スタッフご挨拶も終わり、【みんなのおせち2016】も予約されたお客さん全員の手に渡り、正月休み中に賞味期限が切れそうな物は大幅値下げし売り切り、大晦日に来店してくれたお客さんに「今年もありがとうございました。良いお年を」のご挨拶をし、スタッフ同士で互いの疲れを労り、店のシャッターに「正月休みのお知らせ」を貼り、元旦の朝のビールを飲みながらの雑煮の材料を買い、本ブログに最後の文章を打ち込み、2015年終了です。
疲れ切ってヘロヘロなので、この一文にすべて書き記しました。
2016年は1月6日(水)からの営業です。かわらぬご愛顧よろしくお願いします。
Monthly Archives: 12月 2015
「今年も一年間ありがとうございました」スタッフご挨拶Part3
出会いは一瞬 出会えば一生
11月下旬に催した福島イベントに来ていただいた若き有機農家が最後に述べた言葉が、「出会いは一瞬。だけど、出会えば一生のおつき合いになれる」でした。
これまで5年、28才の青年が紡ぎ出した言葉は感動的でした。
少し前に観たTV番組で、「2030年、地方自治体の49%が消滅する」という調査報告がされていました。
元々、人口や経済活動が集中する都市にはコミュニティーは存在しないので、「消滅」によって日本のおおかたのコミュニティーが消滅することになる訳です。
ところが、強制的(震災、原発事故)に消滅させられた福島では、青年たちが現在~未来に向けて、「希望」を育んでいます。
今年何度か福島を訪れ、何人かの人と出会い、そして励むことを学んだと思います。学んだことを仕事に生かしていきたいと思います。
あひるの家は38年目を迎えます。
あひるの家がつづけてこられた原動力は、今もかつても「販売を通じて、その向う側に行きたい」という気持ちなのではないかと思っています。
「向う側」というのは、育みあうコミュニティーであり、育むのは「希望」だと思うのです。
今年もオシマイになります。ありがとうございました。
新しい年は、皆さんと一層出会えるあひるの家でありたいと思います。 (狩野)
30日(水)31日(木)の配達
「今年も一年間ありがとうございました」スタッフご挨拶Part2
10年一昔と言いますが、あひるに入って12年、干支で言うと一回りしたことになります。
申
「有機」の「ゆ」の字も知らなかった1年目。ちょうど今の誰かさんのようにペーパードライバーで、パソコンを立ち上げたこともなかった29才。宅配「とびだせあひる便」を始めるにあたってパソコン初心者講習を受け、配達に出れば車をヘコませ、パンクさせ。光風林による改装も手伝ったり、毎日飽きることなく暮らしていました。
酉
現在の妻と結婚(りかちゃんママですね)。暑い日も寒い日も、毎朝30分かけての八王子からの原チャリ通勤。その間パンク1回、交通切符2枚、配達時にも1枚。それでも、帰って飲むビールはうまかった。魚屋さん海野くんの「日曜日は魚の日」始まる。
戌
長男誕生を機に、我が家の食材をすべてあひるの商品に切り換える。子育てにも協力的なイクメン(自分で言っちゃう)だったあの頃、思えば離乳食よく作っていたな~。日頃の行いも良く、大晦日のおせち配達途中から大雪。
亥
次男誕生。あひる4年目、仕事量も増えてきて、家事育児がだんだん疎かに。そのぶん、この頃から始まった販売イベントでは、賄いづくりに励みました(今に続く)。
子
八王子→国立富士見台へ引っ越し。長男2才、次男1才、新しい家ではしゃいでいたら、2階のお宅から苦情(あえて1階を選んで引っ越したのに!)。引っ越しを機に、最初の1杯が帰宅後→店のシャッターを閉めたら、に変わる(今に続く)。たいやきやゆいの店頭たい焼き始まる。
丑
3回目の年男&三男誕生。それを機に(?)、店の発注業務を母から引き継ぐ。仕事が終わらず、かといって持ち帰りは絶対に(!)イヤなので、残業が多くなる(ビールを飲みながら。今に…)。
寅
里夏ママあひるに参戦。3子2園の登園生活。朝は自転車2台で併走、お迎えは今日は母親、明日は保育園に配達に行ってそのまま父親が、明後日はジジとババが… キョウハダレガドッチニイクンダッケ?人気のパン屋さん『コステロトーン』閉店。
卯
17年間あひるで働いていた長坂さんが12月31日をもって退職。12月も後半になると、配達に行く先々でお酒をいただいていました。大晦日、握手で見送った長坂さんの両手には大量の酒瓶と【みんなのおせち】が。後ろ姿がフラフラでした。
辰
国立→国分寺内藤に引っ越し。あひるも保育園も近くなったので、朝は余裕をもって出勤。賄いづくりにも精が出ます。
巳
「やっぱり休みは大事」と、この年から夏休みをとることにしたあひるの家。今では恒例となった3家族合同の民族大移動旅行で向かった秋川で、次男が溺れそうになる。以来水恐怖症気味だった次男も、今ではスイミングでスーイスイ。元水泳部部長だった父としても、嬉しいやら頼もしいやら。里夏ママの「火曜日はおむすびの日」はじまる。
午
6月、三男が緊急入院。父母、ジジババ、伯母が交代で泊まりこみの3週間。体力的にも精神的にもクタクタだった大人、不安定な長男次男のことを知ってか知らずか、本人は入院生活を楽しんだ様子。「またお泊りして自分のベッドで寝たいな」、イヤイヤ!もうカンベン!
未
早いもので、我が家のダンゴ3兄妹も、来年4月になれば3人とも小学生。10年一昔、12年一回り、本人にとってはあまり変わっていない10数年のつもりが、あひるも我が家も日々変わり続けています。あと一回りくらいは、このノリのまま続けていけるかな。
2016年申年も、あひるの家をスタッフ共々よろしくお願いします。
(あかし)
師走になるとニュースで耳にする今年の漢字(2015年は「安」でしたね)。私の今年を振り返ってイメージする一文字は「知」です。
①父と母のすごさを知る
約40年前に創業し、一からあひるの家を築いてきた2人。知識豊富でなんでもござれ。70才目前にして、バイタリティ溢れる2人。
家事と育児と仕事の両立の大変さ、忙しさを感じた9ヶ月。1日30時間あればいいのにな~とボヤく私ですが、父も母もこうして(いや、もっとハードだったハズ)3人の子供を育ててくれたんだ!と、感謝の気持ちをこれまで以上にもちました。そして、いつも励まされます。
②車の運転の大変さを知る
ペーパードライバー歴15年だった私が、あひる入社を機に少しずつ運転する様になりました。
これまで助手席で、ポリポリ、ペチャクチャ、スヤスヤしていた自分… 運転するって、あっち見てこっち見て、ギヤチェンジに注意したり(マニュアル車なので)、やる事いっぱい!!こんなに大変だったのねーと、身をもってやっと知りました。
まだまだ初心者の私は、毎度緊張感Maxです。
③あひるの家のお客様の温かさを知る
商品が沢山あってなかなか覚えられない!レジ操作でもたつく!口ベタで上手くしゃべれない。父・母・兄・里夏ちゃんから教わりながら、日々勉強中。商品のことなどお客様との会話には、耳をダンボにして聞いています。
そんなおぼつかない新人スタッフの私を温かく見守ってくださり、ありがとうございました。
あひるの家のお客様は、不思議なほど素敵な方々ばかりです。良いお店には良いお客が集まるって聞いたことはあるけれど、コレ本当なのだ!!
来年も知ること、学ぶことの多い1年になりますが、そこで得たことを身にして、ゆっくりペースですが熟していける様にしたいと思います。
皆様、良いお年をお迎えください。2016年もあひるの家をどうぞよろしくお願い致します。
(円)
「今年も一年間ありがとうございました」スタッフご挨拶Part1
大学通りのイルミネーションが、クリスマスだよ、お正月だよと呼びかけますが、南寄りのイチョウ数本はまだまだ黄葉ががんばっています。日を追うごとに足もとの葉がふえてきてはいるものの、あと1週間で年が明けるこの時期のこの光景は初めてかもしれません。来年も再来年も、もしかしたら同じ光景なのかもしれません。
なかなか冬になれない12月。
そのせいでしょうか、私も年末モードへの切りかえスイッチが入りませんでした。「その気」が出てこないままの数日は、のんびりと居心地もよかったのですが、なんとか虫がささやき始めました。(アブナイアブナイ、コンナトキハキットぽかスルノダカラ。オモイダシナサイ、アノトキヲ。)耳の奥に聞こえるささやき。
思い当たることは、いくつもある。そうです、「その気」なんて待ってちゃいけないんです。なんせ12月なのですから。
ゆったりしているようにみせて、12月の時間はサァーと流れて消えていくんですから…ね。アブナイアブナイの声がきこえてきてよかった。
結局、例年より少し早めにコトを進めることができました。生産者の方々への支払い、納税、年末調整の計算等々。例年は追われるように片付けていたことを、1週間は早く済ませることができたかな。
よかったよかった、気分がいい。ささやき虫に感謝。
26日からの年末商戦にも、これでしっかりのぞめます。お待ちしています、みなさん。
そして、明年もお待ちしておりますので、よろしくご来店くださいませ。よいお年を!
(くみ)
1年の間で日照時間が最も短いと言われている「冬至」が過ぎ、いよいよ今年も残り僅かとなりました。
冬至の日、我が家では小豆南瓜を食べてお風呂にプカプカと柚子を浮かべ心も体も温まりました。
日照時間が短くなると我が家で頭を悩ませる事、それは洗濯物が乾かないこと。そんな時には100円玉を2枚持ってコインランドリーへ走ります。
先日、玄太(6才)と一緒に大量の洗濯物を持ってコインランドリーへ行きました。
毎回パパにくっついて手伝いをしている玄太は不慣れな私にテキパキと指示をだし得意げな顔をして「ママ、今から15分待つからその間にお団子を食べに行こう」と誘われ磯部海苔巻を買わされる羽目に。
車通りのある道路に面したダンゴ屋さんのベンチで2人並んで「太郎と蒼太にはこのことは内緒にしておこうね」とか「ここのお団子、やっぱりおいしいね。このお餅のびるんだね」とか言いながら待ち時間を退屈せずに過ごすことが出来ました。
翌日、小学校から帰って来た蒼太(2年生)の顔つきが曇模様。そして私の顔を見上げボソリと「昨日、げんたとお団子食べたでしょう。」と。(ん???なんで知ってるの?)
「今日ね先生から、昨日そうたくんお母さんと一緒にお団子食べてたでしょうって言われたんだよ」と。。。。。
せんせ~~~~~い、蒼太と玄太、母親の私でも間違えちゃうくらい顔そっくりだけど、間違えないでほしかったで~~~~す^^:
来年も引き続き、ニコニコクッキングお楽しみにしていてください。良いお年を~!!
(里夏)
【みんなのおせち】久保田商店・佐藤さんの「サプライズ!」
「サプライズ!」ですので、予約締切が終った今でも「秘密」ですが、みんなのおせちフェイスブックページにヒントが!
久保田商店・佐藤さん自らが、「蓮根をすりおろして作ったサプライズ!」のヒントを公開しています。
さてさて、この後どこまで明かすのか。続きは(あるのか?)フェイスブックページで。
2015年最後の「日曜日は魚の日」
土曜日の店先から
昨日までの「ちょっとだけクリスマスムード」から一転、本日26日(土)より「お正月モード」となったあひるの店先。
のし餅・鏡餅・栗きんとん・伊達巻・紅白かまぼこ・黒豆などなど、年末30日(水)まで入荷します
【みんなのおせち2016】は本日をもって最終締切となりました。今年もたくさんのご注文をいただき、ありがとうございました。
あとは作り手5人に委ね、31日午後みなさんにお届けします。
たいやきやゆいの店頭たいやき焼きも、本日で仕事納め。食べ納めしときました。
由井くん、あとは【みんなのおせち】の仕込みに入ります。よろしくお願いしますよ。
毎年毎年ありがとうございます。
青森新農研の奈良岡青年から、今年もまた【めごっこ米】が届きました。ご丁寧に原稿用紙(何年振りかに見た)に自筆の手紙付き。
本ブログも見てくれているという奈良岡青年。来年も良い年でありますように。
【みんなのおせち】もう一つのコラボ!
今回初参加のかねやま水産奥居さん。
目利きの海野くんの魚を使って作る2品は、【鮭と白身魚の紅白蒲鉾】と【真鯛の南蛮漬け】。
蒲鉾屋さんの作るムッチリした蒲鉾とはひと味違う、ふんわりとして魚の味を楽しめる「魚屋さんの作る」蒲鉾は、鮭と白身魚でめでたい紅白に。
活け締めにした天然真鯛の南蛮漬けも、色とりどりの野菜と共に色鮮やかに。
2品とも、目利きの魚屋海野くんの魚を使い、料理人歴37年の奥居さんが腕を揮ってこそ出来る逸品。
「コラボ!」とは銘うっていませんが、【みんなのおせち2016】ここにも作り手同士の合作があります。
ギリギリの投稿になってしまいしたが、【みんなのおせち】は明日26日(土)最終締切、まだ間に合います!