそれ以降でお願いします」と年内にFAXしておいた茨城・川又さんからはドンピシャで【干し芋】が到着し、それ以外の荷物をやっつけたばかりなのに急いで袋詰め。

月曜日と木曜日の朝作りたてとうふを届けてくれる府中・元気屋さんも、2024年初とうふを元気に届けてくれたので、お年玉ならぬ「お年芋」をプレゼント。

昨シーズンからあひるの二大芋巨塔【八百屋の焼き芋】も、年末にきれいにした焼き台を2階から降ろして初焼き。今年も【干し芋】と【焼き芋】どっちが売れるか勝負です。

茨城・竹村さんからは【いちご・とちおとめ】の初荷が到着。クリスマス後までは920円だった価格が750円に下がり、超大粒だったのも手頃な大きさに揃ってお客さんに喜ばれています。
今週末のあひるの家全品セールまでにはほとんどの生産・製造者のものが揃いますので、2024年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

おせち2024

あけましておめでとうございます。
2日空いてしまいましたが、2024年元旦にいただいた【フレンチおせち二段重】【韓国おせち二段重】【本格中華おせち】の食レポです。
由井くんの【新春を祝う甘味重】は定数ギリギリだったため今回は遠慮しました。
では、


小清水くんの【フレンチおせち二段重】はまさかの海老が逃げた!?
そうなんです、一の重に入るメイン料理がボリュームがあり過ぎて、蓋が閉まらなくなった上に【活けオマール海老アメリカンソース】が別添えとなってしまって元旦からビックリ!
前菜中心の二の重も今年は仕切りではなく背の高いカップに入れたのでボリュームアップしています。

お品書きといっしょに添えられた「温め方」に従って、みんなが前菜を食べている間に鍋にお湯を沸かし順番にメイン料理を温めて盛り付け。
が、朝ビール→昼ビール→夜ビールで手元がおぼつかなく、盛り付けがイマイチだったのが残念。

玉ちゃんの【韓国おせち二段重】はお重の大きさからして圧巻のボリューム。【真鯛の塩焼き】が丸ごと一尾入るおせちはめったにないですよね。

【キムチ】【チャプチェ】【チヂミ】【ナムル】【ジョン】などは、いつも食べている玉ちゃんお惣菜のお正月豪華バージョン。ボリューム満点&玉ちゃんのやさしさが伝わるおせちでした。

2023年2月に富士見通りにオープンした『一帆風順』鈴木さんの【本格中華おせち】は今回初登場。
お重は小清水くんや玉ちゃんと同じ立川『池田屋紙器』さんのものですが、紙製なのに重厚感強し。
そして、小清水くんと同じくこちらもお重に入りきらなかった【自家製XO醤】が別添えになってしまいました~!作り手のみなさん張り切りすぎ。

前菜的メニュー中心の一段重でしたが、評判が評判を呼んですでに予約の取れない(?)人気店の鈴木さんの確かな腕が光る本格中華の数々。来年は三段重を食べたいなあ。
おせちについていた【海鮮XO醤】と大晦日にいただいた【きのこのXO醤】の瓶詰めの残りは大切に持ち帰って、残りのお正月休みのお楽しみにさせていただきます。
口福に満たされた元旦ではじまった2024年。あと5日間英気を養って、1月8日(月)からはまた元気に営業します。
今年もよろしくお願いします。

2023年終了

あひるの家一年納めの大晦日。
ご予約いただいた【フレンチおせち】【韓国おせち】【本格中華おせち】【【新春を祝う甘味重】をお渡しして、「良いお年を~」とご挨拶をして本年終了となります。
「あれ、お餅もいっしょに頼んだわよね」「宅急便屋さんが来なくて家を空けられないので、あひるさんに6時まで行けるかどうか……」などなど、どんな年でも予期せぬ色んなことがありますが、こうしてご来店・配達全てのお客さんに「今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。良いお年を」と挨拶して12月31日を終えられると、「また来年の大晦日もこうやって言えるようにがんばるぞ」と思います。
2024年も変わらぬ5人の顔ぶれですが、一人一人の顔つきは日々変わっていきますので、それがお店にどう影響していくのか楽しみにしていてください。
今年も本当にありがとうございました、来年もあひるの家でのお買い物をお楽しみください。

年末はスタッフ総出でお出迎え

八百屋にとっての年末一週間は一年で一番忙しい一週間。
25日までクリスマスムードだった店内を、ドリフの場面転換のように一晩で正月一色に仕上げます。
26日からお正月用品各種の入荷がスタート。陳列場所を決めて値札を付けて、どう並べれば見栄えが良いかを考えます。
それに合わせて、ご予約いただいたお客さんのご来店もはじまります。「のし餅」「冷蔵品」「冷凍品」を温度帯が違う商品を別々に納めて、お渡しする時には渡し忘れのないように2人がかりでチェックします。
29日には魚屋さん海野くんの【お正月用特撰魚介】の予約品も入荷するので、さらにチェックの目を光らせるので、年末一週間の後半戦はふだんのほほんとしているあひるスタッフも、お客さんの言葉を借りると「殺気立って」います。
なので、12月は26日からの6日間はスタッフ5人が朝から勢揃い。集合時間もふだんより1時間~2時間早く店に来て、予約品の仕切りやふだんはやらない朝礼までして、その日一日をミスのないように最善の準備をします。
「お客さんのお正月にケチをつけたくない」が年末の合い言葉です。
そして、帽子を(かぶっている人は)とって「今年もありがとうございました。良いお年を~」と挨拶できるのが年末の醍醐味。これがあるから、体力的には限界ギリギリなのですが、年末は楽しいのです。
31日は小清水くんの【フレンチおせち】玉ちゃんの【韓国おせち】鈴木さんの【中華おせち】由井くんの【甘味重】のお渡しがあるので、明日もあひるはスタッフ5人でお客さんをお出迎えします(わたしは午後から配達出ずっぱりですが)。おせちを頼んでいない方も、お買い物がない方も、2023年最後にあひるスタッフに会いに来ませんか。「良いお年を」の合唱をサービスしますよ。

※写真はお隣ワイルドローズのお姉さんの誕生日祝いにケーキにローソク立ててハッピーバースデー歌いながら乗りこんだ時に撮られた集合写真です。

年末恒例スタッフご挨拶Part5

私は月4回配達業務にあたっている。車に乗る事が大好きなので調子に乗らないように「安全運転第一」を心がけて遂行している。
現代はスマホという大変有難い機器があるので、カーナビアプリをダウンロードすれば、方向音痴の私でもお客さんの家まで優しいお姉さんが連れて行ってくれる。
配達を出る時間は16時。ちょうど児童の下校時間と重なる。「あひるだー」と気づいてくれるお客さんの子たちは、何かいいものを見つけたとばかりの得意顔。手を振りかえし繋がる思いに嬉しくなる。
信号待ちをしていると後部からのクラクション。え?まだ赤信号なんだけど?とバックミラーを覗き込むと、くしゃくしゃにした顔で笑うのんの(実姉)。皆さんお手柔らかに〜と思うものであります笑。
あひるに勤めて10数年。多くの方々へあひるの商品をお届けしてきました。
ある時は、到着を心待ちにして家の前の公園で遊んで待っていてくれる子。跳ねる姿にこちらまで心踊る瞬間。ある時は「あひるさんへ いつも配達ごくろうさまです。感謝しています」との置き手紙。重たかった荷も軽くなる瞬間を味わう。
ある時は件数が多くて19時過ぎの到着になってしまい、叱られるの承知で家のチャイムを鳴らすと「あ〜良かった何もなくて。今お店に電話しようと思っていたのよ」という身に染み入る言葉にうるっときたり。帰りの道が温かい気持ちになる。
「ありがとう」の好循環を感じる師走。今年もたくさんの「ありがとう」を味合わせて頂きました。感謝しております。
どうぞ新しい年が皆様にとって良き年となりますようお祈りしております。

りか

年末恒例スタッフご挨拶Part4

今年からお弁当作りが再開(幼稚園以来)、毎日何を作ろうかと楽しみにしている。
私も同じものをお弁当箱に詰めて、あえてレンジで温めずに子供と同じように冷めた状態で食べてみていたが、冷めたごはんはちょっと美味しさが半減してしまい残念だった
そこで、保温弁当箱を購入してほかほかのご飯とお味噌汁、おかずを子供に持たせたらとっても喜んでくれた。
多少バッグが重たくなっても、やっぱり温かいお弁当が嬉しかったらしい。
それ以来、保温系にはまりスープジャーもサイズ違いを幾つか買い足し、おでんやラーメン、シチュー、スープ、カレー等々とにかく具沢山で温かい熱々メニューを作って楽しんでいる。
スープジャーは保冷系もイケるそうで、子供リクエストのアサイーボウルもなかなかありだった。
暑い季節になったら冷たい麺やデザートも良さそうで、今から何を作ろうかと密かにワクワクしている。
私自身は夏から味覚嗅覚障害に悩まされやっと70%位まで回復してきたので、美味しく食べられるってなんて幸せなんだろうと改めて思い知らされた1年だった。
今年もあひるの家をご利用くださり有難うございました。
来年も、安心安全で美味しいものを沢山の方々に喜んでいただける様に頑張って参ります。
皆様、良いお年をお迎えください。

まどか

年末恒例スタッフご挨拶Part3

60年来の友人と5年振りに会った。
茅野・諏訪周辺でそばを食べたり遺跡・美術館などをまわったが、つまるところ「結局はいちばんの目的はおしゃべりだネ」という1泊だった。
若い頃の山歩き、子育て期の豊かな体験、現在のこと、これからのこと、話して話してコテンと眠り、お互いに「元気をもらったネ」であった。
「またね」を無事に迎えることができるよう、体力維持を心掛けよう。

『歳の暮 売り声高く 八百屋かな』
『新春や リュックで買い出し あひるの家』

以上、2句いただきました。
2024もしっかり望みます。

くみ

年末恒例スタッフご挨拶Part2

高校3年生の長男の進学先が決まりました。
「えーーー!?塾にも夏季講習にも行ってないし、必勝ハチマキ巻いて徹夜で勉強している姿も見てないし、こっちも受験生の親として年明けから胃がいたくなるつもりでいたのに……オマエいつがんばってたの?」とびっくりしてきいたところ、いく分食い気味に「1年から(憮然)」と言われまたまたびっくり。
我が家の3兄弟が「だんご3兄弟」なんて呼ばれていたのはいつの頃までだったっけ。保育園~小学生の頃は2才違いの友だちが家にいるようなもので、それこそだんごのようにくっついて騒がしく遊んでいましたが、長男が中学に上がりスマホデビューし、2年後には漫画大好き次男が部活に明け暮れるようになり、三男が追いかけるように中学に上がった時には長男はすでに高校2年生。
川の字で寝ていた3人も2度の引っ越しを経て今やりっぱな一人部屋の主。3つのドアが並ぶ2階の踊り場で3人が踊るなんてことはもうなく、そういえば家の中で3人で話しをしている姿も今の家に引っ越してきてからは見てないような。
部屋の中で何をしているのか、家の外ではどんな顔をしているのか、明日は何時に帰ってくるのか、今日の晩飯はうまかったのか。昔は聞かずともわかっていたことが、最近は聞いても教えてくれないし。
食い気味に答えた長男の一言に、この3年間親には見せなかった(少なくとも父親には)息子の成長を垣間見、そのあとに続く次男三男もオレに一言も相談せずに成長していくんだろうなぁと、嬉しさと寂しさの入り交じった2023年の年の瀬でした。
長男くん、年が明けたらきみも成人、ウマイ蕎麦屋も中華屋もオヤジは知っているから、2人で一杯やろうか。えっ、18才は成人だけどオサケはハタチからなの!?先に言ってよ~!

あかし